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野鳥に出会えてしあわせ気分

家の近くでカワセミを見かけて始めたバードウォッチング。これまで出会えた野鳥たちの記録です。

頭上を舞うのは

2006-01-16 20:05:56 | 水辺の鳥
前回記事のハイイロチュウヒを見に新年早々隣県に行っていた時のことです。

早朝の朝靄にまだ包まれている時、「コォーコォー」の声がした方を見てみると、何と白鳥(コハクチョウ)が飛んできました。あわててカメラを準備して連写しましたが、カメラの設定は前回使用のまま。
露出も何もあったものではありません。



頭の上で舞う白鳥の群れに夢中でシャッターを切りながら、一瞬、自分がどこにいるのかわからなくなりました。
だって、ここは白鳥がとぶはずもない隣県の農耕地なのです。



白鳥群は一旦この農耕地に降りようとしたのですが、ここは大半が乾いた野菜畑なんですね。大根・白菜はいっぱいありますけど。それを確認?して気が変わったのか、また舞い上がると北西方向に飛んでいってしまいました。

あっけにとられていたので、うっかり数を数えるのを忘れてしまいました。でも、少なくとも20羽はいたのではないのでしょうか。自分の見たことが信じられず、周りに誰かいないか探したのですが、正月のことです。知らせようにもこんな地の果て?には人ひとり見あたりません。いつもは数人いるバーダーもこの日に限って誰も来ていないのです。独り占め?何ともったいないことでしょう。

その後、飛んでいった方向に移動し探してみましたが、土地勘もなく見つけることはできませんでした。

白鳥の南限は、島根・鳥取あたりです。
今年は大寒波のためか、ハクチョウ、コクガン、マガンと言った北の水鳥が関西・四国あたりにも飛来しているようです。
12日付け毎日新聞には、愛媛県西条市に約30羽の群れがやって来たと掲載されていました。わたしが見たのはひょっとしたらこの群れだったのかも知れません。(←自分でそう思っているだけです)

正真正銘の・・

2005-12-26 20:18:08 | 水辺の鳥
翌日、再びカリガネ探しです。
今度は現地到着後まもなく、見つかりました(というか見つけてもらいました)。

この群の中にいます。






なるほど!はっきりとしたアイリングがあります。


もっとよく観察したかったのですが、



そんなぁ・・・。。飛んでしまいました。残念!
(多分、右から二羽目のコと思います)

でも、何とか会えてよかったよかった♪





○○ガネ

2005-12-26 00:50:57 | 水辺の鳥
マガンの群れに圧倒され、夢中でシャッターを切っていましたが、
ひとしきり撮した後、われにかえりました。
「そうだ、カリガネを探さなくては!」

マガンを一羽一羽チェックしていきます。
すると、




おでこの白い部分が上まで広がっていて一回り小さいコを見つけました。



やっぱり小さいように思います。



でも、かんじんの黄色いアイリングがはっきりしません。
一旦このコが気になると他に目がいかないわたしです。
つい、このコばかり見続けてしまいます。

結局アイリングが理由で、同行者達からこのコはカリガネ却下となりました。
白い部分の広がり方、からだの大きさは個体差だそうです。

別の個体を見ていた人は、めでたく見ることができていました(涙)。

マガン

2005-12-23 20:47:09 | 水辺の鳥





優雅です。

マガンに会うのは初めてではないのですが、
こんなに美しい鳥はいない・・・と思いました。
2000羽以上のマガンをつつみこめる広大な自然のせいもあるのでしょうか。


ズグロカモメ

2005-12-18 20:13:12 | 水辺の鳥
名前は頭黒とつきますが、ただいま冬羽なので頭も白いです。
ユリカモメとよく似ていますが、嘴が黒くてふと短いです。



下のユリカモメと見比べて下さい。



ズグロカモメの鳴き声は、「キューキュー」と、とてもかわいいのです。
私の大好きなカモメです。

数が世界的にもあまり多くなく、貴重な種らしいです。
ユリカモメは水の上に群れでぷかぷか浮いて休息しているところをよく見かけますが、
ズグロカモメはずっと飛びまわっていることが多く、餌を採るため以外に着水しているところをあまり見かけません。



もう一羽、他のカモメ(セグロカモメ)の群れからはなれ、下に降りているところを発見。

               2005年12月

オオセグロカモメ

2005-12-16 20:40:11 | 水辺の鳥
「オオ」と名前についていますが、セグロカモメとそれほど大きさは変わりません。
上面の色が、セグロに比べて濃い灰黒色です。



               2005年12月

すごい顔ですよね。迫力あります。
そのせいかどうかわかりませんが、写真はこの一枚だけでした。

セグロとの上面の違い・・・光線の具合によって難しいということをこの前知りました。
いつもと違う場所で見ていたら同じセグロカモメでも、光の当たる角度によってセグロとオオセグロの違いほど変わって見えるのです。

見慣れている人は、斑の入り方や顔つきでわかると言います。
でも、個体差もあるし結構難しいのです。

       

セグロカモメ

2005-12-15 19:37:18 | 水辺の鳥


普通に見られる大型カモメには、セグロカモメとオオセグロカモメがいます。
どちらも足がピンクで、黄色い嘴に赤斑が見られます。
違いは?というと、、、

わかりやすいのは上面の色の濃さで、セグロカモメの方が薄い青灰色です。
ユリカモメに近い色がセグロ、ウミネコに近いのがオオセグロと覚えるとわかりやすいです。





上面が見えないと、飛んでいる場合は見極めがとても難しくて、ただいま修行中です。

ちなみに一枚目左端がユリカモメ、ぺたんと座り込んでいるのやら顔をうずめて休息している黄色い足の子はウミネコです。

               2005年12月

カモメ

2005-12-13 20:52:51 | 水辺の鳥
タカ科の中に「タカ」、サギ科の中に「サギ」、カモ科の中に「カモ」という鳥はいませんが、
カモメ科の中には「カモメ」という鳥がいるんですよね。

仲間内では、つい、「ただカモメ」なんて呼んじゃったりします。

失礼な言い方と思われるかも知れませんが、「カモメ」だと、セグロとかオオセグロ、ウミネコを思いうかべる方も多いので
「ただカモメ」って言う方が的確にこの「カモメ」と言う鳥が伝わるのです。



先のウミネコと形や大きさがよく似ています。嘴に少し黒い部分があるのでウミネコに混じっているとわかりにくいです。

一番わかりやすいのは尾羽です。
ウミネコには黒帯がありますが、カモメは真っ白です。
顔立ちも性悪顔のウミネコに比べて気品が感じられます。

下の写真からカモメはどの子でしょう?(2羽います)探して見て下さいね。



ちょっと簡単すぎました?

            2枚とも2005年12月

ウミネコ

2005-12-12 19:48:53 | 水辺の鳥
港などに群れとなって集まっています。
鳴き声は名前の通りネコのような声です。






          成鳥冬羽   2005年12月

嘴の先に赤と黒、尾羽に黒帯、足は黄色です。

ネコは好きで我が家にもいますが、
このウミネコはちょっと性悪顔にみえてしまします。(ウミネコににらまれそうです・・・)
カモメ類もじっと見ていると顔にも特徴がありますね。

カモメたち

2005-12-08 20:10:25 | 水辺の鳥


まわりが海という環境なので、カモメたちも身近にいます。
普通種が主ですが、どれもよく似ているし、いっぱいいるのでついついざっと見てしまいがち。
この冬、もう少しわかるようになりたいですね。

               ユリカモメ 2005年12月