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野鳥に出会えてしあわせ気分

家の近くでカワセミを見かけて始めたバードウォッチング。これまで出会えた野鳥たちの記録です。

眠りと目覚め

2007-07-18 22:14:24 | 小さな自然み~つけた
最近の鳥見は午後にスタートし、日が傾きかけた頃に山を下るパターンがしばしば。
さすがに鳥の影は薄いですが、小さな発見でもそれなりにうれしいものです。
帰り道、斜光を受けうかび上がった淡紅色に思わず立ち止まりました。

ネムノキ


ネムノキの小葉は夜になると葉を閉じて眠ります。それについては知っていましたが、
開花は夕方なんですって。
へぇ~、そうなんだ!  

初めて知りました。
眠りと目覚めが同時だなんて不思議です!


珍客

2007-07-17 22:21:00 | 小さな自然み~つけた
ほ乳類続きで、ごく最近のニュースを。

7月8日夜のことです。
開けてあるまどから黒い何かがハタハタハタと部屋に飛び込んできました。

夜にカラスアゲハ?と、とまった先を見たら、なんと、なんと、なんと、なんと!!!

こんなお客様でした。驚いたの何のって。

*写真はかなり小さくしてあります。クリックで少し大きくなります。
なお、画像を見られてショックを受けられてもわたしは責任を持ちません。
平気な方は覚悟の上、ご覧下さい。

               

パニックになりながらも、好奇心が先に立ち、お写真を撮らせていただき帰っていただきました。
(コンパクトデジカメオートで撮ったらストロボ発光してしまいました。ごめんね。。。)


コウモリというのはわかるのですが、何コウモリ?
調べようと思ってもこの写真だけしか撮ってなくてよくわかりません。

もう一度来ないかな?なんて思っていたら、

7月13日の金曜日に本当にやって来ました。

電気をつけたままにしていた部屋に夕食後上がっていったら、
壁にぺたりと貼り付いていました。。。

               

               

目がどこにあるのか、わかりにくいです。
目で物を見ると言うより、発達した耳で音波をキャッチして物の存在を感じとるそうです。

その後また調べてみたのですが、この姿勢ゆえ特徴がいまいちよくわかりません。
でも、アブラコウモリ=別名イエコウモリというのが一番近いように思います。
アブラコウモリは少しの隙間から普通の民家などに住み着くこともあり、
6~7月頃に子育てをするそうです。
市街地でも、街灯に集まる昆虫を食べに来て飛んでいることがあるとか。



珍客と言えば珍客なのですが、一緒に住むのはやっぱりちょっと遠慮いたします。
子どもが生まれて家の中がコウモリ屋敷になるのはご免被ります。。
「もう、来なくていいからね」と、」よく言い聞かせて、また窓からお帰りいただきました。



なのに、
     台風あけの15日、
          ちょっと窓を開けていたすきに、また入ってきました。


しかも、今度はすぐにお帰りいただこうとしたら、これまでのようにすぐ壁に止まらず
ハタハタハタとず~っと頭の上で飛びまわるではありませんか。

わたしは確かに鳥の飛びものを撮影するけどね~~
「キミは撮ってほしいの?」なんて考えていたら事態はとんでもない方向にに・・・・

書棚の上の方に行って動きが止まったなと思ったら、探しても見当たらず、書棚と壁のわずかな隙間に入り込んでしまいました。


そんなぁ~~~


そこから後が、大変でした。二つの書棚はそのままでは動かせません。本全部を書棚から放り出し・・・書棚を少しずつずらして・・・「何で夜中にこんな力仕事をせんとあかんねん!!」と汗まみれで悪態をつきながらやっとコウモリくんを追い出し・・・

ついでに一枚撮影
               

よ~くみると、歯をムキ出して怒っているのがわかります。(画像クリック)

またもや「もう来ないように」と、言い聞かせてお帰り願いました。

それ以来窓はきちんと閉めるように心がけています。

目が・

2007-07-15 21:39:52 | 小さな自然み~つけた
台風4号はわたしが住んでいる地域の南側を通過しましたので、平地では、幸い土砂崩れ多発の難はのがれました。
でも山の方はどうなんでしょう。また様子を見に行かねばなりません。
毎年台風通過コースになる地域なので、暴風にはある程度覚悟はできていますが、やはり恐いのは雨の方です。
台風はその後、関東沖を通過しましたがそちらの方の被害も心配です。

今日の写真は山に住むほ乳類、テン(ホンドテン)。
野鳥を見ていると林道で時々見かけますが、大体は双眼鏡で観察する間もなく走り去ってしまいます。
だからいつも肉眼でちらっと見ているだけだったのですが、今回運良く撮影することができました。
でもね。。わたしが図鑑や本で見ていたイメージとちがうような・・・
こんなに鼻面が長かったでしょうか。もっと鼻がちんまりとしてかわいかったような・・・





顔の輪郭がタヌキやキツネに似たとがり鼻なので、違う動物かと調べてみましたが、やはりテンのようです。

かわいいというより、何か野生動物のするどさ・したたかさというのを感じます。

ちなみに、何を食べているかというと、積もった腐葉土の中にいる長~い生き物。
そう、巨大○○ズです。この写真ではよくわかりませんので安心してご覧下さい(笑)

この辺りは、巨大○○ズがたくさんいます。時々地元のおじさん・お兄さんが○○ズ目当てに土掘りしていることも。
なんでも、ウナギ捕りの餌にするそうです。

別の日に会ったテン
やはり鼻が長いですよね。




ピンぼけならびにブレていますが悪しからず~。。

写真撮影してみてわかったことですが、足の爪がとても立派なことに驚きました。(3枚目だけ大きくご覧になれます)
ネコは強力な爪を普段は指の間にしまっていますが、テンの場合はずっと出たままのようです。
こんな強力な爪があるから岩場や急斜面を難なく駆け上がれるのかも知れません。

実はこのテン、オオルリたちにとっては脅威です。それについてはまた後日に書きます。

ウスヒラタケ

2007-07-13 22:35:05 | 小さな自然み~つけた


上のオオルリを撮影していたら、すぐ前の木に生えていました。
毒のあるツキヨタケでないことはわかっていたのですが、帰ってきて図鑑で調べたところウスヒラタケ?と思います。

秋に生え人口栽培もされるヒラタケ(シメジで売られています)の仲間で、図鑑によると美味しく食べられるとありました。
惜しいことをしたかな?でも、キノコで識別にはっきりと自信が持てないものは食べないほうがいいですよね。

昼なお暗く・・・

2007-07-09 22:01:06 | 小さな自然み~つけた
昨日の続きです。
山頂付近にはアカガシの大木が鬱蒼と繁り




どの樹も幹の高いところまで、マメヅタがびっしりと覆い尽くしています。
雨量はそう多くないのに、空中湿度が高いためでしょうか。


地面は厚く落ち葉が積もっています。


何も考えずにコンパクトデジカメでそのまま撮っているので、森の中が明るく写っていますが・・


実際にはこのシカの背部の暗い部分がこの森です。
今にも何か得体の知れないものが現れそうな雰囲気で、現れないにしろ地面にとぐろを巻く長い生き物がいるかと思うと、森に足を踏み入れるにはちょっと勇気がいります。

みどり濃き山の自然

2007-07-08 21:50:17 | 小さな自然み~つけた
ふだん野鳥ばかりを取り上げていますが、今日はわたしがフィールドにしている地元の山の風景を。

尾根筋から南斜面をのぞんで。
南側は、タブ、ユズリハ、ウバメガシなどの常緑照葉樹がびっしりと繁っています。


反対に北側の山の斜面は、落葉広葉樹、杉などの針葉樹がまじった混合樹林が広がっています。


シダの芽吹きもみずみずしくて美しい5月



低山なのでどこにでもあるといえばある風景ですが、地元にとってはとっても大切な自然です。

中でもわたしが一番好きな樹、ヤマボウシ。
      

園芸種のハナミズキととてもよく似ています。白く見えるのは花びらではなく確かガクのようなもの?
6月、しっとりと雨にぬれた姿も美しく、うすく霧が立ちこめた谷にぽつぽつとうかび上がる白い花を見ていると、妙に心が落ち着きます。
秋には赤い実が実り食べられるそうです)
      

白い花ばかりになりますが、この春初めて見つけたフタリシズカ。


シライトソウ
      

簡単カメラで簡単撮影、写真の出来は問わないでくださいねー(汗。。)

林床に咲く

2006-05-08 21:19:26 | 小さな自然み~つけた



カタクリの花  
自然の中に咲くのを見るのは、この時が初めて。




ニリンソウ
ずっと前に上高地徳沢で見たように記憶していますが、それは夏山シーズンの頃で、春に見るのはこれまた初めてのこと。


ずっと以前から春の山で咲く花たちにあこがれをいだきながら、なかなか見ることがかないませんでした。

ちょうどタカを見ている時に、今がその時期であることを教えていただいたので、山の方まで少し足をのばしてみました。

○島の方は、鳥だけでなくお花にも詳しいのですね。驚きました。





ここはツツジでも有名な高原なのですが、この日はまだ時期が早かったらしく所々に咲くぐらいでした。でも、木立の中でひっそりというのもなかなかいいものです。




林床にお花をさがしながら歩き何気なく上を見ると、芽吹き始めた落葉樹の枝先から青空が。

短い時間の散策でしたが、静かに呼吸しているだけで、心が満たされました。

やっぱり山桜

2006-04-18 20:55:38 | 小さな自然み~つけた
夏鳥が来ているかと小雨が降っている中、山のダムへ。

いつもはもうとっくに散っている時期なのに、今年の桜はまだ咲き誇っていました。

木によって葉の色花の色が微妙に違う山桜・・・







雨にぬれた地面は散り始めた花びらで、びっしり・・・



桜の枝先を一羽のオオルリがかすめて飛びました。


山桜と書きながら、ももさんのことを思い出していました。

夏の夜に舞う

2005-07-10 22:33:36 | 小さな自然み~つけた
ここは本当に小さな小川ですが、ゲンジボタルを見ることができると聞き出かけていきました。
すっかり暗くなった頃、せせらぎ付近の木の枝で光り出します。
近所の子の「クリスマスツリーみたいやで」という表現は本当でした。
そのうち蛍の光は、木を離れて流れるように舞い始めました。
これは♂と♀が相手を求めて舞うんだそうですね。

その様子を撮ることに初めてトライしてみました。
どれぐらい露光をかけたらいいか全くわからず、30分ばかり開放にしていたでしょうか。
実際には蛍は30匹ぐらいでしたが、長時間露光の結果、こんな風にたくさんの軌跡になっています。
不思議なのは夜間なのに右上に空が写りこんでいること。
カメラだからなせる技ですね。

ヤマザクラ

2005-05-01 15:46:37 | 小さな自然み~つけた
この春のヤマザクラです。ソメイヨシノもいいですが、山一面に咲くヤマザクラが好きです。
今まさに満開のもの、はらはらと散りゆくもの、みずみずしい葉桜など、微妙な色の連続に見とれてしまいます。
この日は、鳥見目的に山に出かけましたが、林道工事のため入ることができませんでした。
でも山の斜面一面に咲くヤマザクラに大満足!
「これを撮るべし!」と、カメラを出したものの、野鳥撮影用の超望遠レンズしか持ってきてな~い・・・
「ま、いいか!」と気をとりなおして撮影した一枚です。