S.A.M. Sound Tool Report

楽器・機材についてのレポート

4つのLFOとエンベローブで自在に変調出来るシンセ~polyIblit~

2009年03月22日 07時46分59秒 | VSTi
 Andreas ErssonのpolyIblitは独立した3つのオシレータと2つのフィルター、パンも設定出来る2つのDCA、ノイズを搭載した2つのミキサー、多くの波形を持つ4つのLFO、ADSRタイプの4つのエンベローブと言った豊富なモジュールを搭載するVSTインストゥルメントです。
 この最大32音ポリのpolyIblitの特徴は、まるでモジュラー・シンセのパッチングの様な自由度の高い各モジュール対してのモジュレーション・アサインだと言えます。大袈裟に言うと殆どのパラメーターがLFOとエンベローブ、ホイールなどによるモジュレーション(変調)が可能な感じです。あまりに自由度があり過ぎて使いこなすには時間がかかりそうですが、信号の流れと音の変化が理解できると楽しそうなシンセです。
 モジュレーション系が充実している為か、エフェクト関係は搭載されていないのと数値で指定するパラメーター(transposeなど)がパソコンの数字キーからしか入力出来ないのは少々残念ですが、その辺を割り引いても十分魅力あるVSTインストゥルメントです。

FREE ★フリーVST ★製造・公開 Andreas Ersson
HP : http://www.bostreammail.net/ers/vstplugins.html

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