Native InstrumentsのFM7は、1983年に登場し、一世を風靡したヤマハDX7のエミュレーションVSTインストルメントです。オリジナルのDX7では、発信器にあたる6つのオペレータの組み合わせパターンであるアルゴリズムがプリセット方式で32種類だったのに対し、FM7では8オペレーターとなり、自由に組合わせる事が出来ます。また各パラメータのエディットもDX7の様に小さな液晶パネルではなく、パラメータやカテゴリー別に切り替えられるエディット画面で出来るので、音作りもかなりやり易くなっています。さらにDX7以降のDXシリーズ(DX7Ⅱ、DX11、TX81Z、DX100、DX200などなど)とのパッチパラメータの互換性もあり、データを読み込んで再現できるそうです。
実売で45000円前後と、安い方ではありませんが、FM音源としての完成度、使い勝手の良さから考えれば納得のいく値段です。
実売で45000円前後と、安い方ではありませんが、FM音源としての完成度、使い勝手の良さから考えれば納得のいく値段です。