大相撲

大相撲についての想い

相撲取りブルース

2006-08-05 23:31:49 | Weblog
8月号「相撲」誌の琴剣の「ほのぼの部屋」で、名曲「相撲取りブルース」が取り上げられていた。

触発されて、すぐ大至さんのCDをかけて聴いてしまった。
♪故郷を出るときゃ横綱と大きな夢を抱いてきた♪
♪朝も早からおこされて掃除洗濯ちゃんこ番やっとちゃんこにありつけば中身は空っぽお汁だけ♪
♪序ノ口序二段三段目やっと十両に上がったらかわいいあの娘はひとの妻いとしの母さん墓の下♪
♪空にはいっぱい光る星 取れそうで取れない身のつらさ やっとつかんだ白い星 何とも言えない嬉しさよ 何とも言えない嬉しさよ♪

琴剣さんも初めて聴いた時、号泣してしまったという。

これが力士の原点か。

これを突破してきた力士こそが偉くなっているとすれば、あらゆる外国人力士はみなこの歌の想いが共感できるはず。あるいは、言葉が通じない分もっとつらかっただろう。

露鵬問題で攘夷論者は外国人力士は基本がなってないと、火で油を注ぐように攻撃するだろう。でも、日本人力士と同じように、外国人力士は夜空を見上げてつらさに耐えながら上がって来たことを忘れないでほしい。ヘンな形で外国人力士だけに原因を帰着させるようなことにならないでほしい。

横審の人も、外国人が問題を起こした時だけ、問題提起するのはやめてほしい。平成の大横綱と言われるような日本人の人でも、もっとへんてこりんな行動をしているのだから、大雑把すぎる議論はやめてほしい。

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2 コメント

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外国人力士 (kimuhaji)
2006-08-06 09:53:35
はもっと辛いものもあるのでしょうね。外国人力士版相撲ブルースができそうな気がします。



>露鵬問題で攘夷論者は外国人力士は基本がなってないと

>ヘンな形で外国人力士だけに原因を帰着させるようなことにならないでほしい



おっしゃるとおりです。親方の指導方法や協会の体制など見直す事が多いと思います。



伝統の重みをしっかりと認識した上で、現状の変化と照らし合わせ、建設的なの議論が展開されるべきですね。決して感情的だけになるのではなく。



そういえば、某横綱審議委員は平成の大横綱に触れませんね。
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Unknown (sumo-dough)
2006-08-07 08:12:04
外国人版相撲取りブルース、大至さんに提案してみましょうかね。面白そうだ。
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