転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

1.3EX2カードレビュー(その2)&レビューリンク集

2015-04-21 08:50:53 | 雑記(COJ他)
(2014年4月28日:リンク集1つ追加しました(COJの箱庭)。)

(2014年4月22日追記:レビュー完成しました。あとリンク集にもいくつか追加があります。)
(同日追記:少し追記があります。)


ここではトリガー・インターセプトのレビューをしていきます。
ユニットについては次を御覧ください。

1.3EX2カードレビュー(その1)(当ブログ)

◎トリガー

愛犬の採掘
C
あなたのユニットがフィールドに出た時、進化ユニットカード以外のコスト4以上のユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

3点…比較的オーソドックスなユニットサーチ。似たようなサーチカードである《進化の系譜》などがそこまで流行っていないことを考えると、地味な立ち上がりになりそう。

狂犬の採掘
C
あなたのユニットがフィールドに出た時、コスト4以上のユニットカードを2枚ランダムで手札に加える。

4点…可能性を感じる1枚。単純にカードを2枚引ける効果が強く、《追い風》《災厄の火蜂》などの強力な4コス以上のインターセプトもあるので、これを使っての高速回転デッキが生まれる可能性もある。

雪解けの芽生え
C
あなたのターン終了時、あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合、あなたはカードを2枚引く。あなたのCPを+1する。

2点…一部に根強い人気のある「トリガーコントロール」用のカード。ユニットを踏まずに2枚引けるのは便利だが、《人身御供》などとの噛み合わせが悪いのがネック。専用デッキ以外で使うには厳しいと思われる。

精神統一
UC
あなたのユニットが戦闘した時、そのユニットが戦闘中の相手ユニットとBPが同じ場合、あなたのCPを+2する。

1点…《不穏な霧》《アドバンスエネルギー》などを思わせるCP回復カード。発動条件が厳しく、似たような効果を持つ《アドバンスエネルギー》も殆ど使われていないことを考えると、活躍は限定的になりそう。CP回復に対する強力なアンチカードである《死神のランプ》の存在も逆風。

死神のランプ
R
対戦相手の効果によって対戦相手のCPが増加した時、対戦相手のCPを-4する。
あなたのターン開始時、あなたはカードを1枚引く。

5点…《聖女の祈り》《ライブオンステージ》などへのアンチカードだが、2つ目の能力のお陰で腐ることがまず無い。地味に「ハンデス」対策にもなるので、よく見かけるカードとなりそう。

策略の装填
VR
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、あなたはカードを1枚引く。フィールドに出たユニットと同じ種族のユニットがあなたのデッキにいる場合、あなたはそれと同じ種族のユニットカードを1枚引く。

3点…《盗賊の手》《生誕祭》系のドロー効果。アドバンテージ効果が嬉しいのは事実だが、単純なドローか種族サーチとどちらが嬉しいかは状況によるので、選べないことがややネックとなりそう。

(追記:どうやらドローとサーチの両方が発動して2枚引ける様子。)

強欲の代償
SR
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたは2ライフダメージ受ける。カードを2枚引く。

3点…遂に登場したペイライフからの2ドロー。これでライフを削って《一筋の光明》に繋ぐ、という動きが考えられるが、ライフ2以下の時に引くと足を引っ張るのがネック。何とかして処理手段を考えておきたいところ。

◎インターセプト

・無属性

方向性の違い
C
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のフィールドにユニットが3体以上いる場合、対戦相手の全てのユニットの基本BPを-1000する。

4点…イラストの通り《センターポジション》と対をなす効果。似たような効果を持つ《弱肉強食》と比べると1コス3000などを即処理できない反面、2コス以上のユニットにも効くのがポイント。ビート系ではこちらの方が使いやすいかも知れない。

時の圧縮
C
CP1
あなたのユニットがフィールドに出た時、お互いのジョーカーゲージを30%増加させる。

3点…相手がJOKERを吐き出した後にも使えるとのことなので、こちらが2速、相手が6速という状況だとほぼ1コスの《アルカナジェネレーター》として機能する。ミラーで弱いのが難点なので、青にいくつか追加されたJOKERゲージ操作と組み合わて使うのも有効だろう。

レベルアブソーバー
C
CP1
(このインターセプトは5回使用すると捨札にいく)
あなたのターン終了時、ユニットを1体選ぶ。それのレベルを-1する。

2点…《鎮静剤》の調整版というべきカード。タイミングの関係上《白夜刀のカンナ》などとのコンボで使うよりは、青の「レベルコントロール」対策で使う形になるだろうか。CPを消費する上にうまく使い切れないとトリガーを圧迫するので、使いどころが難しい。単純に「レベルコントロール」対策をするなら《整理整頓》を使うことも考えたいところ。

グロウウィルス
UC
CP1
(このインターセプトは5回使用すると捨札にいく)
あなたのターン終了時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それのレベルを+1する。

3点…5回使える《絶妙な挑発》と考えればコストパフォーマンスは優秀。タイミングの関係上能動的に使える訳ではないのがネックだが、《恨みの眼差し》入りの「ハンデス」との相性は良い。

実りの収穫
R
CP1
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、対戦相手のフィールドにユニットが2体以上いる場合、全てのユニットの基本BPを+2000する。

3点…相手ユニットの基本BPを上げる効果は一見デメリットだが、単純に火力耐性を上げられ、《弱肉強食》《弱者の回廊》などの直接除去で優位を作ることも可能。逆に相手に直接除去を多く握られていると墓穴を掘る結果となりかねないので、使えるかどうかは環境次第。

闇取引
VR
CP0
あなたのユニットが戦闘した時、ターン終了時までそれのBPを+3000する。対戦相手はカードを1枚引く。

2点…無色0コスの3000パンプとコストパフォーマンスは優秀だが、相手にカードを与えてしまうのがネック。自分の首を締める結果になりかねないので、使いどころを考えたい。「ハンデス」なら《タナトス》で戦闘する際に使うことでドローを帳消しに出来るので相性は良い。

生命の矢
SR
CP1
対戦相手のユニットがアタックした時、それを破壊する。対戦相手のライフを+1する(ライフは8以上にはならない)。

4点…1コスでユニット破壊を出来、その代償が相手へのライフゲインと、コストパフォーマンスは破格。終盤1ライフを争う状況でもない限り腐りにくく優秀だが、アタックする気のないシステムクリーチャーを処理出来ないことがネック。

・赤属性

アサルトフレイル
C
CP0
あなたの効果によって対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを破壊した時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに5000ダメージを与える。

2点…1.1には手札破壊によってユニットを除去できる《ミスチーフ》というカードがあったが、雰囲気的にはそれに近い。赤には《ラミエル》などの「トリガーが無い時」に発動する効果がいくつかあるので、それらと組み合わせる形となるだろうか。但しトリガー破壊はいずれもそれなりにコストがかかるものが多いので、うまく噛み合わないと事故の原因になる。

強さの代償
C
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。あなたは2ライフダメージを受ける。選んだユニットに4000ダメージを与える。

2点…今回何故か「ペイライフ」系のカードが少し多めに追加されている。放置すれば3点以上ライフを取られる《白夜刀のカンナ》の存在を考えると、それを0コスと2ライフで対処できるのはありがたいといえばありがたい。ただ2点のライフの割には効果が地味すぎるという感は否めない。

メテオスコール
UC
CP3
あなたのユニットがアタックした時、対戦相手の全てのユニットに3000ダメージを与える。

3点…効果そのものは《ブレイブドラゴン》のアタック時能力と同じ。最速2ターン目から放てるのが売りだが、《ブレイブドラゴン》の売りの1つが《ブレイヴシールド》による連打であったことを考えると、CP3は重く感じる。少なくとも《台風の目》よりはまし、といったところ。

熾烈なる進撃
UC
CP2
あなたのユニットがプレイヤーアタックに成功した時、あなたのユニットを1体選ぶ。それの行動権を回復する。あなたは1ライフダメージを受ける。

1点…《フォトンソード》と同じコストで《フォトンソード》よりも発動条件が厳しく、更にペイライフもかかる。元々《フォトンソード》自体評価が高くなかったので、それより性能が悪いとなれば更に活躍の場が限られることだろう。

攪乱戦術
R
CP1
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、それに【防御禁止】(ブロックすることができない)を与える。

4点…《アムネシア》の流れを汲む相手ユニットへの妨害カード。更地にされてブロッカーとして《エンジェルビルダー》などの重いユニットを立てたところで撃たれると即サレンダーもの。逆にこちらが押されている時には腐ってしまうので、前のめりなデッキでの最後のひと押しとして使うのが良さそう。

災厄の火蜂
VR
CP4
あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットからランダムで2体に5000ダメージを与える。

2点…《蠅魔王ベルゼブブ》のCIPだけを取り出した効果。《ベルゼブブ》の強みはアタッカーとしても優秀であることだったので、そのCIPだけを取り出されても正直使いどころに困るというのが問題。CP4なので《狂犬の採掘》で引ける、という点は注目に値する。

・黄属性

天使のいざない
C
CP2
あなたのユニットがアタックした時、あなたの行動済ユニットを1体選ぶ。それの行動権を回復する。

1点…《聖天使ニケ》のアタック時能力を取り出したような1枚だが、CP2はやはり重い。似たような効果を持つ《フォトンソード》が殆ど使われていないことを考えると、これも活躍は限定的になりそう。

ルクス・アーマー
C
CP0
あなたのユニットがブロックした時、ターン終了時まであなたの全てのユニットのBPを+2000する。

2点…《ライトシールド》に続く2枚目の黄属性パンプ。相手の大型ユニットをチャンプしつつこれで残りを底上げし、後続を止める、といった使い方が考えられる。守りを固めてカウンターを狙うデッキで使うのが良いが、守りという面では《聖光による庇護》というライバルの存在が気になるところ。

タルンカッペ
UC
CP1
あなたのユニットがアタックした時、戦闘終了時までそれに「そのユニットのBP以下のユニットにしかブロックされない」を与える。

3点…CP1で回避能力を与えられるのはかなり優秀。《聖光による庇護》に対しても強いが、相打ちは取られるしパンプで潰される危険もあるので、トリガー破壊などで安全確認をしながら使うのが良さそう。

聖光による庇護
UC
CP0
対戦相手のターン開始時、ターン終了時まであなたのユニットのBPを+5000し、対戦相手のライフを+1する(ライフは8以上にはならない)。

3点…《移動要塞》を思わせる相手ターン限定の強化カード。相手の行動をほぼ1ターン遅らせられ、ライフを与えるデメリットも、終盤1ライフを争う状況以外では気にならないので、比較的気軽に使える。

静寂の湖
R
CP2
ユニットがフィールドに出た時、フィールドにユニットが9体以上いる場合、全てのユニットをお互いのプレイヤーの手札に戻す。

4点…CP2で高い盤面解決能力を誇る、奇襲性の高い1枚。使いどころは《大寒波》《ヘヴン・ガイド》などに近いが、発動条件が厳し目な分、能動的に使うことが可能。【固着】が溢れている環境では厳しいが、可能性は感じられる。

冥護の領域
VR
CP0
対戦相手のターン開始時、あなたのユニットを1体選ぶ。それにターン終了時まで【破壊効果耐性】(対戦相手の効果によって破壊されない)を与える。

2点…やや受け身の効果だが、《戦神・毘沙門》《冥王ハデス》などの出現をほぼ1ターン遅らせることが出来る。CP0なので固め打ちもしやすく、「返しまで生き延びれば《ジャッジメント》で勝てる」という状況では無類の強さを誇る。【秩序の盾】【消滅効果耐性】と合わせて「絶対殺されない最強無敵ユニット」を作るロマンを追い求めるのも良いだろう。

・青属性

暗愚の報い
C
CP1
対戦相手のターン開始時、ターン終了時まで対戦相手のユニット全てに【沈黙】を与える。
あなたの捨札にあるカードをランダムで1枚手札に加える。

3点…今までありそうになかった、相手ターン限定で【沈黙】を与えるカード。地味だが捨札回収も付いているので腐りにくいのがポイント。

蘇る黒き翼
C
CP2
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの捨札にあるカードを全てデッキに戻す。

2点…今までありそうになかったデッキ修復カード。効果は面白いがCP2と重めで、アドバンテージを取れるわけではないのがネック。デッキ圧縮の効果も初期化されてしまうので、タイミング次第では墓穴を掘る恐れもあるので注意。

デッドリバイバル
UC
CP3
あなたのユニットが破壊された時、対戦相手に1ライフダメージを与える。

2点…《ガシャドクロ》の能力だけを取り出したような1枚。同じ本体火力である《解呪》に比べると発動条件はゆるいが、CP3はやはり重い。

甘露なる苦汁
UC
CP0
あなたの効果によって対戦相手が手札を捨てた時、あなたのCPを+2する。

2点…《ミスチーフ》の流れを汲む、手札破壊時に撃てるインターセプト。序盤どうしても動きが重めとなりがちな「ハンデス」で、行動回数を増やせるのは地味に重要。《死神のランプ》でカードを引かせない為に、敢えて空打ちすることも必要となるかも知れない。

鏡合わせの祈り
R
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、お互いのフィールドのユニットがそれぞれ4体以下の場合、あなたの捨札にある進化ユニット以外のコスト4以下のユニットをランダムで1体【特殊召喚】する。対戦相手は対戦相手の捨札にある進化ユニット以外コスト2以下のユニットをランダムで【特殊召喚】する。この効果はお互い【特殊召喚】可能な場合に発動する。

4点…可能性を感じさせる1枚。こちらはコスト4以下、相手はコスト2以下なので、多くの場合こちら側が盤面的に有利となる。コスト4の【四聖獣】を揃えたり、相手の《聖女の祈り》を邪魔したり、といった使い方も考えられる。

デスパレート
VR
CP1
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたのデッキからカードを3枚選んで捨てる。あなたはインターセプトカードを1枚引く。

5点…CP1でインターセプトを引くのは一見効率が悪いが、メインとなるのはデッキにあるカードを墓地に置く効果。デッキ圧縮に、捨札利用の為の下地に、と様々な応用があり、これの為だけに青をタッチする構築も出てくるかも知れない。

・緑属性

養分補給
C
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットを1体選ぶ。それの基本BPを-2000する。あなたのユニットを1体選ぶ。それの基本BPを+3000する。

1点…《ナチュラルフルーツ》の流れを汲む基本BP強化カード。役目を終えた1コスドロー要員を養分に強化、という使い方が有効だが、やはり1体しか強化できないのは、除去が強めの今の環境では力不足という印象。

武器破壊
C
CP0
あなたのユニットが戦闘した時、ターン終了時まで戦闘中の相手ユニットのBPを1/2にする。

4点…新たに追加された緑の0コスパンプ。《潜在解放》《サバイバルプログラム》などと比べて発動条件に制約が無く、相手のBPが6000を超えていれば《不可侵防壁》以上の効果を発揮。除去耐性持ちが増え、戦闘以外の手段では解決できない状況が多くなると、こういったパンプは今まで以上に重要となることだろう。

古代生物再生
UC
CP2
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの捨札にあるカードを3枚選ぶ。それらをデッキに戻す。あなたはカードを1枚引く。

2点…《デスパレート》と対をなす効果で、こちらは捨札にあるカードをデッキに戻すことができる。インターセプトの底溜まりの抑制としても有用だが、CP2と重めなのがネック。

桃源郷の果実
UC
CP1
あなたのユニットがフィールドに出た時、それに【秩序の盾】を与える。

1点…ユニットに能力を持たせるインターセプトは《ハンティング・アイ》をはじめどれも殆ど結果を残せていない。元から能力を持ったユニットを採用した方が効果的だというのが理由だが、今回《神域のジャンヌ》という土台として最適な逸材が登場。これと《グラウンド・ヘヴィ》《ラッシュビートル》などを合わせて「あらゆる除去を受け付けない最強無敵ユニット」作りを目指すのも良いだろう。

鎮圧の森
R
CP1
対戦相手のユニットがアタックした時、対戦相手のCPを-2する。

1点…似たような効果を持つ《ゾーントラップ》《破滅のギャンブラー》に比べるとダメージを受ける前に効果が発動するのが売りだが、その分効果も弱め。インターセプトの枠を取り、CP1を支払ってまでする効果かというと流石に首を傾げざるを得ない。

スピリットアックス
VR
CP1
あなたのユニットが戦闘した時、ターン終了時までそれのBPを+[あなたのライフ×1000]する。

2点…《戦友との約束》と対をなす、ライフ参照型のパンプ。《戦友》に比べると緑になった分消費CPは減ったが、序盤ではそのCPを捻出するのに苦労し、終盤ではライフが減っていて費用対効果が落ちている可能性があると、総合的な使い勝手は今ひとつ。正直VRの性能ではないという印象。

――

◎リンク集(カードレビューを行っている記事を紹介します)

2015-04-21 1.3EX2カードれびう
無理のないCOJ
1.3EX2のカードレビューをやってみた。
みるみるの「COJはじめました」
20150420 1.3EX2 カードレビュー
ぶるりのCOJ雑記
1.3ex2 新カードレビュー やってみた
邪道のCOJ type「G」
2015-04-27 1.3EX2カードレビュー
COJの箱庭

ver1.3EX2新カードについて 総評とか感想とかいろいろ
COJとかカードとか
2015年4月21日火曜日 ちょっと知らぬ間に
りれんざの雑記帳
2015-04-20 COJ ver1.3EX2 新カードレビュー 前編 (赤・黄)
2015-04-20 COJ ver1.3EX2 新カードレビュー 後編 (青・緑・無)
ArKitypeのブログ
2015-04-22 Ver1.3EX1エラッタ後第二シーズン 5+カードレビュー
COJ頂上デッキアーカイブ
2015-04-20 Ver1.3_EX2新カードファーストインプレッション (赤・黄)
2015-04-22 Ver1.3_EX2新カードファーストインプレッション (青・緑・無)
COJ山梨支部
2015-04-20 Ver1.3EX2 新カード初見評価1 赤・黄
COJランリプデッキ再現集
おめたづ! 盛り上がっとるかや!?
痔獄・デ・ラ・ロッチャ The 3rd Strike
2015-04-22 【COJ】The Agent【vol.21.4】
aru-a-coj’s diary
新たな力。その時の評価  赤黄編
RUYのCOJ机上の空論っぽいブログ

――

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1.3EX2カードレビュー(その1)

2015-04-21 02:35:57 | 雑記(COJ他)
(2015年4月22日追記:ユニット分のレビュー完成しました。)

ここではユニットカードのレビューを行っていきます。
トリガー・インターセプトについては次を御覧ください。
(他のレビュー記事へのリンクも掲載されています。)

1.3EX2カードレビュー(その2)(当ブログ記事)

◎ユニット

・赤属性

ラッシュビートル
機械 C
CP2 BP3000/4000/5000
【試作型・Vフィールド】このユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットを1体選ぶ。それに【消滅効果耐性】(対戦相手の効果によって消滅しない)を与える。
【サポーター】あなたのターン開始時、あなたのユニットを1体選ぶ。ターン終了時までそれのBPを+1000する。

3点…今回赤には相手の消滅効果を防ぐ【消滅効果耐性】が導入されている。【固着】や【破壊効果耐性】を持つユニットと合わせることで、相手に除去の余地を与えずに押し切る展開を作ることも可能だろう。自身の基本BPが低く、初手で引くと事故の原因になりうるのが難点。

アサルトガール
機械 C
CP2 BP2000/3000/4000
【紅蓮の弾舞】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに1000ダメージを与える。
【威嚇突撃】このユニットがアタックした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それにターン終了時まで【防御禁止】(ブロックすることができない)を与える。

3点…相手の展開が遅れているときだと無類の強さを誇る。逆にこちらが出遅れているときは2コスサーチャーすら止められない低スペックが足を引っ張る。先攻特化の前のめりなデッキで使うのが良さそう。

勇士ダルタニャン
戦士 UC
CP2 BP3000/4000/5000
【アタッカー】このユニットがアタックした時、ターン終了時までこのユニットのBPを+2000する。
【連撃の鎖】このユニットがプレイヤーアタックに成功した時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それにターン終了時まで【防御禁止】(ブロックすることができない)を与える。

2点…赤版《獣忍狼牙》というべきポジション。ただ基本スペックが低く、自身が回避能力を持たないのが難点。【戦士】なので《粛清の聖騎士》で強化して殴りつつ後続の攻撃も通す、といった使い方になるだろうか。

春忍の桃花
忍者 UC
CP1 BP3000/4000/5000
【艶忍の瞬動術】このユニット以外のあなたの【忍者】ユニットがフィールドに出た時、それに【スピードムーブ】を与える。そうした場合、このユニットを破壊する。

4点…単純に1コスの【忍者】である点を評価。場持ちは悪いが【スピードムーブ】が《密偵》による回避能力とも噛み合っていて、「歩くインターセプト」感覚で使う感じになりそう。

流浪の剣士サツキ
侍 R
CP3 BP6000/7000/8000
【神魔封剣】このユニットがフィールドに出た時、あなたの全ての【侍】ユニットに【消滅効果耐性】(対戦相手の効果によって消滅しない)を与える。

4点…「三日天下侍」が幅を利かせている中、何故か追加された【侍】サポートカード。除去を《人身御供》《ライズアンドシャイン》に依存しているデッキには無類の強さを誇るが、ミラーで弱いのが難点。《烈火の侍》と同じポジションになりそう。

ライジングドラゴン
竜 R
CP2 BP3000/4000/5000
【竜族の誇り】このユニット以外のあなたの【竜】か【亜竜】ユニットがフィールドに出るたび、このユニットの基本BPを+2000する。
【竜族の真価】このユニットがフィールドでレベル3にクロックアップした時、あなたのフィールドに【竜】か【亜竜】が4体以上いる場合、対戦相手の全てのユニットに8000ダメージを与える。

1点…【竜】【亜竜】を出せばBPが増えるが、除去耐性も【不屈】も無いため対処されやすく、苦労の割にはリターンが少ない。2つ目の能力も発動条件が厳しすぎ、まず決まることはないだろう。

ネメシス
神 VR
CP3 BP5000/6000/7000
【スピードムーブ】
【闘士/悪魔】このユニットのBPは、あなたのフィールドの【悪魔】ユニット1体につき+1000される。
【神罰の執行人】このユニットがアタックした時、対戦相手のジョーカーゲージを5%減少させる。

4点…同じCP3の【スピードムーブ】持ちである《ターボデビル》との一番の違いは種族。《風紀委員マコ》によるサーチがぶれない、というのはこれを使う十分な理由になる。3つ目の能力も《ワンダフルハンド》《インペリアルクルゼイド》などの2速JOKERが幅を利かせている環境ではかなりの牽制になる。

狂神アレス
進化 悪魔 SR
CP5 BP7000/8000/9000
【狂魔神槍・命滅ノ轍】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットからランダムで2体に【防御禁止】(ブロックすることができない)を与える。
このユニットがアタックした時、あなたのユニットと対戦相手のユニットをそれぞれ1体ずつ選ぶ。それらに5000ダメージを与える。
このユニットがオーバークロックした時、対戦相手に1ライフダメージを与える。

5点…流石SRだけあって【防御禁止】を永続的に付けることが出来る。先攻押し付け能力は絶大だが、アタックを禁止できる訳ではないので、盤面で押されている時には役立たないのが難点。積極的にアタックに行くビート系のデッキで使うのが良さそう。

・黄属性

アークウイング
戦士 C
CP2 BP5000/5000/5000
【黄金騎士の威光】対戦相手のフィールドに行動済ユニットが2体以上いる場合、以下の効果が発動する。
このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のコスト2以下のユニットを1体選ぶ。それを消滅させる。
あなたのターン開始時、あなたの全てのユニットの基本BPを+1000する。

2点…1.3で鳴かず飛ばずだった「行動済ユニットが2体以上いる場合」能力が復活。効果そのものは便利といえば便利なのだが、そもそも条件を満たすのが難しいという問題が。

ロイヤルソルジャー
戦士 C
CP4 BP6000/7000/8000
【不屈の騎士道精神】あなたの【戦士】ユニットに【不屈】を与える。

2点…激しく今更感のある【戦士】サポート。【不屈】が付くことで《三日天下》とも組み合わせられるようになったが、「援軍持ちがいない」「使い勝手の良い除去に乏しい」「トリガー破壊が無い」などの問題は相変わらず。「劣化の侍」の粋を出ることは難しそう。

ヴァイオレット
悪魔 UC
CP3 BP6000/6000/6000
【生の証明】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のコスト2以下のユニットを1体選ぶ。あなたは1ライフダメージを受ける。選んだユニットを消滅させる。

4点…2コス以下のユニットには《白夜刀のカンナ》《裁きのマーヤ》《魔将・信玄》など、放っておくと2点3点と被害が大きくなりうるものがいくつかあるので、それを1点の被害で解決できるというのはありがたい。1~2枚「お守り」として挿しておくと良さそう。

片翼のエルフィード
悪魔 UC
CP4 BP6000/7000/8000
【失われた翼の対価】このユニットが戦闘した時、戦闘終了時までお互いのプレイヤーは全ての効果を発動できない。このユニットがプレイヤーアタックに成功した時、カードを1枚引く。

1点…1.0EXの《フィフティニー》を思わせる能力。トリガーに対処したければトリガー破壊を、ユニットの能力が脅威ならば【沈黙】を使った方が効果が高いだろう。

神域のジャンヌ
英雄 R
CP3 BP6000/6000/6000
【破壊効果耐性】(対戦相手の効果によって破壊されない。この能力はこのユニットがフィールドに出た時に付与される)

4点…《冥王ハデス》《戦神・毘沙門》などの直接破壊に耐えることが出来るが、戦闘や火力による除去には無力。青系相手には非常に強いので、《グレイスウルフィン》などとうまく使い分けたい。

光鷹丸
侍 R
CP3 BP6000/6000/6000
【影滅陣】このユニットがフィールドに出た時、全てのコスト1以下のユニットを消滅させる。

4点…「珍獣」相手ならばさながら3コスの《ジャッジメント》の様に機能する。【侍】なので「侍」にも入るが、ミラーで弱い点には注意。

黄龍
神 VR
CP7 BP6000/7000/8000
【四聖を統べる少女】このユニットがフィールドに出た時、あなたのフィールドの【四聖獣】ユニットの数だけ対戦相手のユニットをランダムで消滅させる。
あなたの【四聖獣】ユニットに【加護】と【貫通】を与える。
【愛の奇跡】あなたのターン開始時、あなたのフィールドに青龍・朱雀・白虎・玄武がいる場合、対戦相手に4ライフダメージを与える。

5点…遂に登場した「四聖獣」の親玉。CP7と重いが進化ではないので「土台」がいらず、効果も勝利に直結している。ロマン溢れる能力を評価。

大天使ガブリエル
進化 天使 SR
CP6 BP6000/7000/8000
【だいてんしのおともだち】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを2体まで選ぶ。それを対戦相手の手札に戻す。
【えんじぇりっく・きゅあー】あなたがプレイヤーアタックを受けた時、あなたのライフを+1する。(ライフは8以上にはならない)このユニットを消滅させる。

4点…遂に登場した2体目の「大天使」。相手ユニットを2体どかしつつライフ1点分を守れる点は魅力だが、やや受け身な性能なのが難点。《戦神・毘沙門》の前の露払いとして使ったり、《アンフェア・タックス》などの手札破壊と組み合わせるのが良さそう。

・青属性

幽冥のイカロス
機械 C
CP2 BP5000/6000/7000

【冷槍の引力】対戦相手の手札が2枚以下の場合、以下の効果が発動する。
このユニットがフィールドに出た時、あなたはカードを2枚選んで捨てる。そうした場合、あなたはカードを2枚引く。
このユニットがアタックした時、あなたの捨て札からユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

2点…1.3で好評だった「対戦相手の手札が2枚以下」能力の最新版。しかし1つ目の能力で墓穴を掘る危険もあり、使い勝手は今ひとつ。青の2コスの中ではスペックが優秀だが、同じ青の《アクアランサー》がライバルとなるだろう。

アクアランサー
戦士 C
CP2 BP5000/6000/7000
【静寂の槍衾】このユニットがアタックした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それにターン終了時まで【沈黙】を与える。

3点…青の2コス5000の2体目。能力的には《ファフニール》の小型版で、効果は地味だが軽い分タッチでも使いやすいのが特徴。ライバルは同じ2コスで効果に永続性のある《彼岸の玲花》。

彼岸の玲花
不死 UC
CP2 BP4000/5000/6000
【恨み、晴らします。】あなたの【不死】ユニットが破壊されるたび、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに【沈黙】を与える。

4点…軽めのコストで「システムクリーチャー」に対処できる。《闇神ツクヨミ》に比べると地味だが通常ユニットなので、タッチでも入れやすいのが売り。《ミューズ》《ユグドラシル》などの「放置しておくと危険」なユニットへの対策として。

ゴーストフェンサー
悪魔 UC
CP2 BP4000/5000/6000
【退廃の剣】あなたがプレイヤーアタックを受けるたび、対戦相手のジョーカーゲージを10%減少させる。

2点…手軽にジョーカー対策が出来、2体以上並べば2速JOKERはほぼ沈黙させられる。基本性能の低さと効果の後ろ向きさがマイナスか。

磯風参式
侍 R
CP4 BP5000/6000/7000
【仁義の仇討】このユニットが破壊された時、【侍】ユニットのカードを1枚引く。
【闘士/侍】このユニットのBPは、あなたのフィールドの【侍】ユニット1体につき+1000される。

2点…新たに追加された青い【侍】。2コス3コスで手一杯の「侍」で、4コスの「スペック要員」を入れる余地があるか、というのが一番の問題となりそう。

青龍
四聖獣 R
CP4 BP6000/7000/8000
【四聖の共鳴】このユニットがフィールドに出た時、コスト4のユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。
このユニットが破壊された時、コスト4のユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

5点…遂に登場した最後の【四聖獣】。これといった戦闘能力は無いが、戦場に出た時だけでなく破壊された時も手札を増やせるため、アドバンテージ要員として非常に優秀。

アルシエル
魔導士 VR
CP3 BP5000/6000/7000
【永遠を授かりし者】このユニットがフィールドに出た時、あなたの【不死】ユニットを2体選ぶ。それらを消滅させる。そうした場合、このユニットに【不滅】を与える。
このユニットが破壊された時、あなたの捨札からユニットをランダムで2体まで手札に加える。
【至りし境地】このユニットがオーバークロックした時、このユニットに【沈黙】を与える。

4点…除去耐性やアドバンテージ能力を持ち、コストパフォーマンスはまずまず。3つ目の能力は基本的にペナルティ能力だが、能動的に【沈黙】を持たせられるので、【呪縛】【攻撃禁止】などをやり過ごすという使い方も。

幽世のイザナミ
神 SR
CP4 BP6000/5000/4000
【幽冥の神威】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の全てのレベル3以上のユニットを破壊する。対戦相手に1ライフダメージを与える。対戦相手のフィールドにレベル3以上のユニットが2体以上いる場合、さらに1ライフダメージを与える。
対戦相手のインターセプトカードの効果が発動した時、あなたの捨札にあるユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

5点…《冥王ハデス》の除去性能を落とした代わりに本体火力とアドバンテージ能力を与えた調整版、といいたいところだが進化ではなく通常ユニットであるというのがポイント。この性能ならタッチ投入も十分ありそう。

・緑属性

ブッシュファイター
戦士 C
CP1 BP3000/4000/5000
【成長する戦士】あなたのターン開始時、このユニットの基本BPを+1000する。

3点…《ポクポくん》に続く「緑1コス4000」要員。先攻ではかなりの圧力になり、【戦士】サポートも受けられるが、「戦士」自体が大して強くないというのが一番の問題か。

フォースフラワー
機械 C
CP3 BP1000/2000/3000
【聖魂発生装置】あなたのターン開始時、あなたのCPを+1する。

2点…1ターン目に出せば2ターン目に《蠅魔王ベルゼブブ》を軽減で出せる、などロマンに溢れた1枚。返しに除去される可能性を考えて《聖女の祈り》を構えておくのも有効だが、《死神のランプ》という天敵も追加されている点には注意。

ゴリデス
巨人 UC
CP2 BP5000/6000/7000
【貫通】

3点…ありそうでなかったシンプルなビート要員。「珍獣」などへの序盤への圧力としては優秀だが、赤系には比較的除去されやすいのが難点。

ピヨベビー
珍獣 UC
CP3 BP2000/3000/4000
【雛鳥のさえずり】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに【攻撃禁止】(アタックできない)を与える。

4点…書いていることは相当にえげつない。《白夜刀のカンナ》《暴虐王バアル》などの「アタックすると強い」ユニットを1枚で封じ込められるので、序盤を凌ぐ手段として使うのが良さそう。

緑湖のアイリス
精霊 R
CP2 BP4000/5000/6000
【レイクエイド】対戦相手のフィールドにいるユニット数があなたのフィールドにいるユニット数より多い場合、以下の効果が発動する。
このユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットを1体選ぶ。それの基本BPを+2000する。
あなたのユニットに【秩序の盾】を与える。

3点…1.3で登場した「ユニット差」を参照するカードの最新版。基本BP上昇と【秩序の盾】で赤系への圧力になるが、黄系・青系の除去までは防げない点には注意。

義勇馬エニフ
獣 R
CP3 BP5000/6000/7000
【闘いを呼ぶ者】対戦相手のフィールドにいるユニット数があなたのフィールドにいるユニット数より多い場合、以下の効果が発動する。
このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それにターン終了時まで【強制防御】を与える。
このユニットが戦闘に勝利した時、あなたはカードを1枚引く。

3点…同じく【強制防御】を与えるカードには《ホークアイ・ショット》があるが、ユニットなので取り回しがしやすいというのが一番のメリット。インターセプトを増やさずにシステムクリーチャーへの対抗策を増やせる、という点は評価できる。

ニードルアリゲーター
亜竜 VR
CP5 BP7000/8000/9000
【固着】
【スーパーチャージ】このユニットがフィールドに出た時、あなたのCPを+3する。

3点…実質「2コス7000固着」という超スペックユニット。ただそれ以外の能力が無いので、VRの性能としては地味なのが難点。

ユグドラシル
神 SR
CP4 BP7000/8000/9000
【固着】
【生命の育み】あなたのターン開始時、このユニットの基本BPを+2000する。
【世界の真理】対戦相手のコスト2以下のユニットに【攻撃禁止】(アタックすることができない)を与える。
【愉悦の杯】このユニットが戦闘に勝利した時、あなたのCPを+1する。

5点…「珍獣メタ」と言われているが、これが刺さるデッキの範囲は見た目以上に広い。特に「昆虫」は先攻2ターン目にこれを出されるとそのまま詰んでしまうこともあるだろう。早いターンに出して、相手に除去を撃つ余地を与えずに4~5ターン目までに決着を付ける、という流れに持ち込めると理想的。

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