定年退職後、たまたま見た新聞で、児童文学の勉強会をしているサークルがあることを知りました。
早速、入会させていただきたいと会長さんにお願いしました。
勉強会の会場は、自宅から車で、1時間半かかります。午後2時から始まるので、なにがあるか分からないので、午前11時半には、家を出て参加していました。
会員の方々は、ほとんど会場近辺の方が多く、遠くから通う私に、「遠くから、よく通ってくるね」と、よく言われました。
でも、作品を作って、先生や会員の方々に講評していただくのは、私に取って、楽しく、貴重な経験の場でした。
そんな中で、県民文化祭の児童文学の部において入選し、新聞に作品が掲載された時は、自分でも、本当に驚いたり、感激したりしました。
約10年に渡って、貴重な経験をさせていただいた、サークルですが、とうとう退会いたしました。
理由は、1時間半以上かけて、車の運転をして行く自信がなくなってしまったからです。
ニュースで、高齢者の交通事故などが、報じられると、他人事ではないと、感じて、長い距離の運転が、恐くなってきました。
本当は、もっと、もっと、勉強して、自分の創作したお話を、絵本にしたいという夢もありした。
そのために、絵を習いたいとも思っていたのですが。
でも、そんな夢に向かう気持ちが、今、ちょっと萎えてきています。
一昨日、知り合いの書道の先生や、生徒さん方の作品展を観させていただきました。
近所の方などの、晴らしい作品も、ま展示されていました。
その方から、「書道を一緒にやらない」と、声を掛けられました。
高校生の時は、書道部だったので、書道もやってみたいな、という気持ちがむくむくと、膨らんできています。
絵を習おうか、書道をしてみようか、今、悩んでいます。
でも、そんな迷いを打ち消すように、私の心の中には、「そんな新しい事を始めるエネルギーは、ないんじゃないかな」、なんていう思いもあります。
どうしたら良いのかな………。
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