大晦日から、元旦にかけて、毎年、息子と娘の家族が、我が家に集まる。
四年生の男の子同士、六歳の女の子同士で、遊ぶのを楽しみにやって来る。
男の子同士は、顔を合わせるなり、私にはまったく分からない、カードゲームを延々とやっていた。
女の子たち二人は、折り紙をしたり、お風呂も一緒に入ったり、一時も離れず、
今までは、物の取り合いなどのケンカもあったが、今回は、本当に楽しそうで、
成長したなと、感心しさせられた。
11時過ぎても、みんな寝る気は、見られない。そのうち、近くのお寺でつく除夜の鐘の音が聞こえてきた。
外に出た方が、良く聞こえると思ったのか、寒いのに、子どもたちは、玄関から、外に飛び出していった。
そして、「わ－ぁ、きれい」と、叫ぶ声が聞こえた。大人たちも、外に出て見ると、オリオン星座が、真上に輝いていた。
大人たちも、口々に「きれいだね」「東京からは、こんなにきれいに星が、見えないものね」と、言っていた。
そうこうしているうちに、令和二年を迎えてしまった。
令和二年元旦は、朝から素晴らしい青空だった。
お雑煮を食べた子どもたちは、「川で遊びたい」と言って、外に飛び出していった。仕方ないので、私も、後を追いかけていった。
川に着くとすぐに、水切りをするための平たい石を探し始めた。
男の子たちは、すぐに、「あっ、良いの見つけた」と言っては、川面目掛けて、上手に石を投げ、「やった、3回はねた」「あー、2回だ」なんて言いながら、水切り遊びを楽しんでいた。
一方、女の子二人も、同じように投げてみるが、まったく、上手くできず、きれいな石を見つけることに、夢中になっていた。
そのうち、四人で、ピラミッドのように、石を積み重ねる遊びを始めた。
四人が、自然に、役割を決めて、力を合わせて遊ぶ姿に、ばあばとしては、いつまでも、仲良しでいて欲しいと、心から思いました。
明日は、みんなで、毎年行くお寺に、初詣でに行く予定。