今夜はデビュー10年目に突入した嵐スペシャルです。
相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔。
個性豊かなメンバーが集められ、
1999年11月嵐はデビューします。
デビュー曲A・RA・SHIは、95万枚を超える大ヒット。
その後もヒット曲を連発し、
2007年には、東京ドーム単独公演を大成功させました。
今夜は、そんな嵐の全メンバーが揃って、
嵐として転機となった出来事の数々、
そして、メンバーの今の関係などを語ってくれます。
プレミアムショーでは、Beautiful days、
風の向こうへ、そして、truthの3曲を披露してくれます。
太一くん
「はい、ということで嵐のみなさんです!」
嵐くん
「ヤッター。宜しくお願いします。」
太一くん
「すごいね。今ハンパないでしょ。
櫻井くんのニュース番組なんていうのは、
もう、ほとんど頷いてるからね。」
翔くん
「(笑)」
太一くん
「櫻井くんのニュース番組で、
定額給付金ってのがわかったからね。」
翔くん
「(笑)」
太一くん
「マツジュンも、もう、去年一番勢いのある男、
で賞もらってたでしょ。」
ニノ
「お!詳しい!」
相葉ちゃん
「そうそう。」
太一くん
「知ってるよ。で、大野くんなんてのは、
あの、作品?個展とか、ああいうのとか。
で、二宮なんかは、
おまえなんかね、こう役者で目立ってかなと思いきや、
結構バラエティなんかでもつっこみも入れてるよね。」
ニノ
「(笑)ありがとうございます。
ホントありがたいです。
よく見ていただいてる。」
太一くん
「ま、あと、さっとね。フワっとしてるけど。」
相葉ちゃん
「フワっとしてないですよ。
そこもちゃんと考えてきてくださいよ、
みんなの考えてきたんなら。
僕だって、この番組2回目ですからね。
ここに座るの。」
太一くん
「いやいや、あのときは、まだパイロット版だったから。」
相葉ちゃん
「ちょっと待って。」
ニノ
「伝説の#0(シャープゼロ)ってやつですね。」
太一くん
「#0です。」
相葉ちゃん
「いや1(いち)です!オレ、1って言われて呼ばれたんですよ。」
潤くん
「#1は、東山さんだよ。」
太一くん
「そうそう、#1は東山さん。」
相葉ちゃん
「東山さん!見てますか。見てますね!
僕が#1!東山さん!あなたは、2!」
嵐くん
「(笑)」
ニノ
「これ絶対流していただきたい!」
相葉ちゃん
「絶対まずいって!カットしましょう!」
太一くん
「いやあ、流しますよ。」
相葉ちゃん
「カットしましょうよー。」
太一くん
「いやいや、印象に残ってますよ、色々。
ということで、こちらを御覧ください。
こちらはですね、嵐年表作ってみました。
あとはですね、実はみんなにアンケートも書いてもらってるんですよ。
ね。」
ニノ
「そうです、そうです。」
太一くん
「ほかのメンバーはなにを書いたかは知らないわけですよね。」
ニノ
「はい。別個で。」
太一くん
「それを元に今日は話しをしていきたいなと思います。
ということで、最初のテーマいきましょう。
5人の出会い。」
▼テーマ1 5人の出会い
太一くん
「まず、年表で見ると、一番最初に入ったのが大野。」
大ちゃん
「はい。」
潤くん
「さすが大野さん。」
太一くん
「94年ってオレらがデビューしたときだからね!」
大ちゃん
「そうですね。
だから、最初に振り付け受けたのは、あの、
時代(TOKIO)をよろしく。」
太一くん
「ああ(笑)。」
大ちゃん
「あれ、最初に振付けたんです。」
太一くん
「へえ!」
ニノ
「踊れんの?それ。」
大ちゃん
「まだ踊れる。」
太一くん
「あ、ホント?ちょっと踊ってよ。」
前に出て行く大ちゃん。
大ちゃん
「行きます。」
太一くん
「はい。」
大ちゃん
「せーの。
♪らいどん、TOKIO、TOKIO、
なんとかなんとか、てってってれれれ、TOKIOー。」
嵐くんが座っている席の後ろまで回りこむ大ちゃん。
嵐くん、太一くん
「・・・。」
踊り終え、スタジオの端にいる大ちゃん。
嵐くん、太一くん
「(笑)」
太一くん
「大野くん、暗い、そこ。照明くらいから。」
大ちゃん
「いやでも。これホント、忘れないんですよ。」
元の席に着席。
太一くん
「ああ、それが、初めての振り付けだったんだ。
そのあとに入ってきたのが、櫻井くん。」
翔くん
「そうですね。」
ニノ
「ちょうど1年後くらいですもん。」
太一くん
「じゃ、ちょっとね、大野くんの第一印象、見てみましょう。」
えー、”踊りのうまい人らしい”って言ったのは、誰これ?」
翔くん
「これ、僕です。」
太一くん
「ああ、ああ。」
翔くん
「事務所に入って、一番最初V6のコンサートが初めてだったの。
で、リハーサルで、社長に、
ちょっとYou、彼の後ろで踊ってきなよ、
って。
あー、じゃあ、この人模範となるような、
踊りのうまい人なんだなって印象だった。」
太一くん
「で、えーと、”踊りの練習もせずに鼻をほじってた”っていうのは、誰(笑)?」
ニノ
「これ、これ僕です、僕です。
オーディションやって、
そんとき日曜日にレッスンみたいな呼ばれて、
Jr.のみなさんが踊ってるじゃないですか。
でも、1人だけ長椅子に、みんなが練習してるのに、
1人だけこうやって座って、ずっと鼻ほじって、
こうやって。
その、踊ってるみんなを見てる輩がいたんです。
そんときに、パって目が合って。
それからずっと、どれくらいだろ、僕の中では30秒近く、
ずっと目を見られながら鼻をほじられてたんです。
それから、こいつはJr.じゃねーんだろうなって思ったんです。」
太一くん
「(爆笑)」
大ちゃん
「スタッフだと思われたの。」
ニノ
「(笑)」
太一くん
「あ、そうなの?」
ニノ
「そうです。だって、踊ってないんですもん。
みんな踊ってるのに、1人だけ踊ってないから。」
太一くん
「なんで、そういうの許されたんだろう?」
ニノ
「なんかね、そういう空気あったんです、当時から。」
翔くん
「あったの!」
潤くん
「昔から、なんかねー、1人だけ、ちょっと別だった。」
翔くん
「なんかあって、リハーサルがあって、
で、大野くんがなんかやったんですよ。
すごい振付師の人が怒ったの。」
大ちゃん
「えーとねえ。」
潤くん
「靴?」
大ちゃん
「靴!」
ニノ
「靴だ、たぶん。色?」
大ちゃん
「バッシュみたいなのが衣装であって、
マネージャーに確認取って。」
ニノ
「これでいい?って聞いてね?」
大ちゃん
「これでいいっすか?って言って、いいよ、いいよ、
って言われたから、ずっと履いてて。
振付師の人が、
大野、靴違げーじゃねーか、って。
オレ、いいよって言われたから、ずっとシカトしてたら。」
嵐くん
「(笑)」
太一くん
「それ。」
ニノ
「それだよ!」
太一くん
「シカトがいけないんじゃん!」
潤くん
「言えばいいじゃないですか。
いや、いいって言われたから履いてんだって。
それ言わないんですよ。
ただひたすらシカトし続けるの。」
相葉ちゃん
「すごい。それ、オレも覚えてるな。」
太一くん
「最後どうなったの?」
大ちゃん
「大野!大野!とか言われても、
オレはいいって思ってたから、シカトしてたら、
隣のJr.の子がいきなり、こう(手をバツにしてよける)やったんですよ。
なにやってんだ?って思ったら、
コーヒーの缶が飛んできたの。
僕、下向いてたからわかんなかったんだけど。」
太一くん
「それから、大野くん、すごい人だな、と。」
潤くん
「すごいんですよ。
あと、オレ覚えてんのが、
その、大野、やる気あんのか!みたいなこと言われて、
やる気ないなら帰れ!みたいなこと言われると、
ホントに帰るんですよ、この人。」
太一くん
「あー!これは坂本くんと同じタイプだ。」
翔くん、潤くん
「そうなんだ(笑)。」
太一くん
「坂本くんも、おまえやる気ないなら帰れ言われて、
帰ったから。」
相葉ちゃん
「だってさあ、Jr.時代、もっと髪、こう長くて。
金のネックレスして、割とこう・・・。」
潤くん
「結構イケイケだったんですよ。」
相葉ちゃん
「そう、イケイケ。」
太一くん
「あー、あの、プロ野球選手のオフシーズンみたいな感じでしょ?」
嵐くん
「そうそう(笑)。」
相葉ちゃん
「ここ(胸)も、ものっすごい開いてたもんね、ざっくりね」
潤くん
「開いてたねー(笑)。」
太一くん
「じゃあ、続いていきましょうか。櫻井くんの第一印象。」
翔くん
「お。」
太一くん
「”学ランを着ていた”。これ誰ですか?」
相葉ちゃん
「はい(挙手)!僕です。
翔くんを見たとき、よく学ランを着てて。
で、あっ、学校との?両立が相当大変なんだろうなっていうのを僕は覚えてます。」
太一くん
「だって、今の、その、ジャニーズ事務所の?大学ブーム?作ったでしょ?」
翔くん
「大学ブーム(笑)?」
ニノ
「新たな選択肢を作った男ではあります!」
太一くん
「すごいよね。あとね、ラップのー。
その後輩が、今ラップを歌ってるのは櫻井くんがいたからですって言ってたやつがいたよ。」
翔くん
「へえ。」
太一くん
「誰だっけな?田中聖!」
翔くん
「へえ!」
太一くん
「田中聖が、櫻井くんが歌ってたから。」
潤くん
「え!そうなんだ?」
翔くん
「へえ!」
太一くん
「そういう風に言ってたよ、後輩とか。
すごいよ、だから!」
翔くん
「いやなんかびっくり。
そんな褒められるとか思わないでここ来たんで、
今戸惑ってるんですけど。」
太一くん
「だから、切り拓いてんだよね。」
ニノ
「いや、すごいですよね。」
太一くん
「ね。あと、”怒られた”ってのがあるよ。」
ニノ
「これ僕です。
あのー、青山劇場で、少年隊さんがPLAY ZONEっていうのを。」
太一くん
「え?プレゾンのバックも出てるの!?」
ニノ
「出てます。その頃。」
太一くん
「あ、出てるんだー。」
ニノ
「はい。」
太一くん
「へえ。」
ニノ
「そんときに、なんか、ジャニーさんが差し入れで、
あのー、牛丼を。」
太一くん
「出た(笑)!」
ニノ
「買ってきてくれたんです。」
太一くん
「うん。」
ニノ
「そんとき同期がまだいたんで、
同期の奴らと食ってから、みんなで片して。
じゃ、本番行こうかってつって、
あのー、そのロビーみたいなとこで出るのをずっと待ってるときに、
すごい(翔くんが)イライラしてて。
で、どうしたのかな?って思ってたら、
すごいオレのほう見て、カッと歩いてきて。
おまえの同期が、弁当箱を片付けないんだったら、お前が片せ!
って、すげー勢いでキレられたんです、オレ。」
嵐くん、太一くん
「(爆笑)」
太一くん
「それで、どう思ったの?おまえは。」
ニノ
「なんて理不尽な、と思いました(笑)。」
相葉ちゃん
「そりゃそーだ!」
翔くん
「そりゃそーだ!」
潤くん
「(翔くんは)いろんなところに地雷があるんですよ、昔。」
太一くん
「あ、そうなの?」
潤くん
「そういうイメージは、すごいある。」
翔くん
「もうね、ゴミ片付けないヤツとか、大っ嫌いだった。」
嵐くん、太一くん
「(爆笑)」
太一くん
「マジで?」
潤くん
「あのー、トイレの蛇口のとこに、手洗うところにカップ麺とか捨てたら、
これ誰だ!」つって、犯人捜すくらい嫌なんですよ。」
太一くん
「なに?それは、ゴミを片付けないのが腹立つの?」
翔くん
「ゴミ片付けないのが腹立つと同時に、
自分のこと自分でやれよって思ってたんで。教育って言ったら大袈裟ですけど、
ちゃんとやろうよっていうことを言いたかったと思うんですよ。
だから、そんときに、言い方が問題だったんでしょうね。」
太一くん
「続いて、じゃあ、マツジュンの第一印象、見てみましょうか。」
潤くん
「はい。」
太一くん
「えー、”背がすごく小さくて、ハキハキしゃべる”。これ誰ですか?」
相葉ちゃん
「はい。
僕が一番初めて行った時に、その同期もいなくて。こうやってて。で、オレ、後ろの方で空き時間を待ってたら、マツジュンがたぶん、近くに、いた?いたかなんかで、
ちょっとわかんないでしょう、教えてあげるよ、
ってこう、すごいなんかね、ハキハキして、全部やってくれてた気がします。」
潤くん
「へえ。」
潤くん
「それは、覚えてない。」
太一くん
「それはうれしいよね?」
相葉ちゃん
「うれしい、うれしい。そう!」
太一くん
「先輩っていうか。」
ニノ
「先輩ですからね。」
太一くん
「なにもわかんない状況だよね?」
相葉ちゃん
「そう、なにもわかんない状況のときに、
そういう風に言ってくれたの、すごい覚えてます。
だから、背がちいちゃかった分、すごいハキハキしてるな、
っていうイメージが。」
潤くん
「それ関係あるの?」
ニノ
「どういう意味?」
翔くん
「どういう意味なんだよ。」
ニノ
「聞きましょ。聞きましょ。」
相葉ちゃん
「規定感(既成概念?)ってあるでしょ?」
翔くん
「相葉さんの方程式だと、小さいと、ハキハキしゃべらないってこと?」
相葉ちゃん
「そう!」
ニノ
「モジモジしてる、みたいなこと?」
相葉ちゃん
「そう!」
相葉ちゃん
「で、小さいのに!ハキハキしてるな、
っていうイメージがすごい。」
太一くん
「あ、だから、印象に残ってるんだねー。」
相葉ちゃん
「そう、印象残ってる。」
太一くん
「ハキハキ感が、次の、”一生懸命踊っている”ってのにつながんない?」
ニノ
「つながりますね。」
潤くん
「これ誰だろ?」
ニノ
「これ僕です。」
太一くん
「一生懸命踊ってる?」
ニノ
「カミングセンチュリー、V6の。オールスターの、あのー。」
潤くん
「あー、やったねー!」
ニノ
「始球式をやる、っていう。」
太一くん
「野球のオールスターの?」
ニノ
「野球のオールスターの試合の始球式をやるっていうのがあって、
大丈夫っていう曲をやったんですよ。
そんときに、みんな全然普通に、
じゃあ、そろそろ始めようかー、って言ったときは、みんな全然こんな感じでしゃべってるんですよ、みんなで。
でも、潤くんは1人だけ、ずっと、このポーズ(体を折り、頭を右足先の方へ)。」
嵐くん、太一くん
「(爆笑)」
ニノ
「1分くらいずっとこのポーズ。」
太一くん
「まーじーめ!」
翔くん
「いい角度だねー(笑)。」
ニノ
「この角度で!」
潤くん
「たしかにそういう振りだったね(笑)。」
太一くん
「え、どんな気持ちで待ってたのかな?マツジュンの中では?」
ニノ
「いや、やるぞ。って言われたら、たぶん、自然とこう、行ったんでしょうね。」
潤くん
「オレん中でもう始まってたんじゃないっすか?」
太一くん
「あー、なる、そ、たぶん、そうだよねー。」
ニノ
「おまえもあれぐらいやれよって言われて。
そこでもまた怒られたんですけど。」
太一くん
「でも、一番真面目じゃない?」
翔くん
「うん。真面目、真面目。」
ニノ
「真面目ですね。」
潤くん
「そうなんすねー。」
太一くん
「うん。そんな気がするもん。」
ニノ
「真剣っすよ、何事にも。」
太一くん
「うんうん。」
太一くん
「二宮くんの第一印象いってみましょう。
”野球のうまいやつ”。」
翔くん
「これ、僕なんですけどー。」
太一くん
「うん。」
翔くん
「おはよーございまーす、って、ガチャっと開けたら、
リハーサル室で。あ、前失礼します。」
と、前に出る翔くん。
翔くん
「こうやってるですすよ。」
嵐くん、太一くん
「(笑)」
翔くん
「丸坊主のヤツが。
で、(キャッチャーのポーズで)バチーン!つって、
こうやって投げてて。
見たことのないやつだったんですよ。
あいつ誰だ?と思って、それが、彼だったんですよ。
結局、その1月後くらいに、あのー、野球大会があるっていうんで、
キャッチャーがいないっていうことになって、
経験者がある・・・、(言い直して)経験者の彼が、
キャッチャーのオーディションをしてたんです。」
ニノ
「だから、なんか、野球ができるやつみたいので、
呼ばれたんすよ、ちょっと。」
太一くん
「あと、この”ウソツキ”ってのは?」
潤くん
「これ僕です。」
太一くん
「ウソツキ?印象が?」
潤くん
「あのね、一番最初に会ったときに、嘘つかれたんですよ。」
ニノ
「(笑)」
太一くん
「あ!」
ニノ
「僕、嘘ついてたかも。」
潤くん
「あのねー、その当時ねー、もう1人、ホントに全然似てないJr.がいたんすけど、
そいつとどうしても兄弟だって言い張ってたんですよ。」
太一くん
「うん。」
潤くん
「別に、なんも理由ないんですよ?」
翔くん
「しょーもねー(笑)。」
ニノ
「なんかねえ、なんか、松本に、なんか、
なんか、やろーぜ!みたいなことになって。」
太一くん
「え、でも、松本くんになんでしようとしたの?それは。」
ニノ
「なんか、かわいかったんですよ。
小っちゃくて、華奢だったじゃないですか。」
潤くん
「まあまあ、そんな・・・(喜)。」
太一くん
「ハキハキもしてるし。1分待つし。」
ニノ
「1分待つし(笑)。」
太一くん
「これ、嘘つきだっていうのは、すぐわかったの?
嘘ついてんなって。」
潤くん
「いや、わかんないです!わかんないです!全然わかんない!」
太一くん
「あ、わかんないの?じゃ、ずっと騙されてたの?」
潤くん
「そう。
で、あとで、聞い、え?兄弟なんでしょ?つったら、
は?みたいなこと言われて。
なんなんだこいつは!っていう印象ですよ。」
ニノ
「ま、それはすっかり忘れてたんでしょうね。
ついた嘘すらも。」
太一くん
「なるほど。」
太一くん
「これで、全員の第一印象は聞いたのかな?」
ニノ
「そうですね。」
相葉ちゃん
「ちょっと待ってください!
僕の、まだ、あれ?出てない。」
ニノ
「出たんじゃないの?」
相葉ちゃん
「出てない、出てない。」
太一くん
「でも、だいたいもうわかったよ?相葉くんのことは。
みんなも。」
相葉ちゃん
「いや、違う違う違う。
一応、こう、なんか、僕もこういうパッケージにしてくださいよ。」
翔くん
「(笑)パッケージね。」
ニノ
「じゃ、一応やるけど。
やるけど、放送するかしないかは別としてさ。」
相葉ちゃん
「一応やりましょうよ。」
ニノ
「兄さんお願いしますわ。」
太一くん
「パッケージに入れて欲しい?」
相葉ちゃん
「入れて欲しいですね。」
太一くん
「わかりました。じゃあ、見てみましょうか。」
相葉ちゃん
「はい!お願いします。」
太一くん
「相葉くんの・・・。」
相葉ちゃん
「”コイツ誰?”っていうのは。」
翔くん
「これ僕です。」
相葉ちゃん
「どういうことでしょう?」
翔くん
「僕は、初めて会ったときに、
ハワイに雑誌の取材で行くってなって。
僕は、もう当時、だから、大野くんとたぶん、
えーと、半年くらいは一緒にいるんで、
たぶん、席の後ろの方で話してたら、
見たことないやつが、いきなり荷物持って現れて。
普通に座り始めたんですよ。」
相葉ちゃん
「(笑)」
翔くん
「あいつ誰だ?っていう話になって。
で、結局、向こうに着いてから、
新しく入った子なんだ、っていうのがわかったの。」
太一くん
「それ大野は覚えてんの?」
大ちゃん
「僕、覚えてるんですよ。」
太一くん
「うん。」
大ちゃん
「あ、誰だろう?新しい子なんだろうなって思ってたけど、
オレは、翔くんのほうが気になってて。」
太一くん
「(笑)え?どういうこと?どういうこと?」
大ちゃん
「いや、あのね、その、すごい小っちゃかったから。
スーツケースで来たんですよね。
でも、スーツケースの方がでかかったんですよ。」
太一くん
「ほう。」
大ちゃん
「なんで、こんなでっかいの持ってくんのかな?
ってずっと気になってた。」
太一くん
「それは、初めて見るJr.よりも気になったわけ?」
大ちゃん
「気になった。」
♪Beautiful days/嵐
▼テーマ2 十年間で嵐にとって重要だった仕事・転機となった出来事
太一くん
「まずは、じゃあ、大野くんから見ていきましょうかね。
”1999年11月嵐デビュー”。
これやっぱり大きかった?」
大ちゃん
「そうですねえ。
レコーディング手伝ってくれ、とか言われて。
まあ、別にいいか、と思って行ったら、
このA・RA・SHIって書いてあって。
ああ、そういう曲なんだなーって思って。
で、歌ったんすけど。
まさか、デビュー曲だとは、なんも知らないし。」
ニノ
「手伝いだったんでしょ?」
大ちゃん
「(頷いて)こんな曲、う、売れるか?みたいな。」
太一くん
「聴いて?聴いたけど?」
翔くん
「(爆笑)」
太一くん
「これデビューみたいになってるけど?」
大ちゃん
「これ売れねーだろって、ホント思ってたら。」
潤くん
「そしたら?」
大ちゃん
「売れた、から、あ、わかんねー、この世界、って思って。」
ニノ
「ずっと辞めたいって言ってたんですよ。」
太一くん
「うん。」
ニノ
「あの、ずっとコンビニで働きたいって言ってて。」
太一くん
「なんでいろんな仕事あるなかでコンビニだったの?」
大ちゃん
「なんか、憧れがあったんでしょうね、あんとき。
今ないっすけど。」
相葉ちゃん
「(笑)」
ニノ
「オレも気付くの遅かったんですけど。
2ヶ月くらいして、大野くん、これたぶん、
オレじゃなくて事務所に言った方がいいよっていう話をして。」
太一くん
「遅いね(笑)。」
ニノ
「そう(笑)。オレも遅かったんですけど。」
太一くん
「遅い遅い、それ。」
ニノ
「で、そっかー!っていう話をしてたら。」
潤くん
「あ、そうか(笑)。」
ニノ
「こんな感じになってた。」
大ちゃん
「こんななっちゃった。」
太一くん
「でもなんか、あれだよね?
マツジュンに前聞いたんだっけな?」
潤くん
「はい?」
太一くん
「なんか、あんまりノってないヤツが、
このメンバーの中にいたっていう、デビューが。」
潤くん
「いや、正直、オレの印象だと5人中3人が、
後ろ向きだった印象がありますかね。」
太一くん
「誰?それは。」
ニノ
「誰?」
潤くん
「そっち2人(大ちゃん、ニノ)と、翔くん。」
(席の並びは、左から、太一くん、翔くん、潤くん、相葉ちゃん、
大ちゃん、ニノ。)
大ちゃん
「え!翔くん?」
潤くん
「うん。」
ニノ
「オレは、99年の頭、1月に、社長に言ってたんです。
12月で辞めまっせっていうのを。」
太一くん
「あ、そうなの?」
ニノ
「はい。」
太一くん
「辞めようと思ってたの?」
ニノ
「辞めようと思ってました。」
太一くん
「それ、なんで辞めようと思ってたの?」
ニノ
「演出家になろうと思って。」
嵐くん、太一くん
「へえ。」
太一くん
「それは、芝居の方の?」
ニノ
「芝居の。あの、舞台の演出家に。」
太一くん
「いくつ?」
ニノ
「16ですね。」
太一くん
「16で演出家になろうと思ってたの?」
ニノ
「演出家になろうと思って。」
太一くん
「はああ。」
ニノ
「いや、楽しかったんでしょうね。
舞台やらしてもらってたんですけど。
(年表を指差して)ここ(1997年7月~)でやってるんです、僕。」
太一くん
「スタンドバイミーを!」
ニノ
「はい。」
翔くん
「ドラマも出てたよね?」
ニノ
「そう。ドラマも何度か出させてもらってて。
ほんで、ちょっとそっちの道でもいい、
ちょっと楽しそうだなと思って。」
太一くん
「なるほどね。裏方に回ってもいいんじゃないか、と。」
ニノ
「そうですね。それでOKももらってたんですよ。」
太一くん
「うんうんうん。」
翔くん
「いや、僕も、あのー、(年表を指差して)翌2000年の4月に大学入るんですけど、
大学入ったら辞めようと思ってたんですよ。」
潤くん
「みんな辞めようと思ってたから。」
翔くん
「あの、ジャニーズJr.を。
9月に嵐でデビュー会見するんですけど、
7月くらいに、まさに、その、僕が試験中で休んでるときに、
社長から直接携帯電話に電話がかかってきたんです。
で、ワールドカップのイメージキャラクターやるんだけど。」
太一くん
「バレーボールのね。」
翔くん
「そうそう。櫻井やらない?と。
で、今、二宮と松本もやると。
で、3人でやらない?みたいなこと言われて。
で、まあまあ、バレーボール終わって、
ひと月くらい経って12月か、と。
まあ、それで、ちょっとやって辞めようかなあと思って、
あ、いいよー、なんて言ってたら。
なんか、どんどん様子がおかしい、と。
で、大野くんもレコーディングに呼ばれ。
で、向こうに行く、ハワイで会見するちょっと前に相葉も呼ばれ、
みたいな。
で、その、2人が決まる前、
だから、ニノとマツジュンと、僕のときに。
ニノが家に泊まりに来たんですよ。」
太一くん
「おお。」
翔くん
「で、これ、ちょっとホントにヤバイと。
このままだと、どうかデビューしちゃうぞ、って話になって。」
太一くん
「それ喜ぶ場所だよね(笑)?
ニノ
「違!空気がね!」
潤くん
「そうですよね、普通ね。」
ニノ
「いやね、空気がそうだったんです!」
翔くん
「いや、してからはもう辞めるなんて言えないし。」
ニノ
「言えないでしょ!」
太一くん
「あー。」
翔くん
「もともと僕も辞めようと思ってたから、
いやこれなんか様子がおかしい!って。」
ニノ
「言うなら今だ!って。」
太一くん
「えー!そんな感じだったんだ!」
翔くん
「で、わかった!
泊まりにきて、明日もう社長んちに行こう!つって。」
ニノ
「行こう!つって。」
太一くん
「お!」
翔くん
「直談判に行く!って。」
ニノ
「もう2人で行こう!つって。」
翔くん
「で、行ったんすよ、2人で。
で、入ったんすよ、いなかったんですよ、社長。」
ニノ
「なんかねえ。」
翔くん
「お手伝いさんが、なんか。」
太一くん
「それ、いたらどうなってたんだろうね?」
潤くん
「もうないんじゃないんですか?」
太一くん
「ねえ!」
潤くん
「うん。」
翔くん
「で、今だからあれですけどー。
そのまあ、なんか、テーブルの周りとかうろちょろしてたら、
そのなんか紙でね?」
ニノ
「そう。FAXとかね。」
翔くん
「あの、ニューユニットグループ名一覧、みたいな感じで。
なんかいろいろ英語の名前が。
で、アルファベットのがいろいろ並んでて、
それが大きくペッ、ペッってバツされてて。
嵐って横に漢字で書いてあって。
あの、アルファベットのグループ名続いてるから、
これから日本っぽいのがいいんじゃないでしょうか?
みたいなことが書いてたね。」
ニノ
「そうそう。男闘呼組みたいなやつ。」
太一くん
「それを見たんだ?」
翔くん
「うわー、もう、なおのこと嫌だわあってなって。」
ニノ
「こりゃねーわ!って。」
翔くん
「嵐はねーわ!」
ニノ
「こりゃないなって。」
太一くん
「漢字で、嵐は?」
ニノ
「こりゃねーわ!つって。」
翔くん
「こりゃないわって(笑)で、ものすごいテンション落ちて帰ったんですよ。」
太一くん
「うん。」
翔くん
「で、まあ、なんだかなんだか周りはどんどん動くし。
で、まあ、そのあと大野、相葉、どんどんどんどんいろいろ話も進んでって、
気付けばハワイにいた、っていう。」
ニノ
「そんで、着いて。
2人が、この人(大ちゃんを指差して)が着いた瞬間に、
ハワイの空をこうやって見ながら
これが最後のハワイだな、って言ってたの(笑)。」
太一くん
「なんで?なんで?」
ニノ
「わかんない。もう、たぶん、もうそこでも辞めようって思ってたんじゃないの?
まだ、辞めれるって思ってたんです。」
太一くん
「ああ、なるほど!
辞めようと思ってたから、自力でハワイなんか行けないから!」
ニノ
「行けないから!」
太一くん
「これが最後のハワイだな、と。」
ニノ
「空見ながら、これが最後のハワイだなーつって。
そうだねって2人で言って。
そのあと、部屋に入って、やっと説明があって。」
翔くん
「そうそう。」
ニノ
「で、わら半紙みたいなのもらって。」
相葉ちゃん
「あー、あったあった。」
ニノ
「で、質問内容と。」
翔くん
「想定質問。」
太一くん
「わら半紙?」
翔くん
「想定質問みたいな、よくいう。」
太一くん
「ああ。」
ニノ
「が、バーっと書いてあって。それの反対側に答え。」
翔くん
「で、夜、練習するんですよ。」
太一くん
「みんなで?」
翔くん
「そう、ジャニーさんが、はーい、とか言って(笑)。」
ニノ
「誰かなんか最初に、誰か質問ある人ー!って、
ジャニーさんが言って、ジャニーさんが1人で、はい、つって(笑)。」
太一くん
「ちょっと待って。ちょっと待って。
(笑)幼稚園みたいな事務所じゃん。」
ニノ
「そうなんです(笑)。みんなベッドの上に座って、こうやって。」
太一くん
「えー!オレ、そんな事務所にいんの?今。」
ニノ
「そうです!それの先輩。」
太一くん
「はーい、つって?」
翔くん
「先輩ですよ?」
ニノ
「それの先輩です。」
太一くん
「うわあ。」
相葉ちゃん
「ものすごい真剣にやったもんね、あんときね。」
潤くん
「すごい真剣にやったね。」
ニノ
「それで、ちょっとでも間が開くと、
もう遅いよ!もう遅いもう遅い!なんなの!みたいな(笑)。」
太一くん
「すーごいねえ。」
太一くん
「じゃあ、櫻井くんの出来事見てみましょう。
2000年。
翌年ですね。
”2000年4月ファーストコンサート”。」
翔くん
「ああこれやっぱねえ、大きかったですよ。
ファーストコンサートやる、と。
だけど、A・RA・SHI、出してる曲が、A・RA・SHI1枚しかない。
そんな中で、オレらコンサートできるのかな?
お客さん集まるのかな?って。」
ニノ
「辞めたいやつが3人いる中で、応援する人いんのか?
みたいな(笑)。」
翔くん
「しかも、曲は1曲しかない。
A・RA・SHIしかない。」
ニノ
「なにやんの?って話ですよ。」
太一くん
「なるほどね。今、相葉くん、流れで、でしたね、って言ったけど、
あんま自分はそう思ってなかったでしょ?」
相葉ちゃん
「(笑)あんまり。
ふわふわしてたんで、あ、やるんだ、ファーストライブ、
みたいな(笑)。」
太一くん
「っていう感じだったのね。」
相葉ちゃん
「やるんだったら、よし!やろうぜ!みたいな(笑)。」
太一くん
「(笑)」
太一くん
「そのファーストライブ、ちょっとあるんで見てみましょうか。」
潤くん
「え?」
ニノ
「おお!」
コンサート終わりの翔くんの挨拶映像が流れます。
18歳当時の翔くん
「嵐になった2ヶ月間、自分が選んだ道が正しかったのか、
よくわかりませんでしたけど、
今では嵐でよかったと思います。」
相葉ちゃん
「すげー衣装!」
翔くん
「うわー、これ久々観た。マジで。」
太一くん
「あら!」
18歳当時の翔くんが、感極まって涙ぐんで言葉が詰まっている映像。
潤くんが、がんばれー!と言ってくれています。
翔くん
「マツジュンが助けてくれるんだよな、これ(笑)。」
18歳翔くん
「ホント、少し休んでたけど、今までついてきてくれたファンの人と、
たくさんの友達と、一緒に頑張ったすべてのジャニーズジュニアに、
ありがとう(頭を下げる)。」
潤くん
「おお。」
太一くん
「すげーお客さん入ってるじゃん。」
18歳当時翔くん
「これからも、嵐のファンでよかったと思われるような嵐になっていこうと思うので、
応援宜しく!チャオチャオ!」
太一くん
「チャオチャオ?」
翔くん
「意味がわかんないでしょう(笑)。」
太一くん
「これはいい話じゃない!
どっかで自分の中でね?あったんだろうね。」
太一くん
「覚えてるの?この櫻井が泣いてるっていうのは。」
潤くん
「覚えてる。」
太一くん
「覚えてる?」
潤くん
「すっげー、覚えてる。まあ、オレ、ステージ上にいたから。」
翔くん
「後ろにいたしね。」
太一くん
「二宮も同じような、その、気持ちでいたわけじゃないデビューまで。」
ニノ
「あ。申し訳ない気持ちのほうが強かったですね。」
太一くん
「申し訳ない?」
ニノ
「他のJr.の子たちに。」
太一くん
「なるほど。」
ニノ
「デビューしたいデビューしたい、
って頑張ってる子たちに申し訳ないなって気持ちは、
すごい強かったです。」
太一くん
「ほお。」
ニノ
「ちゃんとやんなきゃなって。
辞めたいな、っていうのは、ありながらも。
そういう人たちのためにも、っていうのはありましたね。」
太一くん
「ちゃんとやんなきゃなって。」
ニノ
「やんなきゃダメだなっつーのは。」
太一くん
「じゃあ、ホントに、ちょっと前向きになったんだね?」
翔くん
「いやもう、ホントこれで、お客さん集まってくれたのも嬉しくて。
5人で手組んで、嵐ー!ってやったときに、
ああもうホント、これで、オレら5人が嵐なんだなーって思って。
おし!やってこう!!って思えたのは、
やっぱりこのファーストコンサートのあとからでしたね。」
太一くん
「じゃあ、相葉くんの選んだ出来事見てみましょうか。
”2001年嵐 初の単独レギュラー番組;真夜中の嵐がスタート”する。
これ大きかった?」
相葉ちゃん
「これ大きかったですねー。」
潤くん
「いかりや長介さんが、僕らのコンサート観に来てくださったんですよ。」
太一くん
「えー!」
ニノ
「僕がちょうどドラマ(※涙をふいて)で一緒だったんで。」
潤くん
「2001年の春のツアーかなんかだったんですよ。」
相葉ちゃん
「そうだよね。」
潤くん
「で、うちの事務所の方(かた)に、その、すごいよかったっていう話をしてくれて。
その話をしていただいたことによって、
(ジュリーさんに)じゃあ、なんかみんなにプレゼントをあげるわよ、って言われて。
なにがいい?って言われたときに、
みんなで、その、紙をもらったんですけど。」
ニノ
「で、それに好きなの書きなさい、って。」
潤くん
「そんときに、言ったんだよね?みんなが。」
相葉ちゃん
「そんときに、そう、あの、深夜でもなんでもいいんで、
嵐の単独の番組が欲しいです、
っていうのを言ったんですよ。」
太一くん
「それ、全員一致したの?」
相葉ちゃん
「全員一致で。」
ニノ
「全員だよ。全員そう書いた。バーって。」
太一くん
「大野だけ、ホントは違ったんじゃないの?」
嵐くん、太一くん
「(苦笑)」
相葉ちゃん
「実は?」
ニノ
「絵の具とか書いてたらびっくりするよ(笑)。」
大ちゃん
「(笑)」
相葉ちゃん
「それはもう、全員、満場一致でそうして。」
ニノ
「そうしようよ。」
相葉ちゃん
「うん。
で、こう、夢叶った、というか。」
太一くん
「大変なことやってたよね、最初の企画は、これ。」
”この番組では、最終電車で着いた街を1人自転車で走り、
いろいろな経験をするというロケを行っていた。”の脚注表示。
相葉ちゃん
「大変だな!と思いました。」
太一くん
「大変だなと思った?」
相葉ちゃん
「うん。なんか。」
太一くん
「番組持つって?」
相葉ちゃん
「そう!これがやっぱり、始まったものは終わるわけじゃないですか。
そのときとかにも、また感じて。
ああ、これホントに続けんのって大変なことなんだな、って。」
太一くん
「あー、まあ、そうだよね。
その、そっか、その2001年に、オレは一緒に、
4月にUSO!?ジャパン、スタートしてるんだね。」
潤くん
「そうですね。」
太一くん
「オレ、これ、どんな気持ちだった?
オレが、後から入ってきたじゃん。」
ニノ
「最初、僕ね、怖い印象ありました。」
潤くん
「あー、オレも怖かったです。」
翔くん
「一番最初に、こう、なんつーんだろ、
先輩と一緒にやらしてもらうレギュラーの番組だったから。
ホント勉強になりました。
その、周りのスタッフから、太一くんの話も聞いてたし。
その、スタジオ暖めるトークとかも、
2本撮り、3本撮りとかでも、話題変えてたりしてたじゃないですか。
だから、そういうの太一は考えてるんだ、
って話を当時のスタッフに、当時されていて。
で、今そのスタッフとまた僕ら一緒にやってるんで。」
太一くん
「そっかー!」
翔くん
「そうだから、なんていうんだろう。」
太一くん
「なるほどね。」
翔くん
「油断できねーって言ったら言い方おかしいですけど、
その、太一くん、先輩方のことを知ってるスタッフに今、
周り囲まれてたりするから、いやあ、僕らもしっかりしなきゃなあ、
っていう意識は、やっぱありますよね。」
潤くん
「オレ、あれ、すごい、ホントに太一くんでよかったですね。」
太一くん
「なにが?」
潤くん
「すごい勉強になりましたよ。」
太一くん
「じゃ、今の嵐があるのはオレの。」
ニノ
「(間髪入れずに)言い過ぎです!」
太一くん
「ん?」
ニノ
「言い過ぎ。みんなはみんなで頑張ってきた。」
太一くん
「食い気味でくるよねー(笑)。」
嵐くん、太一くん
「(笑)」
相葉ちゃん
「早いよねー(笑)。」
翔くん
「鋭いツッコミが(笑)。」
♪風の向こうへ/嵐
とっても楽しそうな嵐くん。
特に潤くんが御機嫌です。
太一くん
「続いては、あ!マツジュンと櫻井くん、2人。」
潤くん
「あ、一緒ってことなんだ。」
翔くん
「そうなんだ。」
ニノ
「すごい。」
太一くん
「はい。
2002年のツアー。”2002年HERE WE GO!ツアー。”
これなに?なにがあったの?これ。」
翔くん
「たぶん、一番最初のことだったんだと思うんですけど、
もう、その、ツアーの毎日、毎晩、ツアー終わってホテル帰って、
5人で一緒に御飯食べようぜーって言って。」
太一くん
「ほお!」
翔くん
「で、まあ、大野の部屋に集まって。
この先どうしてったらいいんだ?
オレらはどうすべきなんだ?って話を、
とにかくしたツアーだったんです。」
太一くん
「熱いね!」
ニノ
「すげー眠かったんですよ、あの時。」
太一くん
「それはもう、みんなが意見言うの?」
潤くん
「いや、基本的にこっち(潤くん、翔くん)2人が・・・。」
翔くん
「だよね(笑)。」
ニノ
「それを僕らが拝聴してるって感じですね。」
太一くん
「3人が聞いてるわけ?」
相葉ちゃん
「聞いてます、聞いてます。」
ニノ
「なるほどな、と。」
翔くん
「だけど、やっぱりその、ま、今思えば、不安だったからこそなのかもしれないんですけど、
尽きないんですよね。」
太一くん
「そんな話は尽きないよねー!だって。」
潤くん
「尽きなかったっすね。」
翔くん
「2002年の2月に、あの、僕たちのレーベルを作ってもらったんですよ。」
太一くん
「あー。」
翔くん
「グループの名前が付いてて。」
太一くん
「あ、そうか。2002年か。あれ。」
翔くん
「で、そのあと今度、映画の、
初の嵐の映画も控えてる、と。
流れ作ってもらってるのに、全然波乗れてねーじゃねーか。
どうなってんだこれ?
これオレらどうにかしなきゃなんねー!って話を、
とにかく、朝までしたっていう。」
太一くん
「いやあ、いいグループだねー。
だって、失敗なんて、いくらでもできるでしょ?
まだ2002年なんて、言ったら。
でも、それが怖くてしょうがなかったわけでしょ?」
ニノ
「そうですね。怖くてしょうがなかったです。」
太一くん
「だから、話し合いを持って。」
ニノ
「失敗したくなかったんですね。」
太一くん
「すごいね!」
翔くん
「焦ってたんでしょうね。」
潤くん
「なんか色んなことが、なんか、実験的にいろいろやりましたね。
ライブとか含めて。
この辺の頃って。
なんか、それこそ、ライブのMCでしゃべるときに、
どういう風にしゃべろう、とか、そういうことも含めて。」
太一くん
「それはやっぱり変わったの?話して。」
翔くん
「あのやっぱ、すぐには変わってないと思います。
で、その、結果というか、話し合ってたことが、
仮に形になってきたとしたら、それはやっぱり最近かな、
って思います。」
太一くん
「最近、その最近、でもなさそうな気はするんだけどな。」
潤くん
「でも、なんか、そこで話したことによって、
ああ、こいつがこう思ってる、みたいなのは、
それぞれがなんか認識したのかもしれないですね、改めて。」
太一くん
「あー。」
潤くん
「やっぱその、昔から一緒にはいたんですけど、
お互いが、こう、自分たちがグループを組むっていうのが、
結局99年って、それまで、あんまりお互いのことを細かくは見てなかったんで。
いきなり、あの、なんて言うんですか?
いきなりCDデビューだったんで僕ら。
その、誰だろ、KAT-TUNとか、グループを組んでから、
デビューじゃないですか。
そこまで、KinKiとかもそうですけど、
そこまで、時間があるじゃないですか。
それが僕らなかったんで。
相手がどういう人間かっていうこととか、改めて知るのに。」
太一くん
「すごいよ。そっかあ。」
潤くん
「時間がかかりましたねー。」
太一くん
「そして、じゃあ、マツジュンが選んだ出来事見てみましょう。
”2005年花より男子に出演!。」
潤くん
「はい。」
太一くん
「これオレ、言えるって格好いいよ。すごいと思う。」
ニノ
「人様に言ってもらいたいワードですよね。」
太一くん
「そうそう。
それが自分で言えるっていうところが、
オレはね、すごい格好いいと思う。」
潤くん
「それこそ、2005年に始まって、ホントについ最近まで、
ずっとなんか、その世界観っていうか、
に、すごくこう、触れてる時間が長かったんですね。」
太一くん
「長いね。」
潤くん
「それ、スタッフの人も、比較的若い人で。
今までこう、なんだろうな。
一発まだ当ててないって自分たちで思ってる、
ギラギラしてる人が多かったんですよ。
で、そういう人たちとずっとやってきたんで、
それはすごく、なんか、自分にとって、大きかったですね、
ここ3年。」
太一くん
「ああ、なるほどね。」
潤くん
「去年までの3年っていうのは。」
太一くん
「はあ。」
潤くん
「結果的に、まあ、その、嵐で主題歌を歌わせてもらってたんで。」
太一くん
「そっか!」
潤くん
「うん。」
太一くん
「そうか。え、このときの歌ってなんだっけ?」
潤くん
「WISHとLove so sweetとOne Love。」
太一くん
「全部ヒットしてるでしょ?」
ニノ
「そうです。お陰です。」
翔くん
「ホントにありがとうございますって感じです。」
ニノ
「ありがとうございます。」
潤くん
「(笑)」
太一くん
「これやっぱ、メンバーが、それぞれソロ活動やってるのは、
刺激的?刺激を受けたりとかしてんの?」
翔くん
「んー。」
潤くん
「いや、受けますよ。やっぱり。」
ニノ
「楽しいっすよ、観てて、自分たちの。」
潤くん
「面白くて仕方ないっすよ。」
ニノ
「自分たちのバラエティとか。」
潤くん
「ニュース見て、へえ!つって。
だって、その、面白くないですか?」
太一くん
「え?」
潤くん
「自分たちが普段いるときに、まあ、多少なりね、
こう、新聞読んでたりとか、なんかネットでいろんなことをチェックしてたりとか、
っていう姿をもちろん見てるとしても。
ああやって立ってる姿とかは、
やっぱりテレビを見ないと観れないわけですよ。」
太一くん
「ドキドキしない!?」
翔くん
「メンバーの仕事?」
太一くん
「そう。」
潤くん
「え、どういう意味?不安ってことですか?」
太一くん
「なんか、噛むなよ、噛むなよ、噛むなよ、
頑張れ!って気持ちが、
すごいオレは強くなっちゃうんだよね。」
嵐くん
「あー。」
潤くん
「ないっすねー。」
相葉ちゃん
「全然ないなー。」
翔くん
「そういうことで言うと、そこに関して距離感がもうちょいあるのかもしれないですね。」
太一くん
「ど、どういう気持ちで観てんの?」
翔くん
「ものすごい視聴者。」
太一くん
「視聴者として観れるの?」
嵐くん
「観れる観れる。」
太一くん
「(立ち上がって)えー!」
潤くん
「すげーなって。」
太一くん
「ホント?」
潤くん
「だからそれこそ、ライオンに餌やってんのとか観て、
すげーな、なにやってるんだろう?みたいな。」
翔くん
「こいつ、超面白、面白いやつだなあとか。」
ニノ
「面白いやつ出てきたなー、みたいな。」
太一くん
「すげー!面白いやつ出てきたな?うわー。」
相葉ちゃん
「あんさ、究極は、5人のやつを。
5人の番組を見て、うわー、嵐面白れーなあって思えることでしょうね。」
太一くん
「それ究極だわ。」
ニノ
「このボケ、超面白い、とか言い出しますからね、完全にね。」
相葉ちゃん
「言ってる、言ってる、観ながら。」
ニノ
「みんなそうです。」
太一くん
「うわ、それすごい。」
ニノ
「だって、潤くんが、その、花より男子リターンかな?
(※リターンズ)か、なんかで、最初の1時間ぐらい出てこなかった。」
潤くん
「そう、そうだったね。」
ニノ
「で、みんなで見て。大阪城(ホール)で。」
相葉ちゃん
「見てた見てた。みんなで見たよ。」
ニノ
「みんなで見てて。全然出てこねーじゃんつって。」
翔くん
「早く出せよ、つって。」
ニノ
「そうそう。
早く出せよってテレビに文句言ってたら、
ホットドック屋の前で、ホットドック買ってる男がいて。
振り返ったら潤くんだったときに、
出たー!ってみんなで。」
翔くん
「マツジュンきたー!」
相葉ちゃん
「きたー!つって。」
翔くん
「(笑)」
太一くん
「すごい。」
翔くん
「オレらはもうね、大熱狂ですよ。」
ニノ
「出たー!つって。やっと出たー!つって。
うわー!つって」
太一くん
「じゃ、続いていきましょうか。
相葉くん以外の4人が選んだ出来事です。」
翔くん
「そんなのあんの(笑)。」
太一くん
「うん。
初のアジアツアーっていうことで。」
ニノ
「あー、これはね。」
太一くん
「これは相葉にとっては大事じゃなかった?」
翔くん
「(笑)」
相葉ちゃん
「ちょっと待ってくださいよ!」
太一くん
「いやいや。だって、4人が2006年の。」
相葉ちゃん
「あれ?」
太一くん
「なにがすごかったの?」
翔くん
「あのー、大野の言葉を借りるなら、
2度目のファーストコンサートっていう感覚だったの。」
太一くん
「ほお!すごいね。」
翔くん
「大野さん、ちょっとたぶん、30分くらいしゃべってないんで、
しゃべってもらって。」
大ちゃん
「いや、なんかあの、不思議でしょうがないんですよね。
正直、アジアの、ソウルと台北では、向こうで仕事をしたこともないし、ね、
日本で仕事してるだけなのに、僕らのことを知ってたりして、
コンサート来てくれてるっていう風に言われてて。
え?ホントに?みたいな。」
太一くん
「すごいよねー!」
大ちゃん
「行って大丈夫?みたいな感じで。
出る前まで、ホント、不安というか。」
太一くん
「オレのファンなんていないだろう、とまた。」
ニノ
「(笑)2度目のファーストコンサートですから。」
大ちゃん
「やっぱ、そういう気持ちにもなって、どういう風に、
ねえ、進んでいって、盛り上がるのかもわかんないから。
で、後から聞いたら、みんな同じ気持ちだったの、みたいな。」
潤くん
「不安でしょうがなかったですね。」
相葉ちゃん
「僕もです。」
翔くん
「いやいや乗っかるなよ。」
ニノ
「書いてない書いてない。
相葉くん以外の4人だから。」
翔くん
「結果論の話ですけど、このアジアツアーがあって、
それを日本でも見たいっていう声を受けて、
日本でもやらしてもらって。
(後半へ)