国内有数の名門進学校・小田原城徳高校から東大に進み、生物学の研究者になった青志(ニノ)。
しかし、教授の研究に不正の疑いがかかったことから彼が所属する研究室の閉鎖が決定し、
1年間だけ城徳高校で教鞭を取ることになった。
青志の高校時代の野球部の監督で現在は城徳高校の校長となった三條(笹野高史)は、
青志に野球部の監督になるよう勧めるが、
高校時代にキャッチャーとして辛い目に遭ったことがある青志にはその気はないようだ。
そもそも、城徳高校の野球部は、部活としての体をなしていなかった。
部員はマネージャーの柚子(有村架純)を含めてたった6人。
練習は週に1度、3時間だけ。
監督の増本(荒川良々)も野球の知識はゼロ。
やる気と実力を兼ね備えた唯一の部員である白尾(中島裕翔)は、
同級生の赤岩(福士蒼汰)を野球部に引き戻そうと日々説得を重ねているが、
赤岩は心を開こうとしない。
そんな野球部に関心がないフリをしていた青志だったが、勢いで練習に参加することになり、
学生時代にお世話になった楓(薬師丸ひろ子)とその娘の柚子から言いくるめられて、
気づけば野球部の問題に首を突っ込むハメに!
そんなある日、雑誌記者の璃子(麻生久美子)が城徳野球部の取材にやってきた。
やる気のなさそうな青志に璃子は反発を覚えるが、
なぜか青志は璃子と一緒に13年前の練習試合の相手である強豪校・堂東学院の野球部に挨拶に行くと言い始めた。
そこで忘れかけていた闘志に火が点いた青志は、堂東学院との親善試合への参戦を決意。
まずは試合を成立させるために部員を9人集めることになる。
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永遠の17歳のニノが先生か。
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第1話 2014/4/12 -13.4%