Do! 議会 で Go!

北海道議会議員・藤沢すみお日記

それでもマニフェスト違反じゃないの?

2009年10月08日 | Weblog
 鳩山首相はマニフェストは国民との約束だと言っていながら「時間というファクターによって変化する可能性は私は否定しません」とも発言しています。それではそれを争点に選挙をしたことはいったいなんだったのだろう。少なくとも自民党と民主党とで意見が対立した部分で、結果として自民党マニフェストと同じ結果になった場合はどうする?有権者を裏切ったことにならないだろうか。沖縄普天間基地の移転問題での約束をどうするのでしょう。これは選挙前に予想されたことだから言っているのです。
 子ども手当」や「高速道路無料化」などの目玉政策の実現に向けて、財源確保の為の「削減ありき」で本当に必要な予算執行まで凍結されています。これでは前政権が医療費や福祉分野の削減で、総枠の削減ありきだと批判が噴出したことと何も変わらない。

予算特別委員会始まる

2009年10月07日 | Weblog
 4時間遅れの午後5時、予算特別委員会が始まりました。5人の予定を3人にし、残りは明日に順延となりそうです。我が会派の支庁制度改革の質問に対して、知事は来年4月1日の条例施行を宣言し、それに伴って地方の意見を聞く正式な場を設置するために、条例の一部(3条2項)を議会終了後スタートさせます。
 

予算特別委員会開かれず・・・

2009年10月07日 | Weblog
 予算特別委員会最終日、知事総括の審議を迎えて、13時の開会を予定していましたが、現在17時、ようやくスタートできそうです。
 付帯意見のまとめをめぐって、各派の調整に難航しました。修正、修正の繰り返しの末、始めの文章がどうだったか分からないほどの修正を加え、結局始めの原文に近いものになりました。さあ、始まるぞ、と思っていたら、今度は民主党の答弁をめぐって委員会が始まりません。
 支庁制度改革の施行日をめぐっての、水面下の攻防がつついています。

イチオシの録画観ました

2009年10月05日 | Weblog
 先日TVで放映されたHTBイチオシでの道議会の録画をようやく観ました。ひとから聞いていたほど批判的過ぎる内容ではなく、取材記者との約束通り「テーマに関する是非は視聴者にお任せします」との番組仕立てだったと私は思います。
 この日の番組のテーマは「答弁調整」についてでした。元鳥取県知事から道議会は学芸会をやっていると非難されたように、道議会の本会議では台本を読むだけになっていることが問題視されています。そこで、今回初めて事前の打ち合せである「意見交換」の場にテレビカメラが入り、本会議を迎えるまでの過程を取材されました。映像は加工次第で色々な印象に仕立て上げられることから、我々も放映日まではどのように扱われるのか疑心暗鬼のところがありました。また記者によると、編集段階では上層部との厳しいやり取りがあったようですが、我々との約束を守り、あまり偏向的な仕立てにはなっていなかったように思いました。私は「議論は本会議ではないが事前にしっかりと行っている」ということを分かってほしいと常々思っていたので、今回の「開示」は決して悪いことではなかったと考えています。多くの視聴者がまだまだ茶番だとおっしゃるかもしれませんが、現段階では議会運営(日程)なども考慮してこのようになっているのです。ただし、このことがきっかけとなって、議員の間にもできるだけ議論をオープンにしていこうとの気運が生まれてきたことも事実です。
 議員としての都合や論理を押し付けるのではなく、有権者が理解できる形にしていく必要性を感じます。政治家として十分な力があっても有権者と同じ感覚を持ち合わせていなければ支持されないということが、今回の総選挙の結果となって表れたのではないでしょうか。

 
 映像では白熱した議論がなく「退屈」を印象づけるために傍聴者の居眠りの様子があり、そこには身内が写っていました。事前に管内の皆さんに番組を観てくださいとお知らせをしていたことが、結果として、わざわざ居眠り姿を観るよう宣伝したようだと叱られちゃいました・・・(-_-;)

中川昭一元財務大臣逝去

2009年10月05日 | Weblog
写真は、道央、道南などを地区とするロータリークラブの大会が滝川であり、それに出席している途中、中川昭一元財務大臣の死去の知らせが入りました。とにかくびっくりです。言葉もありません。自民党の実力者のひとり、北海道にとっても落選後でも重要な人物であったことは変わらなかったのに・・・残念です。保守本流の議員がまたひとりいなくなりました。
人生とは、運命とは・・・考えさせられます。

自衛隊札幌地方協力本部創設記念式典

2009年10月04日 | Weblog
自衛隊の地方協力本部は、自衛隊員の募集や再就職、そして予備自衛官の管理など、幅広く自衛隊と地域を結ぶ重要なセクションです。静内駐屯地など地方では地元との関係は大変良好ですが、札幌などの都市部での自衛隊に対する風当たりは、決して良いものばかりではないそうです。国防に対する国民の理解を広めるのは政治の責任ですが、新政権に期待できるでしょうか。

なぜか報道されない、外国人参政権反対運動

2009年10月02日 | Weblog
 民主党政権となり、外国人の地方参政権が認められるとの動きに対して、全国で反対運動が起きていますが、まったくと言っていいほど報道がされていないということです。現段階ではいろいろと意見が分かれるところですが、だからこそ国民的な議論が必要ではないでしょうか。それなのに、なぜマスコミはそのことを無視し続けるのでしょうか。賛否はともかく、この現実をご理解ください。
http://www.youtube.com/watch?v=bdzCNgjB8NQご覧ください。

予算特別委員会

2009年10月02日 | Weblog
 道議会は今日から予算特別委員会が始まりました。二つの分科会に分かれて、各部の審査が行われます。保健福祉部では、新型インフルエンザ対策や地域医療再生計画など医療問題など。環境生活部では、北海道ミュージアム、エゾシカ・ヒグマ対策など。建設部では、総合評価方式の導入やダム建設についてなど。水産林務部では、噴火湾のホタテ養殖被害対策や大規模林道など。農政部では、冷・湿害対策などの質問が予想されています。
 本会議での質問と違って、委員会では一問一答形式であることから、それなりに台本はあるものの、見ていて分かりやすい質疑が行われます。ただし、議会では議員の質問に対して理事者(道)が答えるというもので、これは「議論」というよりは「質疑応答」の域をでないように私は思います。議員同士が直接議論を戦わすことは「議員協議会」の場で行うことができるのですが、あまり開催されることはなく、さらに道議会では公開とはなっていません。まだまだ改革が必要です。

上から目線・・・

2009年10月01日 | Weblog
 背中にオデキができて、病院へ行ってきました。最近の医師は病気の内容や治療方法などの説明が実に丁寧にされるようになったと感じます。これは患者の知る権利と様々な医療訴訟がそうさせたのかもしれません。決して悪いことではないですね。
 ところが、担当した医師の対応で「どうしてそんなに上から目線でものを言うのだろう」との感想を持ちました。ひとを侮辱するとかではないのですが、余計なことはしゃべらないで質問に答えなさいといわんばかりに「はい、いいえでこたえて!」と始めに宣言されるなど、何か全て上から目線だな~と感じました。ちょうど医学部のインターン生が研修で同席していたのですが、こうして先輩のやり取りを受け入れるのでしょうか。
 先生と一般的に呼ばれる人は知らず知らずのうちに勘違いしてしまうことも多いのでしょう。私もたまには先生と呼ばれます。気を付けます。