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住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

そば

2010-05-26 13:05:53 | 我が家の庭
昨日の続き、



和室より北側の方向にある中庭の、イングリッシュローズをみる。同じ植物も、見る方向によって見え方が変わる。。



金平糖の様な花は、姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)の花。

そばといわれると食べれるのかなと思いきや、食用ではないです。名前の由来は花の形がソバの花に似ているためらしい。紛らわしい名前である。

この植物、タデ科の常緑で、冬場などはグランドカバーなどに便利なのであるが、とにかく繁殖力がある。油断するとカバーしたくないところまで、たちまち覆われてしまう。雑草ともいえる植物。
花はちょっとかわいいが、少々趣に欠ける植物。

ああ、こんなに増えちゃって、どおしよう~

いやいかん!仕事仕事!

=戸田晃建築設計事務所=


春の庭

2010-05-25 22:40:39 | 我が家の庭
よい天気でした。。

我が家の庭のあまりの伸び放題なものたちを、思わず剪定。



我が家の庭で似つかわしくない、弦もののバラ、イングリッシュローズも、思いのほかたくさん花を付けている。
南側の庭は、言い変えれば、南に向いた花たちの裏側をみているので、高い位置に咲いてるこのバラの花は、葉っぱの上部に咲いてはいても、その葉が邪魔して、なかなか気がつかないというわけ。



北側の庭にある破れ傘の花の蕾。
中庭のと比べ、種類が違うのか?、葉っぱの大きさは2倍ぐらいあるのだ。蕾は同じぐらいの大きさだった。。



斑入りの葉との色の調和を感じる紫陽花(アジサイ)の八重樫。



アヤメ科の著莪(シャガ)
いつもあまり気にしていなかったが、よく見てみるとなかなかなもんじゃあないか?


むせるような香りと、うねるようなパワーを感じる、春の庭。

=戸田晃建築設計事務所=

雀の米

2010-05-22 12:02:51 | 我が家の庭
庭造り9年目に入る。

この頃になりると、いつ植えたものだか、買ったものだか、貰いものだか、庭に出入りする鳥たちが運んできたものだか解らなくなる。
ましてや種類や名前などはすごい勢いで忘れる。。

ただ、ひとつだけ言えることは、野山から採ってきたものは、全くないということだ。

あるものの、ある姿をそのままに、「野草はとらずに、写真にとる」
何だかおやじギャグみたいになっちゃいました。



以前ブログで、岩金梅か、苺か解らないと言っていた植物の正体、やはり、野イチゴだった。
黄色い花と、草に成る苺はまずいといわれる、藪蛇苺(ヤブヘビイチゴ)かもしれない。

子供の時は、蛇苺の近くに蛇がいそうで、気味が悪かったが、大人の今となっては愛おしい。

しかし、繁殖力は旺盛な感じなので、注意深く観察。



現の証拠(ゲンノショウコ)の花。

雑草に限りなく近いイメージのこの植物は、実は薬草の一種。
お茶なんかにすると、高血圧の予防や冷え性・湿疹・整腸何かにいいらしい。

「薬草に囲まれながら、不摂生な生活をする」 ああ。



上部のベニシダと、自然にこう配したと思われるシダの葉。



いただきものの植物。野アザミと言ってました。
これは油虫が多い。
この花の下に(自作の)沢が流れているので、殺虫剤は使えず、見つけ次第「指でブチブチ」作戦!



発芽や開花する植物が多い中、この頃に限って休眠する植物もある。
例年、初夏あたりに新たに芽を出す。



早くも二輪草は休眠へ、、、その代わりにちょうど同じ位置で、矢車草がぐんぐん伸びる。

・・・そんな繰り返し。



常緑の低木、車輪梅(シャリンバイ)
名前は枝先に細い枝が車輪状に出て、白い5弁の花が多少ウメに似ることに由来するらしい。



著莪(シャガ)か?忘れた。。葉は写真左上。右下は、蛍袋(ホタルブクロ)の葉。



中庭の木陰に咲く白い花。



米萱(こめがや) イネ科
別名 スズメノコメ(雀の米)

花や実が米に似ていることからこの名前になった。目立たないこの植物は、この花がつかねければ、そろそろ抜こうと思っていた。
よく見ると、風に揺れる姿がかわいい。

さあ、明日、お客さんをお迎えするため、仕事の合間、お昼休みにでも、庭の手入れでもしましょうか。

=戸田晃建築設計事務所=




お印

2010-05-21 12:28:54 | 我が家の庭
仕事が忙しかったりすると、たちまちブログの更新が遅れてしまいます。

この季節の我が家の庭の記録としては致命的です。

忘備録的に・・・



5/12の白立浪草。右上の薄紫の花は立浪草で、御覧の通りすでに終わりをむかえている。花の時期は一週間ぐらいの時間差か。



同じころ開花の蓮華躑躅(レンゲツツジ)の開花です。
ちょっと暗めな北側に庭の、毒々しくとも思える、バーミリオン色の花です。
雨上がりや夕暮れなどは、ちょっと妖しい気持ちになります。



同日の、白樺の園芸種ジャコモンティーの新芽。同じ中庭に植てえいる小楢や椚より2週間程度遅く現れる。

娘が生まれた年に植えた、いわば娘と同級生のこの木は、育ちが早い。
植えたころは、身長が娘とほぼ同じでしたが、今では、2階の屋根まで到達している。



霧島躑躅(と思われる)樹木の開花。

咲いて良し。



散っても又良し!

ただし、このまま放置すると汚くなるので、掃除掃除・・・



これは5/4の木香薔薇(モッコウバラ)

とげもなく、虫もつかず管理がしやすいが、伸びるのが早い。剪定はこまめにしている。

黄モッコウは秋篠宮家の眞子さまのお印らしいが、自分で(お)印にするとしたら、どの植物がよいだろうか??



2階より中庭を見下ろす。

ひと雨ごとに、緑が増します。

スーッと緑の世界に引き込まれる感じ。。。

=戸田晃建築設計事務所=




一年

2010-05-07 06:00:17 | 我が家の庭
私的な庭の記録の為、このブログを書こうと思いついた。
一年・四季を一巡したら終わりにしようと思った。
が、なかなか記録にならない。記録しきれない・・
特に今の季節、ブログ更新をちょっとサボると大変だ!!

ということで、もう少しの期間、そして相変わらず、我が家の庭ネタを中心に書きます。
本体のホームページも、こまめに更新しようと思います。



我が家の湿地帯-トンボ池に咲いた立金花(リュウキンカ)
茎が長く伸びて、その先に花が咲く様はテナガザルのよう。
これはもしかして猿コウ草(エンコウソウ)かもしれない。
だとしたら、その名のごとく、テナガザルの腕に見立てた名前の植物。



ドイツ鈴蘭の開花。
トンボ池の上に板を渡して、小屋に行く為の橋の様に使っているが、そのたもとに娘が植えた。
我が家では通称「鈴蘭橋」
しかし、花が咲くこの時期、橋の通行の妨げになる少々厄介者?である。



同じく湿地帯のの杉苔の花。当たり前の様ですが、苔も花が咲くんですよ。



トンボ池ネタでもう一つ。
タニシ(の様な貝)が居るんですが、水面の裏側を歩く、というか泳ぐんです。
ひっくり返しになって、写真のように、、しかもその状態で交尾もしていた。



躑躅の種類で深山霧島か?
以前あった家の庭から移設してきた樹木です。
我が家のインターホン近くで、お客様を迎えてくれます。



こちらは霧島躑躅(キリシマツツジ)の園芸種、常夏(トコナツ)
一本で、白色、淡紅色、紅色が入り混じる。お得な感じ。。



クロバナロウバイの蕾。
この樹木は香りがよい。剪定も苦ではない。



これは?? 昔このあたりに、雲間草を植えた事はあったが、さて?

=戸田晃建築設計事務所=