子ども相談室 すきっと

子どもと自分を育てるブログ

44.子どもたちの表情を育てる

2014-06-25 23:58:37 | 赤ちゃん~入学前まで

子どもたちと関わっていて、最近とても気になっているのが、
表情がでない子どもが増えているのではないか…ということです。

人とのコミュニケーションの中で、
言葉で伝わるのはたった7%、
それ以外の93%が表情や態度によって伝わっていくといわれています。
ところが、その表情が出ないのですから、
当然相手に思うことが伝わって行かなくなります。

つらいのに笑っていたり、
うれしくても無表情だったり、症状はさまざまです。

どうしてそうなっちゃったのかな~と考えてみると、
親も表情がなかったり、
赤ちゃんの時に、親が携帯ばかり見ていてかまってくれていなかったり、
うれしいときにうれしい顔をしてもその気持ちを受けとめてもらえなかったり、
転んで痛い思いをしているときに笑われたり怒られたり…
などなど。

理由はさまざまだと思いますが、
やっぱり今からなんとかしなきゃ…と思ったら、
鏡をとりだして、まずは自分の表情を研究してみてくださいね

おっと、眉間にしわは禁物ですよ

子どものコミュニケーション能力を育てるには、
毎日の関わり方がとても大切です。
子どもたちにいっぱいいっぱい関わってあげてくださいね(^^)。

 


 

 


43.子どもの前で先生を悪く言わない

2014-06-03 22:55:15 | 小・中学生の頃

新年度になり、新しいクラスになると
子どもたちは家で担任の先生の話をすることがあります。

担任の先生が変わると、当然勉強等のやり方も変わりますから、
子どもたちは戸惑いもあり、先生の不満を言うこともあるでしょう。

でも、そんな時に一緒になって「困った先生だね~」などと言うと
とたんに子どもたちは先生の困ったところを見つけては、
お母さんに話すようになります。

お母さんに同調してもらって力を得た子どもたちは、
時に先生に対して自分を主張するために反抗的な態度をとることもあるでしょう。

そうなると集団を扱っている先生としては、とても困ってしまいます。

子どもが大人になったとき、自分に合う人とばかり一緒にいられるわけではありません。
時には気の合わない人とでも、一緒に仕事をしていかなければならないこともあるでしょう。

小学校、中学校といろいろな先生と出会います。
好きとかきらいではなく、それぞれの先生とどうか変わっていくのか、
それが子どもたちの勉強になります。

親は、子どもの話は聴いてあげても、余計な意見は言わず、
見守っていく姿勢が大切です。
自分で考えて行動する力を身につけることが、
将来の自分づくりの大切な要素の一つなのですから…(^^)。

 


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