子ども相談室 すきっと

子どもと自分を育てるブログ

37.子育て…。今、知っておきたいこと、やっておきたいこと②

2014-01-24 00:15:33 | 赤ちゃん~入学前まで

幼児期前期(1~3歳)で大切なことは、「自律性」と言われています。

自律性とは、自分を律する力。
自分の意志によって、自分が獲得した規律にそって、
自分の行動を制御することができるようになることです。

そのためには、「しつけ」がとても大切です。
どうすることが良いことなのかがわからなければ、
自分を律することもできませんよね。


しかし、しつけってどうやったらいいかわからない
…という親も多いのではないでしょうか。

昔はもっと地域が密だったので、
そこでお互いが気持ちよく生きていくために必要な知識を、
地域の大人みんなが子どもたちに教えてくれていました。

しかし今は、各家庭や個人の価値観が大きく違っていて、
どうしたら社会でスムーズにやっていくことができるのか
わからなくなっています。


それでも言えることは、人の迷惑にならないようにする…ということだと思います。

騒いでも良い場所では大いにのびのびさせますが、
騒いではいけない場所では、叱ることも必要でしょう。
たくさん人が集まるところでは、基本的には騒いではいけないのですが、
今はその判断も難しい…。
お父さんとお母さんが思うことも違ったりして…。
一口に「しつけ」と言っても???

でも、これだけは昔も今も変わらないでしょう。
朝起きたら「おはよう」、寝るときには「おやすみなさい」
食べる前には「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」
感謝するときには「ありがとう」、申し訳ないときには「ごめんなさい」
玄関で、クツを脱いだらそろえてあがろう
ものを使ったら元に戻そう、など
みんながお互いの存在を認め、気持ちよくなる言葉や態度が
しつけの基になっていくということです。

しつけが基準になり、子どもたちは自律性を獲得していきます。
その自律性が、後々子どもの自信につながっていくのです。

でもやっぱり「しつけ」って、難しいですね(^^)。


36.子育て…。今、知っておきたいこと、やっておきたいこと①

2014-01-22 22:42:48 | 赤ちゃん~入学前まで

前回のブログから、随分時間が経ってしまいました。
すみません

気持ちを入れ替えて、
今回から数回に渡って、
子育て中のお母さんを対象に行っている講話で
日頃お話しさせてもらっている内容を書いていきますね。

まずは、子どもの成長と関わりについてです。
今回は乳幼児期についてお話しします。

子どもが乳幼児(0~1歳頃)に大切なことは、
基本的信頼」と言われています。

子どもが発するサインを、
母親や養育者がきちんと受け取り、
それに対して適切に反応してあげることで、
子どもたちの心に「基本的信頼」が育ち、
自分のことを大切な存在だと感じることができるようになります。

赤ちゃんが泣いたら、
「お腹が空いているのかな?」
「おしめが濡れているのかな?」など
赤ちゃんに感心を寄せて、
笑顔で対応してあげることが大切です。
笑顔でいるときにも、たくさん声をかけてあげてください。
お母さんや養育者にたくさん抱いてもらったり、
言葉のシャワーを一杯浴びせてもらった子どもは、
情緒的にも安定して育つことができます。

もし、お母さん自身に元気が無かったら、
今はいろいろと相談できるところがあるので、
がんばって相談に行ってみてくださいね。
子育ては楽しいけど、つらいときもあります。
つらいときには「つらい」と言って良いのです。
がんばりすぎないで、力を抜いてくださいね。


 

 


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