子ども相談室 すきっと

子どもと自分を育てるブログ

20.親子関係の逆転

2013-09-07 11:00:32 | 小・中学生の頃

兄弟が何人かいるとその中に一人が、
また一人っ子の場合はその子が、
親の話し相手になっていることが少なくありません。

仕事から帰ってきたお母さんに、
「お疲れ様。大変だったでしょ」なんて
気の利いたことを言う子には要注意です。

母親もついつい
「そうなのよ~。OOさんがね。いやんなっちゃうのよ~」
なんて話し始めたら、もぅ大変。
気のきく子は、「うん、うん…」なんて聴いてくれますから、
話しはますますエスカレートしていきます。

本来、親が子どもの話を聴いてあげる立場なのですが、
誰でも話しは聴いて欲しいので、
ふと気がつくと親子が逆転した関係になっています。

また、子どもは無意識に親を支えることで、
家族内での居場所をつくろうとするので、
自分の大変さを話せなくなってしまいます。

子どもたちも、毎日学校でいろんなことがあります。
「話したいけど話せない」+「親の気持ち」までしょってしまったら、
心の余裕がなくなり、何かをきっかけに学校に行けなくなってしまう…
なんてことが起きてしまいます。

子どもの話…、聴いてあげてくださいね。(^^)

 


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