柿の若葉のなかで
午後の晴れ間に
柿の木のしたでシジュウカラの子育てを眺めていたら
頭のうえで羽音がして、見ると、1羽のメジロ。
黄緑色の柿の若葉は陽を受けるとキラキラと輝く。
そのなかに紛れたメジロはなんだかちょっとファンタジーな雰囲気で、
アメリカで夢中になっていたハミング・バードを思わせた。
野鳥の子育てを見守るのは、かなりプライオリティが高いと思う。
こう言ってはなんだけど、1羽のメジロならいつでも見られる。
それなのに、わたしはメジロにくぎ付け。
メジロのあの目はアピール度満点だ。
白いアイリングは1枚1枚の短い羽でできているんだとか。
チィ チヨ チュイ...と美しい声で歌いながら、右を向いたり左を向いたり。
かわいいー
柿の美しい若葉のした。
メジロとわたしだけ。
メジロが飛び去るまで、まるで時間が止まったように思えた。
ところで、最近のわたしがメジロで連想するのは、叔父上です。
つまり明智十兵衛光秀様が叔父上、光安様にございます。
はい、『麒麟が来る』でございます。
光安様はメジロを飼っておられ、「メジロと叔父上」の組み合わせの、アンニュイでシュールな魅力と云ったら♡
先日の放送で、叔父上はメジロをお放しになってしまわれました。お覚悟が察せられようと申すものでございますが、もはや「メジロと叔父上」を拝せぬのは至極残念に存じます。
__言葉遣いが妙(すぐに影響をうけるタイプです)
『麒麟が来る』は何年かぶりに、ずっと見つづけている大河ドラマです。
毎週感想を書きたいと思うのですが、はじめちゃったら大変なのでやめています。
ツッコミどころ満載なので。
鈍感な十兵衛さまとか、キュートな駒ちゃんとか、こわい熙子さんとか、ホントにマムシ並迫力の本木・道三さまとか、丸顔の信長さまとか、とかとかとか。語りたいことはキリがない…
あれ?
思うまま書き進んできたら、話の最後が大河ドラマになってしまいました。
メジロとシジュウカラのつもりだったのに。
GWも今日で終わりですが、緊急事態宣言はつづきますね。
皆さま、あすからもお気をつけてお過ごしください。
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