かぐのみ幼稚園 星の出前
・時 間 18時~20時
・場 所 かぐのみ幼稚園 グランド
・参加希望者 園児40+父兄 100名以上
・参加会員 シーバス2号さん、Kさん、きらほしの3名
昨日、星の出前をやってきた、かぐのみ幼稚園の観望会の様子を報告します。
かくのみ幼稚園へは、今回で3回目となる星の出前でしたが、
中々天候に恵まれず、延期に次ぐ延期となり、
三度目の延期となった11/03日に無事開催しました。
当初聞いていた人数では、園児40名+父兄あわせて100名と言うことでしたが、
実際のところは100名を越える希望者が集まりました。
我々スタッフは、シーバス2号さん、Kさんときらほしの3名で対応しました。
機材は、スタッフが持参した屈折鏡、シュミカセ、反射ニュートンとバラエティに富む光学系3台と、
幼稚園にあったビクセン製のスカイポッドA80Mの4台で対応しました。
まず、園の三田村理事長さんと石井園長の挨拶で始まり、
午後6時20分から観望会を開始。
気になる空ですが、開始直後は空全体を雲が覆いつくしていました。
私は「空が駄目なら、それで打ち切りでいいだろう」程度の感覚でいましたが、
最悪の事態を予測していたKさんは、事前打ち合わせに無かったパソコンと資料を持参してくれてました。
幸い、園にもプロジェクターがあったので、最悪の場合はこれで対応できると確信しましたが、
結果的には使用しなくて済みました。(やや接続に問題あり)
多少雲はひび割れているところがあるのだけれど、一向に天気は回復する傾向ではなかったので、
屋内での星空解説に踏み切ろうと思ったわけですが、
園長さんは「今しばらく屋外で」というリクエストがあり、とりあえず3グループに別れ3台の望遠鏡についてもらうことにしました。
次第に空が暗くなってきた頃、ベガやアルタイル、デネブが雲の切れ間から覗いてきました。
せっかく来てもらっているのだから、これらの星だけでもと思いましたが、
単なる☆だけではつまらないと思い、ベガの近くにあったδ2が北条家の家紋に似ていることから、
これを案内しようと思い導入。
雲の中ながら見え隠れする状態でしたが、
観望会を開始して20分ほどして、
なんと雲が一気に消え始めたのです。留まってて微動する気配すらない雲が急に消えたのです。
まさに奇跡でした。
私の機材では、まず色の違いを楽しんでもらうべく、白鳥座のアルビレオを導入。
園児に何色に見えますか? の問いに、ほとんどが「黄色と青白い」と答えてくれましたが、
中には「黄色と黒にみえる」と回答する園児の姿もありました。
次に導入したのは「星が沢山見える領域を」という狙いからh-χを。
「ゲッ、ヤバイぐらい星が一杯見える」という回答が大半を占めました。
私の思惑通り、してやったりでした。
次第に盛り上がる観望会でしたが、園長先生が「ここで中締めにしましょう」と言うことになり、
午後7時にいったん中断。
ここで、Kさんが用意してくれた資料を園児に配布して、簡単な解説をやってもらいました。
その後、園児による星にちなんだ歌の合唱が披露されました。
そして、ここでいったん観望会を終了にしましたが、
「まだ観察したい方は残っていただいて結構です」という園長先生の計らいから、再度観望会を復活させました。
私も最後に、カシオペア座にある極めつけの散開星団NGC457のET星団を導入しました。
この天体には誰もが納得した様子でした。
午後7時半過ぎた頃観望会を終了し、園の関係者と我々スタッフで休憩タイムになりました。
休憩中も様々な話題で盛り上がり、「科学・理科離れを何とかして食い止めよう」という話を最後に解散しました。
今回の開催につきましても、前回同様、渉外担当してくれたのはシーバス2号さんでした。
お疲れ様でした。
PS:園の建物は平成23年度に改築されて綺麗な建物に生まれ変わっていました。
報告 管理人
・時 間 18時~20時
・場 所 かぐのみ幼稚園 グランド
・参加希望者 園児40+父兄 100名以上
・参加会員 シーバス2号さん、Kさん、きらほしの3名
昨日、星の出前をやってきた、かぐのみ幼稚園の観望会の様子を報告します。
かくのみ幼稚園へは、今回で3回目となる星の出前でしたが、
中々天候に恵まれず、延期に次ぐ延期となり、
三度目の延期となった11/03日に無事開催しました。
当初聞いていた人数では、園児40名+父兄あわせて100名と言うことでしたが、
実際のところは100名を越える希望者が集まりました。
我々スタッフは、シーバス2号さん、Kさんときらほしの3名で対応しました。
機材は、スタッフが持参した屈折鏡、シュミカセ、反射ニュートンとバラエティに富む光学系3台と、
幼稚園にあったビクセン製のスカイポッドA80Mの4台で対応しました。
まず、園の三田村理事長さんと石井園長の挨拶で始まり、
午後6時20分から観望会を開始。
気になる空ですが、開始直後は空全体を雲が覆いつくしていました。
私は「空が駄目なら、それで打ち切りでいいだろう」程度の感覚でいましたが、
最悪の事態を予測していたKさんは、事前打ち合わせに無かったパソコンと資料を持参してくれてました。
幸い、園にもプロジェクターがあったので、最悪の場合はこれで対応できると確信しましたが、
結果的には使用しなくて済みました。(やや接続に問題あり)
多少雲はひび割れているところがあるのだけれど、一向に天気は回復する傾向ではなかったので、
屋内での星空解説に踏み切ろうと思ったわけですが、
園長さんは「今しばらく屋外で」というリクエストがあり、とりあえず3グループに別れ3台の望遠鏡についてもらうことにしました。
次第に空が暗くなってきた頃、ベガやアルタイル、デネブが雲の切れ間から覗いてきました。
せっかく来てもらっているのだから、これらの星だけでもと思いましたが、
単なる☆だけではつまらないと思い、ベガの近くにあったδ2が北条家の家紋に似ていることから、
これを案内しようと思い導入。
雲の中ながら見え隠れする状態でしたが、
観望会を開始して20分ほどして、
なんと雲が一気に消え始めたのです。留まってて微動する気配すらない雲が急に消えたのです。
まさに奇跡でした。
私の機材では、まず色の違いを楽しんでもらうべく、白鳥座のアルビレオを導入。
園児に何色に見えますか? の問いに、ほとんどが「黄色と青白い」と答えてくれましたが、
中には「黄色と黒にみえる」と回答する園児の姿もありました。
次に導入したのは「星が沢山見える領域を」という狙いからh-χを。
「ゲッ、ヤバイぐらい星が一杯見える」という回答が大半を占めました。
私の思惑通り、してやったりでした。
次第に盛り上がる観望会でしたが、園長先生が「ここで中締めにしましょう」と言うことになり、
午後7時にいったん中断。
ここで、Kさんが用意してくれた資料を園児に配布して、簡単な解説をやってもらいました。
その後、園児による星にちなんだ歌の合唱が披露されました。
そして、ここでいったん観望会を終了にしましたが、
「まだ観察したい方は残っていただいて結構です」という園長先生の計らいから、再度観望会を復活させました。
私も最後に、カシオペア座にある極めつけの散開星団NGC457のET星団を導入しました。
この天体には誰もが納得した様子でした。
午後7時半過ぎた頃観望会を終了し、園の関係者と我々スタッフで休憩タイムになりました。
休憩中も様々な話題で盛り上がり、「科学・理科離れを何とかして食い止めよう」という話を最後に解散しました。
今回の開催につきましても、前回同様、渉外担当してくれたのはシーバス2号さんでした。
お疲れ様でした。
PS:園の建物は平成23年度に改築されて綺麗な建物に生まれ変わっていました。
報告 管理人