スカ天ブログ

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ソレイユの丘 春の星空観察会の報告 04/28日

2012-04-29 09:59:42 | 天体観望会

夕方から曇りという予報が出ていた、
ソレイユの丘の春の星空観察会でしたが、
予報とは裏腹で、終始曇られること無く、
満天の星空の下で、観察会を支援することができました。
今回も大半が地元出身者の方々で、(横浜出身1家族)30名を越える
賑わい振りでした。
いつものように屋内で30分程度の星空学習を行い、
今晩見ることが可能な天体を、パソコンのステラナビで紹介しました。
午後7時を過ぎた頃屋外に出ると、
そこには満天の星空が広がっていました。
3台機材を用意していましたので、10名グループ3班に分けて、
金星、月、火星を紹介。
私の20センチの反射望遠鏡では、明日最大光度を迎える金星を導入。
月齢5ぐらい程度の月を思わせる、欠けた金星を楽しんでもらいました。
Tさんのペンタックス75ミリの機材では、既に小接近から2ヶ月過ぎた火星を、
Yさんのスカイポッドの機材では、月面を楽しんでもらいました。
その後は、最後の目玉である土星を導入して、その姿を見てもらいました。
この日のシーイングはすこぶる良くて、
まるで写真を貼り付けたような鮮明さの、惑星や月面を見ることができました。
午後7時47分頃、ちょうど、星空観察会に遭わせたかのように、
ぎょしゃ座の方角から明るく移動する物体が登場。
ISS国際宇宙ステーションです。
ISSが登場すると、皆、望遠鏡そっちのけでISSを追いかけていました。
そのISSが一気に暗くなると、動揺した人たちが「なんで急に暗くなったの」の質問攻めにあいました。星空を観察中に、スーツ姿のカメラを所持した一人の男性から声を掛けられました。
なんとその方は、タウンニュース横須賀支社の安池さんでした。
本日の観察会の様子を取材させて欲しいと。
何れ、その時の様子が、タウンニュース誌に掲載される事でしょう。
あっという間の観察会の1時間半が過ぎ、午後8時を回った頃に解散しました。
参加された方々は、皆、ご満悦気分で帰っていきました。
解散後は、施設の加賀さんが望遠鏡を覗かせて欲しいという事で、月と土星を導入してあげました。
この時、初めて私も月面を見ましたが、揺らぎのない静止した月面にうっとり。
ずっと見ていたい気持ちを抑え、機材を片付け、撤収モードへと。
帰宅後に、自宅で見ようと企画しましたが、撤収以降はどんよりとした曇り空になり、
ダメでした。
今にして思うと、観察会の時間だけが申し分のない星空だったわけです。
応援に駆けつけてくれたYさん、Tさん、Sさんお疲れ様でした。
Yさん、JAXA発行の冊子「宇宙のとびら」の持参有難うございました。

以上

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