2週間経過

入院から2週間経ちました。
昨日は、会社で歓送迎会があったので、お見舞いはお休みしました。

昨日の昼食から流動食に変更されたので(またも餃子が登場!)、ますます食べられないと言って、今朝の朝食から「一般三分粥」にさらに変更。
少しは食べられるようになったけど、食後に気持ち悪くなったらどうしよう…と不安だそうで思い切り食べるのはできないと言ってました。
「病人は食べられなくなったらおしまいよ」と脅しておきました。
体重もみるみる減り、現在65キロ
「立派な末期癌だよ」
と言うので
「うん、知ってる(^O^)」と、いつもの調子で言いました（笑）

不信感

昨日は、残業になり病院行かず真っすぐ帰りました。
今日は、CT検査。午後、主人からメールがあり
「昼食が出たけど、食べられない、腹痛い、気持ちが悪い」とあったので驚きました。
夕方、病院へ行くと具合悪そうに寝てました。
夕食運ばれ、一応食べるつもりで箸を持ちましたが、肉団子一個食べたら吐いてしまいました。
おかずの匂いで気持ち悪くなるそうです(つわりみたい?ちなみに私2度ともつわりありませんでした)
しかも腹部の痛みは、以前の痛みの強さに逆戻り…

今日は回診が遅く、私が帰宅した後でしたが、CT検査の結果は「異常ない」と言われたそうです。
ただし、食事は一旦中止になったとのこと。
主人は点滴の針を刺してる所が痛くて、早く点滴やめたいのですが、まだまだ無理ですね。

あんなに痛いのに異常ないなんて信じられない!

主人の職場へ

今日は、病院行く前に主人の職場へ行き、課長にご挨拶して来ました。
療養休暇で休んでるので、診断書を提出するためです。
もちろん、郵送でもいいけど、職場の皆様にはご迷惑おかけしているので…

先妻からの手紙も届いてました!2通も!
9月21日から28日まで入院して、心臓の手術をしたみたい。言いにくいけど、お見舞い金くださいって書いてありビックリ!
2通目は、最初の手紙の翌日の消印で「昨日の手紙出したこと後悔した」とかなんとか書いてあったけど、最後は現在の収入が手取り25万円で、家賃と健康保険料、返済など払っても、月3万8千円返せる、暮れのボーナスは10万円返せる…とか書いてあり、自分に何かあった時は息子と主人に死亡保険金が入るようになってる…と書いてありました。
んなわけないじゃん!!

大成功!

今朝、主人から来たメールです。
「薬が切れると痛みが激しい、その場所は切った場所で、他にないので大成功であったと思う」
なんだか嬉しくなりました(^O^)
主人が「大成功」と言うなら大成功で間違いないと思います。

術後の様子

朝、会社に着くやいなや次長に「ご主人大丈夫?」と声をかけられ
「今日の午前中に手術です」と言ったら
「あなた、会社来てていいの?!」と驚かれました。
「はい、大丈夫です。私が手術受けるわけじゃありませんから(^O^)」
と答えたら、驚いたような、呆れたような…（笑）

10時過ぎに主人から「只今から手術室に向かいます」と、またまた緊張気味のメールが届きました。

夕方、私が行ったら痛そうにしてベッドに横たわる主人がいました。
お腹に開けた穴から出てるチューブから黄色っぽい物が流れ出て、袋に溜めてます。以前やった胆汁を出したのと同じです。
オヘソのやや上ですが肝心の穴はガーゼで覆われ見ることできません…残念です…。
昨日までの痛みと違い、今は切った傷口が痛むみたい。
ベッドの横には尿瓶が!!
「オシッコ行けないの?!」と聞いたら、頑張ってトイレまで歩くつもりでナースに付き添いを頼んだら尿瓶を持って来たらしく、しかし出なかったそうです。
そりゃそうだ!車椅子だって恥ずかしい人が尿瓶にオシッコ…。
なんとも可哀相です。

明日は、お見舞いお休みする予定です。

明日決行!

今日も病院行ってきました。
一応、昨日私がいたことは覚えていました。
(ヨシヨシ（o_ _）ノ彡)

昨日は、やれるなら内視鏡で…と先生が試みたものの、やはり胃から刺すことは出来ず「見ただけ」に終わったようです。
明日は表から決行します!

今日も痛そうにしてました。
この「のう胞」、いったいいつからあったのか?
CTを見せていただきましたが、素人目にもハッキリわかるほど前回の画像には何もなかったのに今回いきなり出現してました。
しかし、主人も言ってましたが、お腹は2ヶ月も前から痛かったわけだし、きっと小さいのはどこかにあったんでしょうね。
「原因不明」と言われたのが残念です。

見ただけ

今日、16時に「今から手術室に向かいます」と主人からメールがありました。なんだか主人の緊張が伝わって来るメールでしたね。
私は仕事終わってから病院へすっ飛んで行きました。しかし、麻酔で眠ってるのでナースに今日の処置の説明を先生から聞けるか確認したところ、今日は見ただけで、木曜日にやるのでその時説明するとのこと。
拍子抜けしました…
帰室2時間後の採血で19時半頃ナースが来て、検温したり血圧を測る等してくれました。
体温が38.5度と高く、鎮痛剤作用のある点滴して、さらに先生が飛んで来て、血液にばい菌がいないかどうか調べると言って、また血を採りました。
血漿の輸血はしたので心配したのかな?
先生やナースに起こされ目を開けた主人でしたが、会話はボケ老人みたいに話が通じてませんでしたね。
一応私とも会話したけど覚えてないでしょう…

イヤミ

昨日、主人の息子夫婦がお見舞いに来てくれました。
前日、その旨私にメールがあったのです。
昨日病院に着いてすぐ主人に「今日○○君お見舞いに来るってよ」と言うと
「んな～、来たって何にもなんね～よ～」と(照れ隠しなのか?)言うので
「お金(遺産)もらうんだから、お見舞いぐらい来なきゃ!」とイヤミを言ったら、笑って流されました。
「そんなこと言ったら私だって来たって何にもならないわよ。私が来たって病気が治るわけじゃないんだから」と言ったら
「そんなことないよ…」と蚊の鳴くような声で言ってました。
本当にそう言ったのか自信を持てない程小さい声でした。
そういう時は大きな声で言いなさい!!
と思った私です。

腹痛の原因

今日のダイナミックCT検査で腹痛の原因がようやく判明しました!
肝臓の裏側に6-7センチ大の「のう胞」が出来ていました。
この「のう胞」は、膵管から膵液が漏れ出し出来たと想像されます。
漏れた理由は、膵頭にある腫瘍のせいで、膵液が十二指腸に流れず漏れ出したみたいです。
この膵液を出すには二つの方法があります。
「経皮経肝のう胞ドレナージ術」
これは、表皮から針を刺す方法で肝臓を突き抜け裏側の膵液を出す。
もう一つは「超音波内視鏡下(膵)のう胞ドレナージ術」
これは、内視鏡で胃から「のう胞」に針を刺す方法。こちらの方が先のことも考えるといいらしいですが、今回の場合難しすぎるみたいです。
前者でやる予定ですが、先生今晩さらに考えるそうです。
血流の多い肝臓に針を刺すので、大量の出血が予想され輸血するそうです。
輸血に伴うリスクや、この手術のリスク(腹膜炎等)の説明を受けました。
主人は恐怖感で元気無くなりました。
この「のう胞」は三角の形をしてますが、底辺が少しへこんでてハートみたいになってました。
不謹慎かと思い言わなかったけどね。

風のガーデン

木曜夜10時のドラマ「風のガーデン」見てますか?
亡くなった緒形拳の遺作だしストーリーが「末期癌に冒された主人公」というところに惹かれ見てます。
私は一口に癌と言ってもどこの癌か気になりますが、なんとドラマは膵臓癌!
ステージ4bで主人と一緒!
この先どんな展開、最期を迎えるか楽しみです!