【日々】ハードネゴシエーターの技を盗み見る

２週間を振り返りシリーズ第四弾。

ネゴが大好きな部長さんと同じく、直属の上司である課長さんもハードネゴシエーターとして専らの評判。元・部下曰く、「実に直線的なネゴながら、相手に絶対に嫌われない交渉を行う」と。

私自身、丁度一年間彼の下にいて、正にそれを実感中。

先々週の水曜日は、プロジェクトがピークの中、実に20年近くも眠っていたある物件処理の話をしに、今まで全く会ったこと無かった会社へお願いをしに。相手は、それこそ、会社の場所や担当者名さえわからない始末。

面談に応じてきた相手は、一応上場するそれなりに大きな会社の管理担当役員さんで、正に百戦錬磨という感じ。

課長さんは、そんな人を相手に、実に一歩も引かぬ交渉を実施。我々の知らなかった新たな問題が出てきて旗色は実に厳しそうな状況ですが、なんとか検討するとの回答をえたので、一応、次回に繋がった。

あの無駄のように見える冒頭のトークは、ここに繋がってくるんか、と。横で見ていて、惚れ惚れしますね。

こうゆう喋りを少しでも身に付けねば。「頭でっかち」な仕事をしてきた悪い面として、「そんなん明らかにうちが勝てる要素ないやん」と思ってしまう癖がいつまでも抜けないんですよね。