まさに今日の夕暮れは、声が出るほど綺麗だった。
そういえば先日、浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」という本を読見終えたが、なかなかロマンチックで読み応えのある俺的にはタイプな作品だった。近々映画化されるのかな?是非映像も見てみたい。
地下鉄に降りると、あるポイントから自分が幼い少年時代の頃にタイムスリップしてしまいそこで今まで知らなかった親父の事や兄の事などが見えてくるという現在と過去を行き来するストーリーなのだがね。
最近TVドラマなんかも、当然だが脚本が面白くないと視聴率が悪い。
どこにでもある当たり前の設定で、フツーに恋愛物語ってやっぱドキドキしないんだよな。
人気女優や俳優の一年先のスケジュールだけおさえておいて、本はあとからっていう事も少なくない。
キャスティングだけで視聴率は取り難い時代になったね。
先日終わったマイボスマイヒーロー(だっけ?)などは断片的に見ていても面白かった。ヤクザが一年だけ高校生やるってストーリーで、あり得ない設定だけどそこに意外性があるから物語がどんどん展開してゆけるのだろう。コメディーとギリギリのラインだったけど、見ているとあり得なくなくなるから不思議だよな(笑)。
八十分しか記憶が持たない数学博士とのふれ合いを描いた「博士の愛した数式」も映画は見ていないが、とても面白い本だった。
一つ何かをハズしたら物語ってとても面白くなるのだなあって思う。
でもさ、メロディーとかも、この一つハズす事って大事なんだよな。うまく言えないから伝わりにくい話だけどさあ、パーツそれぞれは王道なんだけど一曲を王道パーツでまとめると意外に地味なんだよな。なんかね~、決まりきったデートコースみたいで、雑誌に乗ってる女の悦ばせ方みたいで(笑)たぶんきっと次はこう来るって思うとその通りになってしまう意外性のなさ?。食事もお酒も甘い言葉も、んでテクもいいんだけど、な~んかバランス良すぎて物足りない感じ。幸せすぎて怖い感じ。
二回目のデートどうするんだろうって感じ?(笑)。
きっと多少デコボコしてひとつくらいハズれてるほうがふくよかなんだよな。曲も人間もね。
精進 精進~。
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サントス
muñeca
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