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スポーツカー戦略

2005-09-05 | 
先月末、ようやくマツダの「ロードスター」がフ

ルモデルチェンジしてデビューした。


キープコンセプトの中にも新鮮さがあってなかなか

好感がもてる。


排気量もボディーサイズも大きくなった割には

車重が10kgしか重くなってないということで

開発陣の並々ならぬ努力もうかがわれる。



先日の日刊工業新聞の記事に

現在、国内のスポーツカー市場は年間約3万台で、

その1/3の1万台をマツダ「RX-8」が占めて

いると出ていた。


このことに少し驚いたが、新しい「ロードスター」

は年販目標4000台強で、更にスポーツカーシェアの

1/2を狙おうというのだ。


マツダの経営権を握るフォードもマツダブランドを担う

スポーツカーに対しては単独開発を認めているという。


スポーツカーは台数的には大衆車に比べれば全然少ないが、

「指名買い」が多い為、値引きが少なく利益率が高い。

しかも中古価格も高い、とマツダ幹部。


やはりマツダはスポーツカーメーカーだなあという思い

を新たにしたが、こういったスポーティーな戦略が奏功

してか、マツダは量販車の販売が国内外で好調を維持、

業績を改善してきている。



新型「ロードスター」の成否も気になるが、ぼちぼち

トヨタのスープラや日産GTRの復活の噂がささやかれ

ている中、マツダも早くフラッグシップである次期

RX-7を具体化して、さらなるブランド力の向上

につなげて欲しいものだ。


今度の東京モーターショーで何か

サプライズがあると嬉しいのだが・・・。

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