to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

羊蹄山(喜茂別)  2020年12月27日

2020年12月28日 | 山スキー

3:55

災害級の降雪のあった岩見沢に通勤しているからそう思うだけなのかもしれないが、最近の雪の降り方はえげつない。当然羊蹄山麓の積雪も間違いなく増えているはずだ。ということで久しぶりの羊蹄へ。爆風予報だったからド風下の喜茂別スタートとした。除雪が面倒だから厳冬期に喜茂別から登ったことなんて皆無に等しいが、今日はそんなことは言ってられない。3時半現地集合にしたが、途中の中山峠の風雪はかなりのもの。大粒の雪がモサモサ降ってて風も強い。これはない、なさすぎる。「今日はやめにしよう。」と言いかけたが、言葉を飲み込んで喜茂別へ。着いてみると雪は降ってなくて風も弱い。先着のコンさんとヤマトキはすでに除雪中。みんなでせっせと除雪して、結局40分かかって無事駐車。除雪って面倒だなと思っていたが、やってみたらいいウォーミングアップになってよかった。ガクブルでスタート準備するよりもいいかもしれない。
ヤマトキが昨日も喜茂別から登ってて薄くトレースが残っているからありがたく使わせてもらう。森の中に入るが雪はクソ重たい。こんな雪全くもって想定外です。夜は風が強かったのだろうか。4人でラッセルを回すが、重いし深いしで遅々として高度は上がらない。ラッセルすれば暑いし、後ろで国道の敷設を待てば寒いということで、こまめにトップを入れ替えながら進軍する。
1600くらいで視界はなくなったが、1800くらいになると薄いながらも視界が復活してボッコが見えた。予報は外れて風も弱い。外輪は予想よりはるかに穏やかだった。でも寒いから記念撮影したらちゃちゃっと準備して下る。いつもどおり滑り出そうとすると視界はなくなる。安定の白さです。人柱が必要だということで先頭を変わりながら下るが、調子こいて滑ってると危うく留産に吸い込まれそうになって反省。今日は沢で遊ぶ日ではありません。1400から視界が復活したが、重雪ツリーランでご褒美はなし。
下山後は当然京極温泉。現金の持ち合わせがなかったことが悔やまれる。回数券の割引販売は毎年12月とGW辺りだってことをすっかり忘れてて買えなかった。がっかりしたけど、よく考えたら今までみたいにハイペースで羊蹄には来れないし、夏は開店時間と下山時間が合わないから、買ったところで使い切るには1年以上かかりそうだという結果に至ってまあいいやということに。今日もカツカレーがうまかった。