天気は悪いが行くしかない。
午前3時半に起きてホテルを出発。
予報どおり風が強いようで高速道路のアスファルトの上を風に押された雪が流れて行く。
これはシビれますなぁ。
気温も低く出発準備も寒かった。
今日は行動時間も短くサクッと終わるだろう高を括って5時半行動開始。
結論を言うと全然サクッと終わりませんでした…。
今日はおパク様が絶不調で辛そうにしていた。
風邪を引いてるのだから仕方あるまい。
僕も先週の羊蹄京極は鼻風邪のせいでえらい辛かったもの。
有明山で敗退したりニセカウで稀に見る不調だったり、どうやらパクは北大雪との相性が悪いようだ。
北大雪に嫌われるようなことでもしたんじゃないの?(笑)
1100から1500まではクソ尾根だった。
ボコボコだし硬いしマジでクソ。
おかげで全然進まない。
本気で帰りたいと思いましたよ、ええ。
雪も固いし正面に見える尾根がハイマツだらけで板を履いては登れそうになかったから1500で担ぐことに。
バリズボでウザかった。
悶絶ものだった。
屏風岳を踏むのは僕もパクも初めて。
視界はあるが景色は見えない。
心眼で大雪を見るが残念ながら感動はなかった。
踏むもの踏んだらもはや用事などない。
風も強いしさっさと準備して沢に逃げる。
雪もすぐに柔らかくなって一安心。
晴れてれば石狩岳とかを見ながら滑れるんだろうか?
お楽しみは標高差にして僅か400〜500。
あっという間に終わってしまった。
お楽しみが終わってからがマジで長かった。
ニセチャロ第一川はパックリ口が開いていて何回渡渉しただろう。
雪が薄くて心臓に悪い渡渉を何回もこなした。
沢の出口が激狭につき尾根を登るが、この尾根が急だし雪がグズグズだしでかなりイライラさせてくれた。
林道に出たはいいがここからが長い。
しかも一昨年の台風のせいですっかりおなじみの路盤洗掘で林道がなくなっている箇所多数で時間がかかる。
函越橋を渡ってからは狭くなってて歩いてても楽しかった。
結局終わってみればしっかり7時間行動でお腹ぺこぺこ。
黒岳の湯に入ってよし乃へ。
最近思うんだけど、よし乃のラーメンってぬるくないか?
もっとチンチンに熱いラーメンが食いたいんだけどなぁ。
ってゆーか、家に帰ってきたら鼻水たくさん出るんですけどー。
まさかパクの風邪が移ったんじゃねーだろうな。