京極→羊蹄山 3:15
今日は久しぶりの京極で、コンさんとは現地集合。
畑は相変わらず風が強く、おまけに雪もちらついている。ん?今日って晴れるんじゃないのか?夜の間に結構降ったらしく、昨日のトレースは埋まっている。深いところで膝。でも、そんなことにはお構いなく、コンさんがズンズン進んでいく。そんなに速く歩かれると疲れちゃうから勘弁してください…。
明るくなっても雪が降ってて寒いし、晴れる気配も全くない。もうこうなったら晴れなくていいから、せめて視界だけはあって欲しいと思いながら登る。雪があるから1600まで尾根を行けた。上を見ると沢の中はガリボコ。京極の沢上部のこのボコボコ、今シーズンはきっと埋まらないんだろうな。
クトーをつけてトラバり始めるとチラチラと青空が見え始めて劇的に晴れた。太陽も顔を出し、雲はみるみる消えてゆく。ここ最近、羊蹄に通い詰めているのに天気に恵まれないコンさんは、久しぶりの晴れに大興奮。ずっと笑い声が聞こえていた。
ピークから見た留産の沢はすごく良さそうだった。油断するとついつい引き込まれそうになるが、ここは喜茂別から登ってくる人に譲ることにして、俺らはよだれを垂らしながら滝ノ沢へ。
すげえよかった。特に1300よりも下の雪の軽さったらはんぱない。ということで1100まで下って登り返す。燃費の悪いコンさんはずっと腹が減ったと言っていた(笑)1600まで登って京極の沢を下る。ここもよかった。適当なところで尾根に戻ってツリーラン。あとは消化試合だと思っていたが、森の中も雪がよく楽しかった。
今日はコンさんがたくさん写真を撮ってくれた。ありがとうございました。
車に戻ると、ちょうど外国の人が出発するところだったけど、もう昼だぜ。優雅というかのんびりしてるというか…。少しだけ話をしたけど、英語なんて全然できないから思っていることの1割くらいしか伝えられなかった。英語ができればコミュニケーションが取れて楽しいんだろうとは思うが、今更勉強しようとまでは思わない。残念ながら向上心ゼロ。
京極温泉のサウナで地元のお父さん達が話してるのを聞いたんだけど、父さんの家の90の年寄りが、こんな雪が少ないのは産まれて初めてだと言っているらしい。長期予報でも少雪暖冬と言っているし、今年はあっという間にシーズンが終わりそうだ。自然相手だし仕方ない。たまにはこんな年もある。自分に都合のいいように考えると、こういう年は90年に1回しかない。温暖化もしない。そうなると俺が生きている間は今年よりも雪の少ない年は来ないことになる!いやーもう安泰だわ。よかったよかった。