「ぼくら党」のブログ

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ブログのこころ(8)

2006-05-16 23:57:07 | こころ
■最近、新書をよく読む。新書は調度いい長さで、読みやすい。ぶ厚い本も、出来るだけ読みたいのだけれども、まったく読まなくなる可能性が高いので、手軽な新書を読むことによって、読書をする慣習がなくならないようにしている。

■これは、ハードなトレーニングと軽いトレーニングとの関係。言うなれば「走る」ということと「歩く」ということであると思う。無理なトレーニングは、絶対に長続きしない。しかし、やらないよりはマシという程度の運動ならば、何とか継続して行うことができる。その無理のない運動が、新書を読むことだろう。

■私は、本を読むときに、要点や気に入った部分に線を引いたりしない。どうしても線を引いたりする事には「本を汚す」と考えてしまうのだけれども、よくよく考えると、読書とは、情報を仕入れるために行う行為であるので、線を引いたりして、出来るだけ頭に入りやすいようにするべきなのだから、文章に線を引いたりすることの方が、正しい本の読み方なのだろうか。

■よく「今年は○○冊本を読む」と目標を立ててしまうのだけれども、これは無意味な目標なのかもしれない。本は何冊読んだかが重要ではなく、本に書かれている内容を、身につけることが目的なのだから、年に1冊しか読まなかったとしても、それを丸暗記するぐらい読めば、千冊読むよりも、価値のあることなのだろう。

しかし、どうしても「何冊読んだか」ということに、価値を置いてしまう読書をしている。読んだ本を積み上げて「こんなに読んだか」と満足する。これは駄目な読書の典型例なのだろうか。




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