プログのこころ(1)

■ブログを開設してみた。非常に簡単に作ることができる。今までであれば、自分の思いや考えを表現しようとすれば、ほとんどの人間は、日記やごく小さな集団の中での会報などで、表現されていたのではないだろうか。

実際、広範囲な表現の自由は、ほとんどの人々は、無関係であったのではないか。表現の自由などは、一部のマスコミや文化人、芸術家などが行使しえた権利なのだと思う。しかし、今は、このようなブログによって簡単に、万人に対して、発信することができる。（見たい人がいれば、見ることができるという意味だが）。

ただ平凡な個人が、自分の考えを広い範囲で表現することができるというのは、非常に意味のあるものではないだろうか。 ただ、問題点がないわけでもない。互いの意見が、かみあうことなく、ただ、お互いを中傷するのみに終始したり。また、あえて悪意を持って間違った情報を流したりする場合もあるだろう。

しかし、他の人が、何を考えているか。ある出来事に対してどう思っているのかということは、自分の意見とは相容れない場合であっても参考になるのではないかと思う。それと、間違った情報であったとしても、ただ鵜呑みにせずに、中立的な立場で、他の情報を参考にすれば、ある程度は、事実が見えてくるのではないか。（しかし、実際のところは、自分自身の好みで、情報を取捨選択する場合が多いだろうが）。

私の立場としたら、別に自分の思ったことを書けばいいのだ。そこに偏見や誤謬があったとしても、それはそれでいいのだと思う。たぶん。



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