「ぼくら党」のブログ

我が旗を掲げながら進む-少数精鋭「ぼくら党」の公式ブログ 社会について考えてます。コメントいただければ幸いです。

復党問題と投票行動について

2006-10-31 19:10:08 | 日本政府(小泉内閣・安倍内閣)
■郵政造反派の復党問題が取りざたされているが、この問題は完全な国民に対する詐欺行為ではないだろうか。これは党利党略としかいえないもので、身内の論理以外の何物でもない。もし彼らを復党させたとするなら、先の衆議院選挙は「自作自演」であり壮大な八百長選挙であったことになる。 ■以前にも、造反組みの不甲斐なさは書いたが、一番の問題は追い出した自民党(森派)にあるのではないか。郵政民営化法案を否決したのは、 . . . 本文を読む

本当に消えたか「核武装論」

2006-10-28 22:51:30 | 国防問題・ミサイル防衛
■北朝鮮の核実験から、「核武装論」を公然と語る政府関係者が出てきている。議論するだけとはいっているが、その議論しようとしていることは、核武装の是非論から、まったくの白紙状態で議論しようとしているのではなく、いかにすれば核武装が可能かという議論であることが伺える。 ■もし、核武装ありきの議論であるなら議論すらするべきではない。議論とは、これからいかにするべきかを白紙の状態から積み上げる作業であり、最 . . . 本文を読む

核武装論について

2006-10-15 22:37:37 | 時事考察
■北朝鮮の核実験によって、日本の状況が急激にきな臭くなってきている。麻生外相は―「(周辺事態の)範畴(はんちゅう)に入る」と語り、周辺事態法に基づく「周辺事態」を認定することが可能だとの考えを示した。―とあるが、周辺事態と認定できるかは、現在の状況では少し無理がある。 ■北朝鮮が核ミサイルを日本に撃ち込むことを宣言したなら別だが、核実験だけでは、「周辺事態」とは言い難いのではないだろうか。日本は法 . . . 本文を読む

安倍内閣の政権運営について

2006-10-13 00:54:55 | 日本政府(小泉内閣・安倍内閣)
■安倍政権が発足する前の最大の懸念は、今までの発言や行動から垣間見える、国粋主義的な右翼思想を政治の場に持ち込むのではないか、というものだった。しかし、安倍氏が首相に就任してから、集団的自衛権の研究や憲法改正などについて発言しているが、彼が本来持っていた国粋主義的な右翼思想を、積極的に前面に出しているようには見えない。 ■特に外交の場に置いて、対北朝鮮は別にしても、対中韓2カ国に対する姿勢は、首相 . . . 本文を読む

「狂国」北朝鮮の地下核実験

2006-10-10 17:54:57 | 北朝鮮・韓国・アジア
■北朝鮮がついに核実験を実施した。核実験実施宣言をしてから、あまり期間を開けずに実施したのは、初めから核実験そのものを交渉の材料にするのではなく、核実験後の外交を想定していたと考えられる。 ■この地下核実験によって、間違いなく近隣諸国に与える脅威の度合いは強まった。北朝鮮は一般的な損得による交渉が通じない国家であり、その狂国が核兵器を保有することは、核抑止の理論である「相互破壊保証」ですら通用する . . . 本文を読む

米国の圧力による遊就館の展示内容変更

2006-10-07 17:57:53 | 靖国神社・愛国心・天皇問題
■遊就館の展示内容が、米国の圧力によって変更されることになった。靖国史観の総本山である靖国神社(遊就館)であっても対米追従は進行しているようだ。そこには中国・韓国に見せる頑なな姿勢は無く、まさに自虐的なまでの対米追従である。 「遊就館」における展示内容は、彼らが言うところの「日本の正しい歴史」を伝えるためのものであり、その根幹は米国による開戦の強要であったことは間違いない。その根幹である歴史認識を . . . 本文を読む

北朝鮮の核実験宣言について

2006-10-05 09:29:20 | 北朝鮮・韓国・アジア
■アメリカ・中国・日本に真綿で首を占められるように追いつめられつつある北朝鮮がまた、― 北朝鮮外務省は3日、声明を発表し、「今後、安全性が徹底して保証された核実験を行うことになる」と表明した。― とあるように瀬戸際外交を開始し始めた。 ■北朝鮮は今年の7月5日にテポドン2号を含む7発のミサイル発射実験を強行したが、その目的はアメリカとの直接交渉が狙いであったとされている。しかし、アメリカ本土を攻撃 . . . 本文を読む

安倍氏の「あいまい戦術」-(2) 歴史認識

2006-10-03 17:31:43 | 日本政府(小泉内閣・安倍内閣)
■-1995年の村山首相談話などを引用する形で「我が国は植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけ、アジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えた」と説明した。-と村山談話を答弁で引用しての説明は、個人ではなく首相としての立場を優先している事が伺えるが、A級戦犯についての見解をはっきりしない事によって、安倍氏にとっては耐え難きを耐えた村山談話引用も意味が無くなる。 また-「我が国はサンフラン . . . 本文を読む

安倍氏の「あいまい戦術」-(1) 日中・日韓首脳会談再開

2006-10-02 23:47:24 | 日本政府(小泉内閣・安倍内閣)
■安倍政権が発足してから早速、対中韓外交が進展する気配が出てきた。中国・韓国共に日本との関係を正常化することを望んでおり、首脳会談の実施は関係正常化の第一歩として重要な意味があり、この関係修復の努力はこれからも続ける必要がある。 ■日中・日韓関係の積み重ねは、小泉氏の戦略無き靖国参拝によって、台無しにされ日中・日韓外交は長期低迷を強いられる事となった。その状態を強硬派である安倍氏が修復する役割を担 . . . 本文を読む