ブログのこころ(9)

■ブログを始めてから９カ月がたつ。最近は、このブログも、当初よりは、訪問者数が増えてきているので、ブログを書き続ける、励みになっている。（特にブログランキングに投票していただくと、さらなる励みになる。）

しかし、ここで忘れてはならないのは、私が書き始めた動機は、「思ったことを書く」。という事なのであって、訪問者数の増減によって、記事の内容を左右されてはならない。(励みになる程度ならいいとは思うが)。

また、記事内容は変わらなかったとしても、節度のない言論には、注意しなければならない。(アホバカ的に書けば、ハッキリして受けは良いだろうが、それをやらないのが節度というものではないだろうか)。

ブログとは本来自由な言論の場なのであって、自由な発言のために存在するのではないだろうか。しかし、それがアクセスIPに縛られるようなものであれば、本来の意味から逸脱して、不自由な物となってしまう。これではブログを書いている意味が殆んど無い。

■ブログの訪問者数は、テレビにおける視聴率に似ているように思う。テレビ界のあり方が、視聴率第一主義になっていると批判されているが、ブログであっても訪問者数によって、価値が決められてしまうような感がある。

■金銭が殆ど絡むことが無いブログにおいても、このような状態なのだから、テレビにおいては、当然視聴率によって、広告収入の割合が変わってくるのだから「視聴率を度外視した良質な番組づくりを」と言われても、なかなかそれはできないだろう。（視聴率が稼げれば、「いかなる内容であってもおかまい無し」。となっていくのは、当然の結果ではないだろうか。）

■いかなる分野においても高い倫理観や思想がなければ、簡単に商業主義や迎合的なものに走ることになる。それはブログにおいても、例外ではない。私もそのことを肝に銘じなければならない。

■やはり良識を持って、世間の風潮や訪問者数に惑わされることなく、書きたいことを書いていく。それが、「我が旗を掲げながら進む」。という事だろう。 


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