「ぼくら党」のブログ

我が旗を掲げながら進む-少数精鋭「ぼくら党」の公式ブログ 社会について考えてます。コメントいただければ幸いです。

造反組の復党と武部氏派閥復帰

2006-09-29 23:51:39 | 自民党・公明党
■郵政民営化法案に反対して、自民党追放された無所属議員が結束して安倍氏に投票したようだ。― 12人は首相指名に先立つこの日昼、衆院議員会館の一室に集まり、「一致して安倍さんに投票しよう」と確認した。― とはあるが、あまりにも情けない対応である。 ■郵政民営化という一つの問題の相違から、自民党を追放された彼たちは、先の衆議院選挙で刺客を擁立されて議員生命すらも奪われそうになった。その中にあって彼らの . . . 本文を読む

安倍内閣誕生―官僚主導政治になるのか?

2006-09-28 23:54:37 | 日本政府(小泉内閣・安倍内閣)
■9月26日、小泉内閣に代わって安倍内閣が発足した。安倍氏は小泉氏の改革路線(彼らが言っている)を継承することを以前から公言しているところからも、安倍内閣は小泉内閣の、延長線上に位置しており、また、小泉内閣よりも、タカ派色が強い内閣だ。 安倍内閣は、小泉内閣の新自由主義的な路線を踏襲するのだから、当然、格差拡大はますます広がる事になり、セイフティーネットである社会保障はますます、自己責任の名の下に . . . 本文を読む

「国旗・国歌強制は違憲」について-(2)

2006-09-27 11:12:43 | 靖国神社・愛国心・天皇問題
■国旗国歌法制定時には、強制するための正当性を与えるのではないかという、懸念も聞かれたが、「強制するものではない」という説明がなされて法律は制定された経緯があり、判決の ― 国旗、国歌は、国民に強制するのではなく、自然のうちに定着させるというのが国旗国歌法の制度趣旨であり ― はまさにその通である。 ただし、これには反論もあり、「強制しないのは生徒に対してであり、教師には国旗国歌を指導する義務があ . . . 本文を読む

「国旗・国歌強制は違憲」について-(1)

2006-09-26 16:38:04 | 靖国神社・愛国心・天皇問題
■9月21日に東京地裁で、国旗掲揚や国歌斉唱をめぐる訴訟についての判決が下された。判決では国旗国歌の強制を「違憲」として、損害賠償として一人、3万円の支払いまで命じている。判決の是非は別として考えても、司法が権力側におもねる傾向にあって、この判決は司法らしい判決ではないだろうか。 日本は三権分立によって成り立っている。これは三権が互いに牽制し合うことによって、権力の暴走を防ぐという意味がある。しか . . . 本文を読む

自衛隊国連軍編入論について-(2)

2006-09-25 09:16:15 | 在日米軍・安保問題
■アメリカ追従論であれ、国連軍編入論であれ、その負担は自衛隊が請け負うことになる。このような安全保障に関わる問題を考える場合に、後ろめたさを感じるのはその部分である。この事について、我々は深く考えなければならないのではないか。自衛隊を一つの記号で考えるのではなく、我々と同じ人間の集団であることを前提にして、考えなければならない。 ■個人的な立場で考えれば、どのようなやり方であったとしても、あまり関 . . . 本文を読む

自衛隊国連軍編入論について-(1)

2006-09-23 17:58:13 | 在日米軍・安保問題
■地球人さんから安全保障についてのコメントをいただいた。この方の意見は、自衛隊を国連軍に編入することによって、アメリカの意思ではなく、国連の意志によって動くようにして、アメリカの意志によって都合よく、自衛隊がコントロールされるのを防止しようとするというものだ。 ■私は、自衛隊の国連軍編入は、一つの選択肢として成立しているものであり、間違っていると批判する気はさらさらない。一方的にアメリカの要求を飲 . . . 本文を読む

自民党の政権担当能力-(2)外交問題

2006-09-21 01:23:17 | 自民党・公明党
■自民党の政権担当能力は内政問題だけではなく、外交問題においても低下している。対米関係に関しては米軍再編、そのほかにもアメリカ産牛肉の輸入再開や年次改革要望書の存在など、アメリカの属国といわれても致し方のないような姿勢に終始している。 ■それに引き換え、対中韓外交は靖国神社参拝問題をきっかけとして、あえて敵対する方向で外交を展開している。この外交状況は、国家の意思で行われたというよりは、小泉氏の個 . . . 本文を読む

自民党の政権担当能力-(1)内政問題

2006-09-20 00:51:20 | 自民党・公明党
■政権担当能力とは、行政の継続性や当事者責任のことを指しているのではないだろうか。大幅な現状変更によって生じる歪みを考えれば、そのような政策を主張するのは政権を担当する事の責任を自覚しておらず、そのようなあり方を「無責任」として、自民党は野党に対して「政権担当能力無し」と批判してきた。 ■従来から彼らの語っていた有り方(政権担当能力)で考えれば、現在のような手法はあり得ないものであり、行政の継続性 . . . 本文を読む

自民党に民主党政策検証チーム発足

2006-09-18 01:02:33 | 自民党・公明党
■自民党が、「民主党政策検証チーム」を発足させた。これは民主党との政策論争に打ち勝つために、小沢代表が発表した基本理念・政策の「小沢ビジョン」や、過去の発言を分析し、最終的には報告書としてまとめるようだ。 ■小沢氏の発言を過去と現在で見た場合に、変わっている部分や矛盾している部分は当然出てくる。言われているところでは小沢一郎氏の著書「日本改造論」は、新自由路線であり、現在の主張とは大きく変わってい . . . 本文を読む

「続・コメント欄について」を読んで

2006-09-14 23:45:48 | ブログ規則(お読み下さい)
■以前、「続・コメント欄について」というTBをいただいた。喜八さんの意見はズバリ、アラシ防止のために、コメントとトラックバックは要らない。というものだ。確かにどうせ悪意を持ってコメントが書き込まれるなら、その根本原因を取り除いてしまおうと云う事のようだ。 ■コメントやトラックバックはブログの特徴的な機能であり、それを取り除くことは、ブログの魅力を半減させてしまうことになるだろう。コメントやトラック . . . 本文を読む

小沢代表再選と次期参議院選について

2006-09-13 23:55:40 | 民主党・社民党・共産党
■民主代表選は、小沢一郎代表が無投票で再選された。本来なら選挙を行うことによって、代表を決めるべきであり、「無投票」で決められるべきでない。自民党とは違うやり方で選挙をすることによって、民主党のあり方を国民にアピールするべきだった。 ■しかし、今年の4月に代表選が行なわれたばかりということもあり、代表選挙ばかりしているわけにもいかず、今回は挙党態勢の維持を最優先にしたようだ。 ■-「来年の参院選で . . . 本文を読む

安倍氏の政権公約 (3)―世界に果たす役割について

2006-09-12 23:51:14 | 自民党・公明党
■集団的自衛権や、自衛隊派遣の恒久法などは、明らかに米軍との一体化を推し進めるのが目的であるが、それを覆い隠す場合に用いられるのが、記事にもあるような― 「世界で役割を果たすために今の解釈のままでいいのか考えないといけない」― や、その他にも「軍事的貢献をしなければ国際的に評価されない」のような論法である。 ■「軍事的貢献をしなければ国際的に評価されない」の具体的な事例として、湾岸戦争において日本 . . . 本文を読む

安倍氏の政権公約 (2)―集団的自衛権と自衛隊派遣の恒久法制化

2006-09-11 23:29:37 | 自民党・公明党
■安倍氏は集団的自衛権の容認を推し進めようとしている。集団的自衛権は国連憲章第51条を根拠としているが。日本政府の今までの憲法解釈では集団的自衛権は持っているが、行使しないという立場だった。しかし、それを行使できるとするなら、だいぶ話が違ってくる。 ■集団的自衛権とは同盟国が攻撃された場合に、武力を行使した相手に対して、同盟国と共に戦うということらしいが、もしこのような状況になれば、憲法9条に抵触 . . . 本文を読む

安倍氏の政権公約 (1)―憲法改定

2006-09-08 23:46:26 | 自民党・公明党
■自民党総裁選は、明らかに消化試合になりつつあり、誰がなるのかという問題よりも、安倍氏が今後どのような方針で、この国を動かしていくのかという問題の方がはるかに大きいから、当選確実である安部氏の政策は特に注目する必要がある。■安倍氏は以前からタカ派であるとされていたが、政権公約を見るとやはりタカ派色が強く感じられる。これらの政策に関しては、「言ってるだけ」という物ではなく、かなり実現に向けて行動する . . . 本文を読む

放火テロとそれについての反応(2)

2006-09-07 00:02:54 | 時事考察
■それにしても、この事件から感じるのは、「心の狭さ」である。日頃から愛国心を持ってと言っていながら、それを主張している彼れの行動には献身的行為や愛など微塵も感じることができない。あるのは、心の狭さだけなのである。 ■実際に放火テロを実行した事もさることながら、この事件に関しての最大の問題点は、このような全く理由のない、社会のルートを根底から覆してしまうような事件でありながら、放火テロを肯定する人々 . . . 本文を読む