「ぼくら党」のブログ

我が旗を掲げながら進む-少数精鋭「ぼくら党」の公式ブログ 社会について考えてます。コメントいただければ幸いです。

「狂国」北朝鮮の地下核実験

2006-10-10 17:54:57 | 北朝鮮・韓国・アジア
■北朝鮮がついに核実験を実施した。核実験実施宣言をしてから、あまり期間を開けずに実施したのは、初めから核実験そのものを交渉の材料にするのではなく、核実験後の外交を想定していたと考えられる。 ■この地下核実験によって、間違いなく近隣諸国に与える脅威の度合いは強まった。北朝鮮は一般的な損得による交渉が通じない国家であり、その狂国が核兵器を保有することは、核抑止の理論である「相互破壊保証」ですら通用する . . . 本文を読む

北朝鮮の核実験宣言について

2006-10-05 09:29:20 | 北朝鮮・韓国・アジア
■アメリカ・中国・日本に真綿で首を占められるように追いつめられつつある北朝鮮がまた、― 北朝鮮外務省は3日、声明を発表し、「今後、安全性が徹底して保証された核実験を行うことになる」と表明した。― とあるように瀬戸際外交を開始し始めた。 ■北朝鮮は今年の7月5日にテポドン2号を含む7発のミサイル発射実験を強行したが、その目的はアメリカとの直接交渉が狙いであったとされている。しかし、アメリカ本土を攻撃 . . . 本文を読む

北朝鮮に中国も金融制裁か

2006-07-24 23:50:59 | 北朝鮮・韓国・アジア
■世間を騒がせた北朝鮮ミサイル発射実験は、マカオの銀行口座をアメリカが凍結した事が有力な原因として語られている。アメリカによる金融制裁が無謀なミサイル実験を誘発したとするなら、相当、マスコミで言われているように、アメリカの金融制裁は北朝鮮にダメージを与えている事になる。 ■アメリカの金融制裁でさえ、北朝鮮を追い詰めている中で、北朝鮮に友好的であるとされている中国も事実上の金融制裁を課しているようだ . . . 本文を読む

国連安保理の北朝鮮非難決議について

2006-07-17 23:43:25 | 北朝鮮・韓国・アジア
■国連安全保障理事会は全会一致で北朝鮮のミサイル発射について非難決議を採択した。日米は強制力のある制裁決議を目指していたが、中ロとの意見の違いから、結局のところ強制力の無い非難決議に落ち着いた。お互いの損得勘定を平均化すれば当然の結果と言えるだろう。 ■拘束力の無い非難決議であっても、北朝鮮の行動に制約を与える事になるらしい。今後、また北朝鮮がミサイル実験を威嚇的に行うようであれば、中国やロシアも . . . 本文を読む

北朝鮮の何が問題か

2006-07-14 23:55:32 | 北朝鮮・韓国・アジア
■北朝鮮によるミサイル発射実験について、色々な意見が交わされている。以前にも書いたが、私が思う、この度の実験で問題点は、平壌宣言を無視している点であり、もう一つ付け加えるならば事前通告が無かったことである。 実際には、ミサイルの落下地点は、日本近海というよりも、ロシア沿岸に近く、日本よりはロシアの方が直接的な被害を受ける可能性が高かった。この事から日本が被害を受ける可能性は殆んど無く、実害を受ける . . . 本文を読む

中田市長の朝鮮総連減免措置廃止について

2006-07-12 23:51:35 | 北朝鮮・韓国・アジア
■中田横浜市長が、朝鮮総連関連施設の税減免措置を廃止する事を明らかにした。― 中田市長は会見で「ミサイルをわが国に向けて発射している事実は重たい。国全体で行っている経済制裁の一環」などと述べた。― という事から北朝鮮のミサイル実験問題と連動した動きであるようだ。 ■記事によると、― 朝鮮総連施設に対する課税を巡っては、福岡高裁が2月、熊本市による減免措置を違法とする判決を出した。― とあるように、 . . . 本文を読む

予想外だった北朝鮮のミサイル発射訓練

2006-07-07 00:00:03 | 北朝鮮・韓国・アジア
■北朝鮮のミサイル発射により、にわかに騒然となってきた。北朝鮮のミサイル発射は無いと思われていたが、予想に反して北朝鮮はミサイルを発射した。発射の兆候があったテポドン2以外にもスカッドミサイルやノドンも発射している。 ■報道されていたテポドン2以外のミサイルも事前に察知していたか分からないが、もし察知していなければ、先制攻撃的にミサイルを撃破することも、やはり難しいということだろう。ミサイル発射前 . . . 本文を読む

拉致問題について(2)-拉致問題に感じる違和感

2006-07-06 07:08:28 | 北朝鮮・韓国・アジア
■拉致問題について、私が違和感を持つのは「救う会」が「経済制裁」を主張していることである。感情的に強硬姿勢を望むのは分からないでもないが、家族に危険が及ぶかもしれない「経済制裁」を政府に求めるのはなぜなのだろうか。 ■経済制裁を望のなら、拉致された人々の命は諦めなければならない。この事を踏まえて「拉致被害者の会」の方々は発言しているのだろうか。私には本当に「私たちの家族は死んでもいいから」と考えて . . . 本文を読む

拉致問題について(1)-解決方法について

2006-07-03 19:57:46 | 北朝鮮・韓国・アジア
■この拉致問題について、日本政府と韓国政府の対応は、日本政府は「真相究明」と「拉致被害者の返還」であり、韓国政府は「北朝鮮との宥和」による「拉致被害者の返還」となっている。同一目的でありながら、方法論が違っている。 ■この拉致問題の解決を困難にしている原因は、「国家間における犯罪行為」であると言えるのではないか。国内における犯罪であれば、このような拉致事件が行われた場合には、徹底的に究明され罪を償 . . . 本文を読む

北朝鮮による拉致問題について

2006-06-29 20:04:19 | 北朝鮮・韓国・アジア
■拉致被害者の横田めぐみさんの夫とされる金英男氏と、その家族が28年ぶりに再会した。この再開には、拉致被害者の横田めぐみさんの娘であるキム・ヘギョンさんも同席しており、4年ぶりに姿を見せた。この再開は、記事によると「面会は南北離散家族再会事業として実現した」。とあるが、離散家族というよりは、拉致被害者の再会であることは、誰が見ても明らかだ。 ■横田夫妻は、キム・ヘギョンさんとの面会を拒みつつけてい . . . 本文を読む

朝鮮日報は「売国新聞」なのか-盧大統領の発言について

2006-06-26 16:30:43 | 北朝鮮・韓国・アジア
■韓国の盧武鉉大統領が今月22日に、海洋警察幹部を招いての激励において、日本を敵視する発言した事について批判がでているようだ。朝鮮日報の社説を読んでみると、確かに大統領の軽率な発言について批判している。 ■韓国は竹島を日本から開放された象徴として論ずる事が多いので、この社説の論調は極めて理性的であり正論である。本来なら、「盧武鉉大統領の毅然たる決意は素晴らしい」と賞賛してもおかしくないところだが、 . . . 本文を読む

蠢動(しゅんどう)する北朝鮮-テポドンと日米一体化について

2006-06-20 00:06:10 | 北朝鮮・韓国・アジア
■北朝鮮が、また瀬戸際外交をやり始めた。テポドン2の発射をちらつかせる威嚇行為である。1998年にも北朝鮮は、テポドンを発射して日本中を震撼させた。その後、北朝鮮は人工衛星の発射であると発表してミサイル実験を否定した。アメリカもこの発射を最初はミサイル実験と発表していたが、後に人工衛星の打ち上げ失敗と正式に発表している。 ■記事にも「人工衛星を射出するためのものか、ミサイルの試験弾頭か、判断できな . . . 本文を読む

インドと組んで中国牽制?-大国インドの外交を考える

2006-06-06 06:48:52 | 北朝鮮・韓国・アジア
■日本政府は新しい友好国としてインドに注目している。これはインドとの友好関係を強化することによって、中国を牽制しようとする思惑があるようだ。確かに、インドと組むことができれば、中国を挟撃する形になる。これは「遠交近攻」というものである。 ■3月6日の産経新聞の、「日印、安保で緊密化 対中牽制、インド洋演習も」の記事は、日本政府の思惑を表している。(産経新聞の思惑も反映されていると思う)。確かに、こ . . . 本文を読む