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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

いいえ、誰でも。

2011年03月24日 22時15分38秒 | 日記
 公共広告機構(早口言葉みたいだな。)金子みすずCMがかわういらしい。

 あの静かなピアノ曲は、PICNICとかいう邦画のサウンドトラックにあるらしいって、ツイッターで見た。確認はとれてない。

 理論的に見ると、(見るんじゃねぇよ。ほっとけよ。)みすずの詩は、子供の反射的な反応を述べているだけである。(身も蓋も無いな。)

 詩の最後「いいえ、誰でも。」というのは、ヒトという種の生物である以上、こうした反応は普遍的に見られる行動である。従って、「多くの場合。」において、これは間違いではない。

 別にみすずは科学的理論を追求したわけではないので、理論的厳密性は必要ない。(んじゃなんで理論的に見たんだよ。)

 世界的に有名なアニメーション映画監督の宮崎駿は、自身の作品を指して、「気晴らし。」と言った。極端な言い方をすれば「精神的な現実逃避。」のようなものである。

 震災被災者にとっての現実は、あまりに過酷なものである。家族を失った方の中には、顔から表情が失われて、全く現実を認識できていないような方もおられた。悲しみの中枢すら機能しなくなっているのかも知れない。それ程の状況なのであろう。

 あまりに悲し過ぎて、もはや何だかわからない状況なのであろう。

 「恐すぎて、笑っちゃう。」というのは時折ある。ニューヨークの9.11テロの映像でも、あまりの恐怖に、「これは本当は、何か周到に準備されたギャグとかサプライズなんじゃないか。」そう思ったのかも知れない。

 こんなふざけたブログで扱うのも間違いかも知れないが。「悲しい時は、泣くもの。」という通説も、場合によっては真ではない。




 「いいえ、誰でも。」ではないこともある。それが言いたかったのです。



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