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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

無責任。

2012年01月14日 19時31分18秒 | 意識論関連
 アイヒマン実験のような、大衆ウケの悪そうな前提の研究はお金儲けになりそうにないので誰もやりたがらないのかも知れないが。純粋に「人間とは何か。」を追及するのであれば、「ヒトと人間との違い。」に言及しなくてはならない。

 たとえそれが大衆の気分を害するようなものであっても、言及しなくては本質的には「社会的な要請。」に応えたことにはならないのである。

 美術や芸術であれば、ウケ狙いで金儲けができたかどうかだけが「結果。」であろう。それはそれでどうでもよろしい。問題なのは科学的検証が大衆迎合によって捩曲げられてしまうと科学ではなくなってしまうということである。

 「脳が活性した=頭が良くなった。」などという大衆観念的なペテンを鵜呑みにしてはならない。性行為によって脳が活性が得られるからといって、たくさん性行為をすれば頭が良くなるわけでもないし。脳トレによって脳活性が観測できたからといっても実質的にはテレビゲーム程度の効果しかないのである。

 それなら脳活性と知能とは無関係と考えるべきなのである。脳内マッピングによって何かがわかったような錯覚を促すことが多いようであるが、こうした観念にいつまでもしがみついているべきではない。

 「これさえやっときゃ。」的な、論理的思考を伴わない短絡的「鵜呑み。」が可能な話を大衆が求めるからといって。勝手な観念に基づいて大衆迎合すべきではない。税金で研究する立場の者にとって、こうした短絡性は無責任でしかないからである。

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