遠藤秀紀は「卵生が胎生に変化するには大きな変化が要るようで 実はサラッとやってのける」と述べていたのだが
現在の生物相だけを見て「サラッとやってのけた」かのように勘違いするべきではない
進化の過程というのは膨大な淘汰(失敗)の末に偶発的に生き残った結果であり
紆余曲折膨大な試行錯誤の末に偶発的に生き残ったのであって
生物進化というのは膨大な屍の上に偶発的に成立したものであって
到底「サラッとやってのけた」などと言うことは出来ない
「二足歩行によって手を使うようになったことが脳肥大を促した」とも言うのだが
進化というものは個体の後天的努力は影響しないのであり
「手を使ったら脳が肥大する」という話は論理的飛躍がある
Ende;