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倫理の話をしよう

2021年09月17日 11時20分20秒 | 意識論関連

例えば トロッコ問題的に 一人殺すか1万人殺すかの選択を迫られたとする

その「一人」というのがカミさんが残したたった一人の自分の3歳の子供だとしたら 1万人を見殺しにした場合に倫理的責任を問うことは可能だと言えるであろうか

自分の子供を見殺しにして1万人を助けたら それが倫理的に正しい選択だと言えるであろうか

助けられた1万人は それを手放しで喜び称賛することはできるだろうか

 

誰かが死ななければならない状況というものが 予め予測可能だった場合 その状況に陥ることを傍観放置したかどうかには倫理や人間性が介在するし 責任問題にもなるが

現実に誰かが死ななければならない状況にまで陥ってからの選択には倫理など存在しないし どちらを選択しても倫理的な責任を問うことはできない

従って トロッコ問題類というのは倫理が含まれていないのである

 

だが マイケル:サンデルは講義の冒頭で「倫理の話をしよう」と宣言しているのである

サンデルもサンデルだが 講義を受けているハーバードの学生も学生である

バカは何も理解できないのである

 

Ende;


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