エンパシー 共感性
思いやりの情動
食べ物(資源)を分け与える
共感性というものは 軍隊内部での凶暴性の共鳴として働くこともあるものであって 所詮は情動バイアスに過ぎないので共感さえすれば人間性の論証にはならない
腐敗独裁政権が作り出されるのは 独裁体制に同調迎合忖度する服従者達によって作り出されるのであって その内部では共感性が働いているのである
振り込め詐欺師が仲間に食事を分け与えても人間性の論証にはならない
子供のイジメにおいても イジメる側が集団統率的に攻撃することでイジメが酷くなるのであって 集団統率的協調行動を採る「仲間意識」という無意識な社会形成情動バイアスが原因である
オキシトシンは子供や仲間に対する思いやりの情動も促すが 同時に仲間以外に対する差別排除の情動も促し これが迫害や戦争などの暴力性の源ともなるのであり 共感さえしておけば人間性の発揮になるわけではない
気分が良くなるような都合の良い解釈だけして 負の面を無視するというのは客観せを欠いた事実誤認であり 身勝手で無責任というものである
ヒトという種の生物に組み込まれた共感性などの先天的情動というものは 祖先のサルの生息環境において形成されたものであって 暴力性もまたサルのそれとほとんど同じである
「主観的に気分が良くなること」が短絡的に「正しいこと」であることの客観的論証には全くならないのである
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