「節制が人生を豊かにする」:アリストテレス
⇨これは精神論を強要するためにこじつけられる危険性を孕んでいる
実際には「節制さえすれば人生は豊かになる」とは限らない
オウム真理教幹部達は人生を賭けて「人類の救済」になると倒錯してテロを実行したのであり 「これさえやっときゃ人生が豊かになる」的な短絡的解釈が可能な話には普遍性が伴わない
兵隊はおしなべて節制を強要されているが それゆえに評価のために戦争のようなバカげたことにも便利に利用されてしまうのであり 他人からの評価を目的とした節制努力は自律判断能力の喪失につながる危険性もある
節制して「頑張った」ら何でも「人生が豊かになる」とは限らず 先天的に苦手な能力をいくら頑張っても 先天的に得意な人には敵わず劣等感ばかりを植え付けられるばかりである
先天的に文字の読み書きが苦手な障害を持った人や 先天的に発話の苦手な人が どんなに節制して「頑張った」ところでどうにもならないのである
脳には可塑性があるとは言っても 決してあらゆる能力に可塑性があるわけではなく 言語機能などはほとんど先天的に決定してしまっているものでもあり 「読み書きソロバン」などと称して無駄な努力を全員に強要するバカな大人は多いものである
たとえどんなに言語能力が高くても 詐欺師やプロパガンダとしての能力に使われることもあり 特定能力の高さは人間性や本質的知能の論証にはならない
たとえ何千年読み継がれているとしても その内容の全てに一切の欠陥が存在しないことの保証になるわけではなく ヒトである以上はアリストテレスでも間違える可能性は存在しているのである
しかし ヒトは「有名な哲学者」として扱われている権威や肩書があると簡単に批判精神を失い 何でも主観的に「素晴らしい」と称して鵜呑みにする習性があり 自分よりも「上」と見なした相手には一切疑問を持たなくなり バカになる先天的習性がある
だからヒトはバカが治らない
Ende;