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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

頭が悪い。

2013年06月10日 13時13分17秒 | 意識論関連
○頭が悪くなる。

 マスコミは安易に「頭が良くなる。」というフレーズを使い過ぎである。

 暗記力や記憶力といった特定の能力向上を指して安易に「頭が良くなった。」ことにはならない。

 ましてや進学塾の講義というのは試験偏差値を上げることが目的であって、「偏差値=頭が良い。」などと短絡的に決め付けるのは「偏差値が高い無差別殺人犯。」の存在を無視した身勝手な観念に他ならない。

 そもそも「暗記記憶術を習得しておけば認知症になりずらい。」などといった統計があるわけでもないのに、短絡的に暗記記憶術を認知症予防だと言い張るのは科学的根拠以前に臨床上の根拠にもならない。

 このように自律的な論理検証をしないこと自体が頭の悪さの証明であり。現在の生物学や認知科学の無責任な見解を鵜呑みにするマスコミの論理検証性の欠落こそが、頭が悪くなる最も根源的原因と言える。

 「これさえやっときゃ、頭が良くなる。」的な嘘によって視聴率や発行部数を稼ぐというのは、合法的振り込め詐欺行為に過ぎず。極めて悪質である。

 「金儲けが出来た。」とか、「偏差値が上がった。」といった偏った「結果」だけを取り上げて「頭が良い。」と決め付けるのは、あまりに短絡的で無責任である。こういった短絡的な決め付けをしているからこそ、現在の生物学における断片的な「生存にとって有利。」性を、短絡的に種や個体の存在価値と履き違えてしまうのである。

 偏差値成績という抽象化された脳への報酬に対する無意識な条件反射的能力向上結果を、あたかも認知科学的根拠に基づいた本質的知能の証明であるかの如く勘違いしているからこそ、様々な社会的危険性が放置される原因であり。

 短絡的に「頭が良くなる。」などという安易な嘘による大衆迎合こそが、あらゆる「人災」を放置させるのである。

 バカが危険性を放置するのは当然の結果である。

 危険性を放置しているからこそバカなのであって、金儲けや偏差値といった断片的な能力結果は危険性を放置しないことの論理根拠には全くならない。

 自律的な社会的責任判断なくして、他のあらゆる特定能力がどんなに高くても、そんなものは人間としての本質的知能の論証には全くならないのである。

 マスコミが率先して振り込め詐欺的な嘘を垂れ流している以上、振り込め詐欺類が減らないのは当たり前の話である。



Ende;

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