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保証

2022年05月12日 11時49分48秒 | 意識論関連

論理に「穴」や「ゆらぎ」があってはならない

そんなもんあったら論理にならんだろ

バカか

 

論理というものは 客観的根拠に基づいて構築されなければならないのであって 主観的印象だの勝手な決めつけが混入してしまえば論理ではなくなる

論理ではなくなれば それは真実の論証にもならなくなる

科学や哲学というものは 「真理(本当のこと)」かどうかを判別するためのものであって ヒトという種の生物は先天的(主観的)には嘘やデマやファンタジーと真実の区別がつかないからこそ わざわざ科学や哲学といった学問が必要となるのである

 

だが 単に「哲学書」や「科学書」と分類されているからといって 本当にその内容に論理客観的根拠に基づいた真実であることの保証がされているわけではない

イマヌエル:カントの「純粋理性批判」には 「理性を超越」した実証不能の謎の「叡智界」なるものが登場し 「人間は叡智界に属しているのだ」などという訳のわからない結論に至っている

何せ「理性を超越」していることになってしまっているので 論理的根拠が不要にされてしまっているのであり この時点で既に論理客観的根拠に基づいた論証から逸脱しているのである

カント本人が「絶対に知覚することの出来ない叡智界」などと言っているものを 誰が 一体 どうやって実証できると言うのであろうか

 

カントの時代には天体の運行というものは 永遠の昔から完全な秩序に基づいた永久不変の恒常安定的なものであると信じられていた

だが 実際の観測によって宇宙は138億年前に開闢し 太陽系の惑星運行も当初の原始惑星系においては衝突とスイングバイによる「吹き飛ばし」の繰り返しの果てに 偶発的に安定軌道が得られた惑星系だけへの淘汰の結果が現在の太陽系惑星を形作っているのであって 決して永久不変のものではなく 50億年後には太陽は寿命を迎え 地球も膨張した太陽に飲み込まれてなくなる運命が決定しているのである

6500万年前には 原始惑星系の名残りの巨大隕石が地球に衝突し 生態系を大きく破壊し 恐竜を鳥類以外絶滅させたのである

今現在見られる太陽系や生態系の恒常安定性というものは あくまでかつてのカオス状態の中から偶発的に恒常安定性への淘汰された結果に過ぎず 決して永久不変の恒常安定性が約束されているわけではなく あくまで結果的なものに過ぎない

生態系の恒常安定性においても 現在の安定的な生態系が形成されるまでには膨大な「失敗」が繰り返され 偶発的に現在の生態系への収斂進化に至ったに過ぎず 別に生態系が自ら恒常安定性を獲得しようとした訳ではなく 恒常安定性を獲得できなかったあらゆる生物や生態系の全てが死滅した結果に過ぎない

生物進化においても 生態系進化においても 過去にどれだけの「失敗」が繰り返されたのは 本当は誰も知らないのである

ヒトコロナウイルスが弱毒化しヒトとの共存関係を形作った過程においても 本当はどういったプロセスを経たのかなど誰も見たことがなく 進化のプロセスで膨大な死滅を伴った可能性の方が圧倒的に高いのである

現存するヒトコロナウイルスとヒトとの間の共存関係だけを見て あたかもウイルスの全てが常に弱毒共生進化しかしないかのような「解釈」をするのはとんでもない大間違いである

そもそも遺伝的進化というものは 全てが「成功」する保証はなく 「進化の袋小路」という絶滅(失敗)の可能性も常に孕んでいるものであって 遺伝的進化の全てが常に恒常安定性を獲得して「成功」するという都合の良い万能なものではないのである

遺伝的進化における「変異」というものは常にランダムなものであって 決して常に都合の良い変異だけが生じるわけではなく 都合の悪い変異も起こるのである

先天性疾患や障害のようなものも 親にはなかった性質が変異によって引き起こされるからであり 親や子供自身が望むと望まざるに関わらずカオスでランダムな変異の結果に過ぎない

 

大手町の医師は「環境に適した変異がどんどん起こる」と主張したが これは遺伝的進化というものの実相を理解しておらず 勝手な妄想観念に基づいた主張であって 何の科学的根拠も伴わない

バンド崩れのタレントも「進化で月経の痛みがなくならないのかしら」などと あたかも遺伝的進化が何でも都合良く促されるかのような勝手な楽観的予測を述べていたが これもまた遺伝的進化というものに対する科学的理解をしていない大衆観念的妄想でしかない

変異そのものはランダムであるが 生息環境による淘汰圧力が働くことによって 環境に適応的ではない変異個体の全てが死滅することにより 結果的に偶発的に適応的変異をした個体への収斂が生ずることによって 特定能力などの「進化」が促されることになるのである

もし 月経の痛みがなくなるような進化が生ずるためには 月経の痛みを感じる女性の全てが死滅するなど 繁殖に著しい不都合が起きて月経の痛みの少ない女性の遺伝子のみが繁殖して拡がるような状況が何世代か続かないと 月経の痛みが減るような「進化」は生じないのである

農作物や家畜の「品種改良」というものは 遺伝的進化のメカニズムを人為的に促すことで可能となるものであり これをヒトに応用してしまえばヒトの品種改良も決して不可能ではないが 当然ながら人権を著しく侵害する非人道的なものである

遺伝的進化というものは 過去にバクテリアからヒトにまで進化を促した「凄い(主観的感想)」ものではあるが だからといって自然に生じた結果に過ぎない遺伝的進化を永続的に促し続けなければならない義務や必要性があるわけではない

「遺伝的進化が結果的に過去に素晴らしい(主観的感想)結果をもたらしたから これからも永久に遺伝的進化をし続けなければならない」わけではないのである

ロシア民族が過去にナチスを撃退したことに貢献したからといって ロシア民族が行うことの全てが常に正しいわけではない

 

遺伝的進化によって バクテリアがヒトにまで進化したものの ヒトという種の生物が本当に「素晴らしい(主観的感想)」かどうかは論理客観的には何の根拠にもならない

未だに軍拡競争を安全保障だと信じて疑わないヒトという種の生物が 本当に「知的生命体」だと どんなに強く「思って(主観)」も それは論理客観的には何の根拠にもならない

ヒトは その意識の9割以上が無意識であり 大脳辺縁系が作り出す無意識で勝手な脳電位によって行動や思考が促され 本当は根拠のない観念的な「常識」に基づいて差別や暴力や懲罰を「解決策」だと勘違い錯覚する習性がある

禊(みそぎ)と称して自分に罰を与えれば 主観的に解決したかのような感覚によって 罪が薄まり消えるかのような錯覚によって主観的に満足しようとするが これは論理客観的には間違いの原因究明や再発防止には何の影響も及ぼさない

時折SNS上の匿名の誹謗中傷を真に受けて自殺してしまう人がいるのも こうした禊に対する観念的「解決」感が促すものであり ヒトである以上は自分が引き起こした間違いであれば誰でも引き起こす可能性のあるものであると「考え」 失敗や間違えというものの論理客観的な根源的原因究明と再発防止策をあらゆる人の教訓として知識財産にすることの方が社会安全性にとっては合理的なのである

ましてやスポーツ競技の成績が振るわないかどうかは他人がどうこう言うようなものではなく 「そんなに文句があるならお前がやってみろ」という話に過ぎず 耳を貸す必要は一切ない

世界トップクラスのスポーツ選手の成績などというものは そこらへんの凡人が真似できるようなものでも とやかく言えるようなものでもなく 衆愚が努力辛抱根性論を押し付けたがるのは合理的根拠がなく 単に「自分が周囲から強要されてきた」という根拠のない主観的「常識」に基づく「連鎖」的無意識な言動に過ぎない

自分が過去に精神論を強要されたことを 事後正当化して認知的不協和を解消する形で他人にまで無意識に精神論を強要したがるという無意識な言動であって 合理的根拠に基づいていたら精神論などという非合理なものは強要しないものである

かつては実証不能の観念を振り回し 「運動中は水を飲むな」などと熱中症で何人も殺してきたのであって 既存の「常識」に本当に合理的根拠が伴う真実なのかどうかを自分の頭で考え判断選択をしないからこそ 人間性や倫理や安全性が後回しにされ 人間ピラミッドの段数競争などというデスレースで主観的「感動」ばかりを追及するようなバカげたことまで流行してしまうのである

日本軍による「インパール作戦」のような無謀で意味のない行動も 牟田口廉也司令官の個人的な観念の強要によって引き起こされた残忍なものであり 「日本人の精神的支柱」などという非合理で意味のない観念に基づいて何万もの将兵が無駄死にしたのである

「その話」が 本当に論理的根拠に基づいた客観的事実かどうかを自分の頭で考え判断する人があまりに少ないが故に 非合理で意味のない「常識」がいつまでも通用し続けてしまうのである

 

ヒトは多数の側についていた方が気分的に安心である

多数の方が少数よりも「強い」からであり 「勝てそう」という主観的安心感による思考バイアスが働くからである

日本大学の中ではヤクザのような田中英寿理事長側についていた方が左遷されることもなく生活の安定が得られたからこそ 長年に亘り組織腐敗が温存傍観放置され続けたのであって

「安心」という情動が客観的合理性よりも利己的合理性(主観)を優先させたことが原因である

利己的合理性というものは 所詮は目先の個人的安心感の追及に過ぎず 自分がこれからも生き続け 子供達に引き継ぐべき社会全体の安全性への配慮を欠いた身勝手なものであり 本質的には合理性も客観性も伴わぬものである

その主観に過ぎない「安心」という感覚や情動というものを 自分の意識の本質だと錯覚しているからこそ 非合理な組織腐敗も放置され続けてしまうのである

気分的に「安心」かどうかは個人的な主観であって 大脳辺縁系によって勝手に促される脳電位(行動バイアス)に過ぎず 論理客観的な安全性の論拠にはならない

 

生物学者共による遺伝的進化に対する「典型的な間違い」に基づいた支離滅裂な論証を鵜呑みにしておいても 大多数の大衆マスコミは別に「怖く」はないだろう

遺伝的進化さえ起きれば あらゆる諸問題の全ては自動的自然に解決に向かい 楽観的に放置しておいても構わないものだと勝手に勘違いしておいても「怖く」はないだろう

あらゆるウイルスは弱毒化し 月経の痛みや疾患の全ても進化さえすれば全部なくなるとでも思っておけば「安心」であろう

その遺伝的進化を積極的に促そうとして ヒトはフランシス:ゴルトンの優生学を鵜呑みにし 民族浄化や障害者虐殺に疑問を持たなかったのである

過去の過ちを 後天的にいくら悔やもうが呪おうが 遺伝的進化によって間違えないように進化が促される仕組みは存在しないのである

戦争によって何人死のうが 戦争をしなくなるようには進化は促されることはなく

イジメで何人自殺者が出ようともイジメがなくなるような淘汰圧力としては働かず

どんなに月経の痛みを我慢しても月経の痛みがなくなるようには進化は起きないのである

遺伝的進化というものは何でも「都合良く起きるようなもの」ではないのである

 

ヒトという種の生物は 遺伝的進化によってこれ以上頭が良くなるようには進化が促されることはない

そもそも遺伝的進化によって頭が良くなるように促されるためには バカが片っ端から死ぬような淘汰圧力による収斂が引き起こされなければならず そんな淘汰圧力は現代社会においては存在しないのである

実際には バカかどうかは先天的要因はほとんどなく 主体的に自分の頭で論理客観的に考え検証していればバカにはならずに済むだけの話に過ぎない

自分の頭で論理客観的に「考え」て 何が真実なのかを識別できればバカではないのだが

脳が勝手に促してくる脳電位や行動バイアス(主観・思い)だけで行動が決定してしまっているからバカが治らないのである

「自分だけは絶対に大丈夫」だと思っておけば安心だろうが その根拠のない過信こそがバカになる根源的原因というものである

振り込め詐欺の荒唐無稽な嘘に引っかかる人は意外と多く 大半の人は学術権威の肩書さえあれば何の疑いも持たずに鵜呑みにするものであり 論理的欠損や整合性の不備があっても誰も気づかず 間違いだろうが嘘だろうが安心して鵜呑みにしておいても主観的「安心」感によって「何も感じない」のである

「自由意志は存在しない」だとか

「客観的事実は存在しない」だとか

「世界は存在しない」だとか

「人間は叡智界に属しているのである」だとか

「ウイルスは弱毒化しか起きない」だとか

そんな もはや荒唐無稽な嘘であっても 学術権威の肩書さえあれば 大衆マスコミのほぼ全員は簡単に鵜呑みにし 主観的安心感によって満足するのである

ヒトの大半が自分の主観的安心満足感という無意識を優先しているからこそ どんなに論理客観的証拠に基づいた論証をしても 権威肩書がなければ理解しようともしないものである

それは自らの先天的な認知上の欠陥(頭の悪さ)を自覚認識理解していないからである

戦争だの銃乱射事件だのといったバカげた事象が繰り返され続けているのは 人類の大半が自らの先天的な頭の悪さを誰も自覚認識理解していないからである

あらゆる「人災」の全ては ヒトの先天的な頭の悪さが原因であって 遺伝的進化も神仏も 学術権威の肩書への盲目性も 何の保証にもならない

 


Ende;


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