社労士T&Fの人事労務情報局

社労士事務所スタッフによるブログです。人事労務の最新情報・日々の疑問をわかりやすく解説します。

ビジネスマナー研修行ないました!

2008年02月22日 13時17分21秒 | Weblog
今回は、先日T&Fがインストラクターを務めました「ビジネスマナー研修」の報告です。

2月14日に八王子東急スクエア12Fの八王子学園都市センターにて行ないました。

例年は1日研修で行っていたのですが、今年は参加しやすさを考えて、午後1時から5時までの半日で行いました。

最初に参加していただいた皆さんのお仕事内容を伺い、ビジネスマナーのどんなところができていないか、不安かをお尋ねしました。
接客業、事務職の方など業種は様々でしたが、挨拶や電話応対などに不安な方が多かったようです。

その後は、身だしなみから始まり、挨拶、立居振舞、名刺交換、言葉遣いと話し方、電話応対、来客応対と
ビジネスマナーの基本を一通りお話しし、練習していただきました。

当社のビジネスマナー研修はとにかくロールプレイング(練習)中心です。
繰り返し練習していただき、一人一人我々インストラクターが確認しました。

挨拶ではお辞儀の角度を一人一人チェックしきれいに腰から頭まで一直線に曲げられるようになるまで練習しました。

電話応対では、取次ぎ電話の基本から場面に応じた受け答えまで、いろいろなパターンを練習していただきました。ですが、電話応対は第一声が一番重要。いかに明るく第一声を言えるかに重点を置きました。

来客応対では、全員にお茶出しの練習を実際にやっていただきました。初めてお茶だしをしたという方もいらっしゃいましたが、皆さんしっかりとできていました。

ビジネスマナーは、仕事の上でのコミュニケーションの第一歩です。
相手にしっかりとしたビジネスマナーで応対すれば、好印象を与えることができ、その後のコミュニケーションがよりスムーズになります。
ビジネスマナーは社会人として必須のスキルですね。

参加された皆さん、お疲れさまでした。
研修の内容は、実行しなければすぐに忘れてしまいます。会社で必ず実践してくださいね。

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(社労士T

定年後再雇用者の待遇見直しへ

2008年02月06日 08時50分41秒 | Weblog
2月5日の日経新聞に、大手企業の中で定年後の再雇用者の待遇改善の動きが広がっているとの記事が掲載されました。

各社、給与の一律アップや契約期間の延長、評価に応じた賃金の設定などの対応を行なっているようです。

2006年4月からの改正高年齢者雇用安定法の施行により、段階的に65歳まで、定年後の継続雇用が企業に義務づけられました。

同法では、60歳以上の従業員を1.定年延長、2.定年の廃止、3.再雇用などの継続雇用、のいずれかにより雇用を継続させることを企業に求めています。

上の3つのうち、実際の企業の対応としては、3の定年後の再雇用が大多数を占めています。

再雇用の対応を選んだ場合、定年退職者全員を再雇用する必要があるかといえばそうではありません。

会社がある一定の基準を設け、それに当てはまる人のみを再雇用の対象とすることができます。

「前から、ウチには再雇用の制度はあるよ」という企業も多いと思いますが、就業規則を見るとほとんどの企業が「会社が必要と認めた者を」再雇用すると定めています。

しかし、改正法では、そのような規定は認められず、客観的な基準しか選別の基準とすることができません。
(例:健康診断で異常のないもの、過去3年間の評価が○以上であった者、無断欠勤がない者など)

皆様の企業は、就業規則の改訂など対策はお済みでしょうか?

少子化により若年者の雇用が今後ますます厳しくなることから、高齢者の雇用の確保のため、給与・賞与の見直し、一律の処遇から正社員と同様の評価制度の導入などモチベーションアップの動きが広がると予想されます。


(社労士T)


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