今回は前回のハルク~の繋がりで、ハルクバスターアイアンマンを紹介します。
発売種:マーヴルレジェンドシリーズ11 可動箇所:36ポイント
キャラ設定:本名/トニー・スターク 対ハルク用に開発された大型の超重装甲アーマー。
対ハルク用ということで、プロポーションは超ゴツに仕上がっています。ここまで大きいとは思わなかったので、ショップで見た時には仰天しました。試作モデルでは全身の塗装はテラテラ塗装でしたが、シルバーセンチュリオンアーマーでの色の劣化を回避する為か、コストの関係かは分かりませんが、製品版では普通の塗装になっています。
顔はジャガーノートよろしくの中華鍋です。試作デモルとは目の部分のデザインが変更され、コミック版に近いものになっています。ちなみに最近発売になっているスタチューでは試作モデルの顔をしていますね。
可動範囲は、ややパーツの干渉がありますが、ほとんど問題無しで、ユニビームの発射ポーズも取らせることも可能です。
ライダーというシリーズコンセプトに合わせて付属する乗り物ですが、本体に予算をかけ過ぎたのか、成形色剥き出しで、非常に安っぽく見えてしまいます。もう少し別な素材は無かったのでしょうか?
本体を乗せるとこんな感じ、いかにもベーススタンドの上に乗っているようにしか見えないですね。シルバーサーファーのようにサーフボードっぽく見せると、それなりにカッコ良く見えます。
『マジンガーZ』のジェットスクランダーのように背中に装着することができますが、こちらの方がしっくりきますね。『トランスフォーマー・リベンジ』のオプティマスが飛び立つ瞬間をイメージしたポーズを取らせると尚キャラクターが光りますね。しかしながらコミックでは普通に乗り物無しで飛んでいましたけど・・・・・・。
マジンカイザーのゴッドスクランダーブーメランのように持たせてみました。こういった使い方は・・・・・しませんね。
お約束のアンマスクですが、今作ではマスクがガパっと開く形式になっています。どうやってアンマスクさせるのかと思っていただけに初めて見た時には驚きでいっぱいでした。また今作ではヘルメットの無い素顔のトニーが初めて立体化したわけですが、何故にここまでおでこがヤバいのか不明です。ここも予算の都合でしょうか? 内部もしっかり造り込まれていて、当然首は上下左右に可動します。MOVE『アイアンマン』のアイアンモンガーとはえらい違いですね。
ハルクとの対決シーンです。コミックではスマートハルク(?)でしたが、こちらはガンマパンチハルクを使用しています。やっぱりハルクはぶち切れ状態の方が迫力がありますね。
より対戦相手に相応しいメカハルクとの対比です。こうしてみるとどちらも腕が太く腕のパワーに比重を置いているのが分かります。
対決シーンです。メカハルクは玩具オリジナルということでコミックには登場しませんが、実際に戦ったら、どうなるのでしょうね?
パイロットとしては断然トニーの方に軍配が上がりますね。しかしこうして改めてみるとグレムリンは物凄い顔をしていますね。
尚、このハルクバスター、モジュラーアーマーと同時開発されたという設定が有り、二つは兄弟機ともいえる間柄にあるわけです。どうりでカラーリングが似ているわけですね。
ハルクバスターアイアンマンでした。大型アーマーということで、迫力満点で、素晴らしいフィギアですね。恐らく二度と造られないタイプのフィギアでしょう。ラストはこれも『リベンジ』のオプティマスよろしくの両手を腰に当てたポーズでお別れです。
いや大袈裟でなく流れるような造形の美しさ、驚くべき可動性
・・・そしてコレが他のMLと同価格だなんてw
いろんな意味で今後も越えられない逸品です。
これぞ正に名作といっても過言ではないですね。今ではもう造ることは不可能でしょう。