リラックスするのにこだわりがある。
まず、その日のコンディション。季節は初秋。天気は晴れ。空には雲がところどころかかっているくらいがいい。湿度は高くなくからっとしている。仕事や用事は全くなく、予定も立てていない。さぁ、どう過ごそうか。これがベストな1日の状態
朝はもちろん目覚ましをかけずに起きる。自然と体が目覚める感じ。夜更かしをしていないのが秘訣だ。おそらく8時頃だろうと思いながら10分15分布団の上でゴロゴロする。日差しで少し温められた布団にうつ伏せで寝転がるのが気持ちいい。のそのそ起き出しリビングへ。まずはうがい。寝起きの口の味は最悪なのでしっかりゆすいで吐き出すと、水は真っ白になっている。よくとれたなぁと感心しながら、口内が綺麗になった爽快感と口にものを含んだ刺激で微睡みも薄らぐ。そのままドライヤーをセットし風呂場へ。シャワーを長々浴びる。浴室を出ると、体がスッと冷えるのを感じる。このひんやり感がたまらない。さらに、それを拭いとって感じる空気の暖かさも心地よい。パンツ1枚でリビングに戻り、ソファーに座って先程セットしたドライヤーで髪を乾かす。たとえリラックス日だとしても丁寧に髪形を整えながら乾かす。これで完全に眠気は無くなり、活動するためのスイッチが入るからだ。
パンツ一丁を少し楽しんだら朝食。これはその日の気分で一番のものを食べる。特別お洒落なものを食べるのではない。お茶漬けだったり卵かけご飯だったりだ。それに一工夫して楽しむ。お茶漬けには魚の切り身を、卵かけご飯には即席魚醤をかけたりするのが定番。それをサラサラ掻き込む。食べ終わったらそのまま歯磨き。前歯・右側・左側の3ヶ所×表・裏・咬合部の3ヶ所×上下2ヶ所=計18ヶ所を念入りに磨く。以前歯槽膿漏になりかけて以来、注意して磨くようになった。その中でも歯茎と歯の境を磨くのが気持ちいいのでマッサージするように擦っている。これが結構いいのだ。頭が冴えてくる。歯磨きを終えたらいよいよ身仕度。なにを着ようか。デニムにシャツ、チノにTシャツ...何にしろ眼鏡をかけて目をリラックスさせよう。