ネットワークにつながりすぎ!

普段はだいたい日記ぽいことを。
ときどきニュースに文句言いまくり。

日本語の話6

2006年08月31日 15時50分56秒 | 日本語
いろいろ調べたがどうやら先日書いた

「太政官布告三百三十七号」

が明治のはじめに欧米から12時間制を輸入した形になっているのに「午前0時」を認めて
しまったこと、「午前12時」と「午後12時」の位置を12A.M.、12P.M.と正反対の位置に
決めてしまったことが良くなかったようだ。

また少し話がそれるが、
「時計の一番上が12なのはおかしい。そこは1がふさわしい。1日は1から始まるべき」

という主張をしたらどう思うだろうか。
「そんなもの考えるまでもなく12の方が正しいに決まってるだろうが。ボケナス!」
というだろうなあ普通。

西暦は1年から始まった。一年は1月から始まる。一月は1日から始まる。
なぜ一日は1時から始まらない?

つづく。

日本語の話5

2006年08月30日 23時21分10秒 | 日本語
正午は「午前12時」か「午後12時」か。その3。

日本標準時プロジェクトサイト内の解説
http://jjy.nict.go.jp/QandA/FAQ/12am-or-0pm-J.html

これによると午前と午後を定義している法律は、明治五年に出された
「太政官布告三百三十七号」
しかなく、その後この法律が改廃されてもいないことから現在も生きているものと考えられ、
したがって法律的には正午は午前12時と呼ぶのが正しいことになるらしい。

現在も生きている・・・

明治5年は1872年。134年前だ。

どこの省庁が担当かよくわかんないですが、正午が「午前12時」か「午後12時」かはっきり
させようっていう気なんてまったくない、じゃなくて、両方使われている状態になっている
ことに気付いてないのかも知れませんね。

ブラウザが不正処理で落ちる

2006年08月29日 08時13分59秒 | ネットワーク
タブブラウザのBugBrowserを数年愛用していたのだが、今月に入ってごく普通の
ページを表示しようとしただけで落ちる(不正な処理)ことが多発していた。
試しにSleipnirに変えてみても同じ。

まあ最初に起こった時点でWindows Updateで変更されたファイルがおかしいん
じゃないかと思ってたが・・・。

今日遅くもやっと更新プログラム出てたのに気付いた。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-042.mspx

日本語の話4

2006年08月28日 10時46分07秒 | 日本語
正午は「午前12時」か「午後12時」か。つづき。

少し脱線。
以前泊まったビジネスホテルでこんなひどい目にあったことがある。

ベッドの後ろにある時計の目覚ましが鳴る時間をセットしようと、時間を
進めるボタンをしばらくの間押しっぱなしにしていた。そのままよそ見を
してしまい、気づかぬうちに12時を過ぎてしまった。

この時計(デジタル時計)では正午からは午後扱い。
正午になる瞬間「11:59」から「午後12:00」になる。午前中は数字のみの
表示、午後は「午後」の後に数字が表示されるというわけだ。

相当行きすぎてしまったので今度は戻るボタンを押し始めた。
ここで驚愕の現象、信じてもらえないかもしれないが
「午後12:00」の1分前が「午後11:59」
となったのだ。

なにもおかしくないって?

否、正午を「午後12:00」と表示する時計が「午後12:00」から1分前を夜の
「午後11:59」にしてもらっては困る。

その時はおろかにも「午後が付いたまま」であることに気付かず午前7時に
セットするところを午後7時にセットしてしまい、朝目覚まし鳴らず。
これは自分で間違って時間合わせてるので文句の言いようがない。
ちゃんと「午後7:00」って表示されてるし。

ひどい時計だ。
メーカー調べとくんだったな。

日本語の話3

2006年08月27日 11時43分12秒 | 日本語
正午は「午前12時」か「午後12時」のどちらですか、
と聞かれたらあなたはどちらと答えますか。

法律上は正午は「午前12時」ということらしいが、正午を1秒でも過ぎた時間は
「午後」であるということも記されており、午前12時1分は午後ということに
なってしまう。

手元のデジタルの目覚まし時計は12時間制と24時間制が切り替えられるように
なっていて、午前11時59分のつぎは午後12時という表示になった。その他に、
ビデオのタイマー表示なども同様になっているものがあるようだ。

午前12時と午後12時、どっちが正しい?

つづく。

錯視図描いてみる1

2006年08月25日 21時43分02秒 | 錯覚
あなたにも描ける錯視の世界シリーズ(なんだそれw

まずは手始めに白黒の錯視図が簡単そうなので試しに描いてみた。



□□□□□
□★□□□
□□□□□
□□□□★

星マークのタイルが同じ色・・・なんだけどじっくり見てみるとあんまりインパクト
ないな~。やっぱりなんか物置いて影にした方がいいようだ。

つづく。


プレイオフ

2006年08月24日 07時11分14秒 | 野球
ついにセリーグもプレイオフ実施が決まったらしい。
こんな6チームしかない少数リーグ制でプレイオフもないと思うが・・・

じゅうぶん強いチーム→いやがる
それほどでもないチーム→大喜び

140試合やるペナントの意義とは・・・
落合監督はいやだろうなあ。


日本語の話2

2006年08月23日 10時59分52秒 | 日本語
連日でやだけどまた不幸と不孝の話。

「親不孝」は「親孝行」の対義語として一つの言葉として存在するが、ここでも
「親不幸」と間違えている例がネット上で散見される。

Googleで検索すると('06/08/23)
"親不孝" 376000件
"親不幸" 28300件
となり、"先立つ不孝"の時とは反対に、正しい"親不孝"の方が優勢となっている。

なぜ「親不幸」の方を使った人は誤変換のまま確定させてしまったのか?
これもまた日本語変換ソフトのせいだと思われる。

ATOKでは「おやふこう」と打ったときそのまま全体を「親不幸」に変換する。
IME2000では、「おやふこう」と打ったとき「おや」と「ふこう」に分割して変換
しようとする。そして「ふこう」の方には第1候補でまたもや「不幸」が出ている
わけで、このまま勢いでバシバシ変換すると「親不幸」なんて間違ったのができて
しまうわけだ。「親不幸」とした人は全員IME使ったと推測しておく。

というわけで、間違って変換された漢字を確定しないようにユーザー側が注意する
のは当然ではあるけれども、日本語変換ソフト作ってる方ももう少し考えてほしい。

日本語の話1

2006年08月22日 15時53分02秒 | 日本語
先立つ不幸をお許し下さい・・・


縁起でもないw

しかしもしどこかでこの文言を使用することになったら、十分気をつけなくてはならない。
なにしろ日本語変換ソフトが第1候補にしてくるのは間違いなく
「不幸」
の方だからである。「先立つ」に続く正しい言葉は第2候補の
「不孝」
である。後に続くのが「お許し下さい」である以上、許しを請うのは「不孝」であることであり、
「不幸」をお許し下さいというのはおかしい。

Googleで検索すると('06/08/21)
"先立つ不孝" 1020件
"先立つ不幸" 10400件
となり"不幸"が10倍優勢となっている。

ただ私はこう考える。
"不幸"の方をウェブページに載せている人々の多くは、正しくは"不孝"であることを知って
いる(2者択一でどちらが正しいか問えば正しい方を答える)のではないかと。

コンピュータで日本語変換する時点で、第1変換候補が間違っているかもしれない、という
ことを念頭に置かなくてはならないのだ。

つづく。