私の子供時代はこの家は大家族でその中心に祖父がおって何もかも取り仕切っておりました。私はこの家を継ぐ長男なので弟とは別の教育を祖父母から受けておりましたね!お二人とも明治の生まれなのでその教えは厳しかったことを覚えております。普段は優しい祖父母でしたが悪い事や約束を破れば本気で殴られましたね!5~6メートルも飛ばされたこともございました。
特に祖父はこの家の家長として自覚が残っており特に厳しい躾を受けてまいりました。今でも祖父の教えが心に残っており年を重ねるとその教えが理解できるようになってきました。前妻の清子氏をこの家に連れてきた時には祖父が一番喜んでおりましたね!何しろ清子氏は丈夫そうな体つきをしておりそれが気に入ったと思われます。
父と母は不満そうでしたがそれは理解できるが何とか許しを得ました!それは前妻の清子氏の両親や親戚が問題なのでした。彼女は決して恵まれた家庭で育ったのではなくそれが問題だったのです。当時はまだまだ家同士の婚姻という古い考え方が残っておってそれは祖父は知らなかったのでした。
今の私を見ればきっと祖父に叱られるでしょうね!
今でも印象に残っておるのは祖父はまだ六尺褌をしており毎朝その褌を締め直すことを日課にしていたのでした。何事もまずは褌を締め直してからでないと始まりませんね!
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