クリント=イーストウッドの硫黄島の戦いをモチーフにした新作映画が
話題になっているってのを聞いて、「またアメリカ主体の映画か」と最初は
くだらないなぁって気分でした。
クリント=イーストウッドの映画って「勧善懲悪」のイメージありますしね。
アメリカって善か悪かの二元論好きですしね。
でも、硫黄島の戦いを二元論で話作られたらたまらんなぁ、とストーリーが
気になってHPを覗いたら…あれ、まぁ!
良い意味で期待を裏切ってくれてますね。
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
「日本の皆様へ」と題したクリント=イーストウッド監督のメッセージがあります。
親切に日本語に訳してくれてて、有難く読んだらその内容に感動しました。
「最も美しい戦争写真」と言われた、硫黄島で星条旗を立てている6人のうち
生き残った3人が政治に利用されたことをテーマにした「父親たちの星条旗」と
いうアメリカ視点の映画も同時に作っていたんですね。
さらに、「硫黄島からの手紙」では日本の視点から作ってくれているんですね。
名言集に是非載せないといけないメッセージもあります。
惜しむらくは…翻訳した人、若いですね。
気になる表現が少しばっかり見られるのが残念です。
「太平洋戦争」は、まぁアメリカ人からしたら間違っていないからいいけど。
「生きざま」なんて日本語、ここで使っちゃいかんでしょう。
格調が落ちてしまいますよ。
原文欲しいな、と思いましたがどこにメール送ったらいいのか分からないので
それについてはひとまず我慢しときます。
…と、ろくに翻訳できない私が思いました(^^;
「私が観て育った戦争映画の多くは、どちらかが正義で、どちらかが悪だと描いてました」
これは、もう、その通りですね。
「そんなもん」とか「仕方ない」と言われればそれまでなんですけど。
西部劇では勇敢なカウボーイと“野蛮なインディアン”が戦うお話ばっかりです。
ベトナム戦争では、嫌らしい“ベトコン”相手に勇敢な米兵が立ち向かいます。
初めてインディアン(今はネイティブアメリカンか)の視点で描かれた映画が
「Dances with Wolves(ダンス・ウィズ・ウルブス)」らしいですが、
これって1990年でしょ?
それまでずっと白人視点の映画ばっかりだったんですな。
ちなみに、ベトナム戦争映画で初めてアメリカ人がアメリカ批判した作品が、
私が知る限り「Platoon(プラトーン)」でこちらは1986年。
こちらは結構早いですね。
今度の映画は、「どちらか」ではなくて「両方」からある事象を眺め、それを
描こうとしている点で画期的ですし、アメリカが対日戦争の映画でこのような
試みをしていることに柄にも無く感動しました。
…泣けるぜ。←わかるかい?
クリント=イーストウッド監督には敬意を表して、2作とも観に行こうと思います。
話題になっているってのを聞いて、「またアメリカ主体の映画か」と最初は
くだらないなぁって気分でした。
クリント=イーストウッドの映画って「勧善懲悪」のイメージありますしね。
アメリカって善か悪かの二元論好きですしね。
でも、硫黄島の戦いを二元論で話作られたらたまらんなぁ、とストーリーが
気になってHPを覗いたら…あれ、まぁ!
良い意味で期待を裏切ってくれてますね。
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
「日本の皆様へ」と題したクリント=イーストウッド監督のメッセージがあります。
親切に日本語に訳してくれてて、有難く読んだらその内容に感動しました。
「最も美しい戦争写真」と言われた、硫黄島で星条旗を立てている6人のうち
生き残った3人が政治に利用されたことをテーマにした「父親たちの星条旗」と
いうアメリカ視点の映画も同時に作っていたんですね。
さらに、「硫黄島からの手紙」では日本の視点から作ってくれているんですね。
名言集に是非載せないといけないメッセージもあります。
惜しむらくは…翻訳した人、若いですね。
気になる表現が少しばっかり見られるのが残念です。
「太平洋戦争」は、まぁアメリカ人からしたら間違っていないからいいけど。
「生きざま」なんて日本語、ここで使っちゃいかんでしょう。
格調が落ちてしまいますよ。
原文欲しいな、と思いましたがどこにメール送ったらいいのか分からないので
それについてはひとまず我慢しときます。
…と、ろくに翻訳できない私が思いました(^^;
「私が観て育った戦争映画の多くは、どちらかが正義で、どちらかが悪だと描いてました」
これは、もう、その通りですね。
「そんなもん」とか「仕方ない」と言われればそれまでなんですけど。
西部劇では勇敢なカウボーイと“野蛮なインディアン”が戦うお話ばっかりです。
ベトナム戦争では、嫌らしい“ベトコン”相手に勇敢な米兵が立ち向かいます。
初めてインディアン(今はネイティブアメリカンか)の視点で描かれた映画が
「Dances with Wolves(ダンス・ウィズ・ウルブス)」らしいですが、
これって1990年でしょ?
それまでずっと白人視点の映画ばっかりだったんですな。
ちなみに、ベトナム戦争映画で初めてアメリカ人がアメリカ批判した作品が、
私が知る限り「Platoon(プラトーン)」でこちらは1986年。
こちらは結構早いですね。
今度の映画は、「どちらか」ではなくて「両方」からある事象を眺め、それを
描こうとしている点で画期的ですし、アメリカが対日戦争の映画でこのような
試みをしていることに柄にも無く感動しました。
…泣けるぜ。←わかるかい?
クリント=イーストウッド監督には敬意を表して、2作とも観に行こうと思います。