タイトルはこれで良かったのか?
私が小さい頃、父が軍隊時の話をしてくれた。
同じ上等兵だった戦友の話だ。
その戦友とは宮本武蔵の事で話しが合ったという。
ところが、その戦友はかなりの大胆者だった。
夜な夜な将校の服を黙って借りて、将校姿で外出していた。(将校は夜間外出が可能。門番に止められない)
遊郭で女郎たちと遊ぶためである。
何度も何度も、しかし、いつまでも上手くいく筈がない。
とうとう上官の将校にバレて捕まってしまう。
そして、死ぬかと思うほど竹刀でメチャクチャ打たれたという。
しかし、その戦友は呻き声一つ上げなかったと、父が感服しながら言う。
まだ私が小学6年生くらいの時に話してくれたと思う。
ボクに強くなれと云いたかったのか?それほど遊郭は楽しいぞ、と云いたかったのか。。
山下清弦の隣の子供。