あのハンバーガーおいしかったなぁ。また食べてみたい。
三才か四才の頃なのか、定かではないが、26才の美しい母と一緒に食べた。
那覇市からタクシーで、かなり時間がかかったので、多分、コザ市だと思う。
母の知り合いが経営する、小さなスナックだ。カウンターに母と並んで座る。
「ここのハンバーガーが沖縄で一番おいしいのよ!」と母が二つ注文する。
おおきなハンバーガーが出てきた。カウンターの女性がやさしく笑う。
ガブっとばかしに噛み付くと、クーンとタマネギとマスタードが鼻にぬける。
しかし、ほんとうに美味しかったのだ。あの強烈な味を子供心に覚えている。
沖縄には去年も一昨年も、毎年のように、七、八回は行っているが、未だに
ハンバーガーを食べる機会に巡り会わなかった。ソフトクリームもおいしいよ。
ひさしぶりの母との遠出、タクシーで夜の町や山を見ながら那覇へ向かう。
眠さをこらえ窓から外をみてると、ずーと同じ窓に見えるものがある。
タクシーは走っているはずなのに、「母ちゃん、お月さまが走っているよ!
このタクシーを追いかけているの?」運転手さんが「那覇まで一緒に行くさ」
母はクスクス笑う。 若かりし母との想いでさ! キューピーボク kibaruzo
三才か四才の頃なのか、定かではないが、26才の美しい母と一緒に食べた。
那覇市からタクシーで、かなり時間がかかったので、多分、コザ市だと思う。
母の知り合いが経営する、小さなスナックだ。カウンターに母と並んで座る。
「ここのハンバーガーが沖縄で一番おいしいのよ!」と母が二つ注文する。
おおきなハンバーガーが出てきた。カウンターの女性がやさしく笑う。
ガブっとばかしに噛み付くと、クーンとタマネギとマスタードが鼻にぬける。
しかし、ほんとうに美味しかったのだ。あの強烈な味を子供心に覚えている。
沖縄には去年も一昨年も、毎年のように、七、八回は行っているが、未だに
ハンバーガーを食べる機会に巡り会わなかった。ソフトクリームもおいしいよ。
ひさしぶりの母との遠出、タクシーで夜の町や山を見ながら那覇へ向かう。
眠さをこらえ窓から外をみてると、ずーと同じ窓に見えるものがある。
タクシーは走っているはずなのに、「母ちゃん、お月さまが走っているよ!
このタクシーを追いかけているの?」運転手さんが「那覇まで一緒に行くさ」
母はクスクス笑う。 若かりし母との想いでさ! キューピーボク kibaruzo