ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

秋のおすすめ ⑧ 京都大原 三千院  その1

2008-10-31 21:35:01 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

【客殿から見た聚碧園しゅうへきえん】 金森宗和作




緑の楓と苔、本当に目映いですネ  もうすぐ紅葉に変わりますヨ。



客殿でもお抹茶をいただくことができるのですが私は、三千院ではお抹茶を

飲んだことがありません。

どうしてかって  何時も宝泉院・勝林院・実光院・三千院の順で拝観するので

三千院と訪れたときには、すでに2杯いただいているの・・・。




客殿内にある坪庭

足を止めて見ている人・・・いるのかなぁ。 結構いいお庭なんですけど  




秋のおすすめ ⑦ 天台宗 魚山 大原寺 実光院 その2

2008-10-30 20:46:22 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

客殿西側にある旧理覚院庭園(池泉回遊式庭園)

実光院で有名なのが  不断桜  秋から春にかけて咲く桜です。

秋の紅葉の季節に、桜と紅葉が同時に観賞できます。

不断桜の前にある池は、ひょうたん池



不断桜   お花だけ見ていたらまるで春
 


紫式部もありますよ 



金毘羅山や小塩山を借景に取り入れるために庭木を低くしているそうです。


サツキの頃に来るのもいいかも   私はこの風景が好きです。

ちょっと腰をかけてボ~っと眺めていたい風景です。



庭の西北にある茶室 理覚庵



茶室前には手水鉢 鉢のまわりにはの苔と季節の花



花の名前は  もちろんわかりません。そういえば常寂光寺でも見ました。



石塔と万両



あけび



石塔と秋明菊




紅葉がとってもきれいなので三千院にいかれたら是非立ち寄って見てください。

秋 その2         雪景色




【実光院】
◎拝観時間:9:00~17:00  ◎拝観料:600円(お抹茶&菓子付)
◎アクセス:京都バス「大原」下車徒歩10分
 三千院から勝林院へ行く途中にあります。

秋のおすすめ ⑦ 天台宗 魚山 大原寺 実光院 その1

2008-10-29 22:00:16 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25


実光院は、慈覚大師円仁の九代目の弟子寂源が、天台声明を伝承する為に建立した勝林院の子院です。




門を入るとまず目に入ってきたのが黄色の実をつけた千両。黄色い実ってかわいいですね。




・・・で本日2杯目のお抹茶です。 ごちそうさまです。 



客殿南側には、旧普賢院庭園(契心園けいしんえん)という池泉鑑賞式庭園 江戸後期作庭



客殿西側には、旧理覚院庭園 池泉回遊式庭園が広がります。(明日ご紹介します 



障子ないので南西のお庭が一続きの景色として見ることができるんですよ。



【契心園】

心字の池に津川から導いた滝の水が流れ落ち、滝口の近くには蓬莱石組があります。

築山の松は鶴を、池の島は亀を表象しています。また、築山には石造の五重塔を配置し、

池のこちら側を俗世間、向こう側を仏の浄土に見立てているそうです



今の時期、苔が本当にきれいです。 

心字の池に津川から導いた滝の水が流れ落ちています。

築山の松は鶴を、池の島は亀を表しています。



秋には、これに紅葉がプラスされます。 





秋 その1

秋のおすすめ ⑥ 天台宗 魚山 大原寺 勝林院

2008-10-28 21:40:13 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

勝林院は、かつての聲明(しょうめい)の修業道場。大原問答でも知られています。


      ※聲明・・・・仏典に節をつけたもので儀礼に用いられる宗教音楽
      ※大原問答・・浄土宗円光大師法然上人が顕真法師の請に応じて大原勝林院で
               浄土の宗義を論談せられたことを云う。

      堂内にてボタンを押すと実際に声明を聞くことが出来ます。




本堂には、美男と言われている阿弥陀様



彫刻がとてもすばらしいです。



宝泉院、実光院は、この勝林院の子院です。



紅葉          冬景色



【勝林院】左京区大原勝林院町187
◎拝観時間:9:00~17:00    ◎拝観料:300円
◎アクセス:京都バス大原より徒歩10分

秋のおすすめ ⑤ 大原 宝泉院その3 - 宝楽園 -

2008-10-27 21:56:02 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

宝楽園(仏神岩組雲海流水回遊花庭) 2005年に完成した新しい庭園です。



地球太古の創世に遡り、その原初の海を想像した庭園



白川砂は、海流水を表しています。



四季をとおしていろんな花が咲きますが秋は、きのこ 



このお庭は、石組みが見事なお庭です。





宝泉院の四季をご紹介  


                                 




【宝泉院】
◎拝観料(茶菓付) 800円 ◎拝観時間:午前9時~午後5時
◎アクセス:『京都駅』→京都バス17番・18番を利用、所要時間は約65分です。
 場所は三千院の前を通り過ぎ突き当りの勝林院の隣です。

秋のおすすめ ⑤ 大原 宝泉院その2 - 鶴亀庭園 -

2008-10-26 16:21:18 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

鶴亀庭園

部屋の中から格子越しに鑑賞するのが 



池の形が羽根を広げた鶴で築山が 、山茶花の古木を蓬莱山と見立てています。



部屋の中から見るのも縁側から見るのも場所を変えて見るのもいいですよ  



囲炉裏の間



玄関横には小さな滝、どの場所をとっても絵になります。



玄関横の塀には、いつもかわいいお花が生けてあります。



表門の前にある庭には、桔梗の花



そして宝楽園(仏神岩組雲海流水回遊花庭)に

秋のおすすめ ⑤ 大原 宝泉院その1 - 額縁庭園 -

2008-10-25 22:05:48 | ちょいぶら京都 -洛北-
08/10/25

今週は、何度となく訪れている大原をご紹介します。

まずは、柱と柱を額縁に見立て鑑賞する額縁庭園を眺めながらお抹茶とお菓子をいただきます。

庭園の名前は、盤桓園(立ち去りがたいという意)です

 

竹林の間からちらっと見える大原の里



私はこの場所が大好きです  



人がいない  と思われるでしょうが先ほどまでにぎわっていました。



ようやく人も少なくなり数人の人とともに眺めています。

紅葉のシーズンには、こんなにのんびりと眺めることは出来ません 



書院の障子は、全部はずされていて素敵な景色を眺めることができます。 



水琴窟 突き出ている竹筒に耳をあてるときれいな音色が聞こえてきます。



五葉松 樹齢700年 



五葉松もリッパですが苔もきれいですよ 



玄関を入った正面からみる五葉松、近江富士をかたどっています。



廊下の天井には関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い伏見城中で

自刃しました。その武将達の霊を慰め、供養のために自刃した場所の床を天井にして

祀ったものです。 (パンフレットより)



障子越しに見た竹林



部屋の中から格子越しに見た鶴亀庭園



明日は、鶴亀庭園をご紹介します。 

秋のおすすめ ④ 愛宕街道

2008-10-24 21:09:54 | ちょいぶら京都 -洛西-
08/10/19

祇王寺を後にし、ちょっと足を延ばしてみることに



ひさしぶりに愛宕街道を歩いてみることに・・・・ここは別世界のようです。

楓が紅葉すると又違った素敵な風景になりそうです。



鮎の店・・・鮎、食べたい 

今日の最終目的は、平野屋さんで鮎といきたい所ですが『志んこ』を食べに 



『志んこ』とは、米粉で作る素朴なお菓子



ひねった形は山のつづら折を表しているそうです。

お皿の上には、白、抹茶、ニッキの3種類の志んこ&薄茶&桜湯のセットで840円です。



そして平野屋さんには、わんこがいました。



平野屋さんの店の前をずっと歩いて行くと清滝へと通じます。

清滝=ゆうれいトンネル  やめよ。 今度にしよう 

そして今歩いてきた道を戻るのでありました。 

秋のおすすめ ③ 祇王寺

2008-10-23 21:37:47 | ちょいぶら京都 -洛西-
08/10/19

祇王寺は、法然上人の門弟良鎮に依って創めらた往生院の境内でした。

いつの間にか荒廃して尼寺として残り、祇王寺と呼ばれるようになったそうです



今日は、 まろみちゃん に会いに来たのですが会えませんでした。 



でも苔は相変わらずリッパです。 緑一色でした。



秋になれば緑の苔に紅葉が映えてとっても 



7・8月の頃、苔は黄緑でとってもきれいです尋ねて見てください。








                     




今回は訪れていませんが祇王寺をまっすぐ上ったところにある滝口寺をご紹介します。

小西真奈美さん主演の映画『天使の卵』のロケ地です。 画像をクリックすると以前ご紹介した画像がでます。
      
新緑の滝口寺                              紅葉の滝口寺

          


秋のおすすめ ② 落柿舎

2008-10-22 19:55:54 | ちょいぶら京都 -洛西-
08/10/19

落柿舎らくししゃ は、松尾芭蕉の門下・向井去来の住居跡 です。

落柿舎の由来

庭に柿木が40本あり、上人が一貫文を出して、柿の実を買う約束をしましたが
その柿木が嵐で一夜にして柿が殆ど落ちつくしたそうです。
そのことから向井去来自ら落柿舎と名づけたそうです。
今も落柿舎には、柿の木がたくさんあります。 この日の柿は、まだ青かった。 



一枚目の写真は、常寂光寺に行く前に撮影したのでまだ門が閉まってます。



                 E 落柿舎の中まで見たい方は ポチッ と