下位互換と発表されたばかり任天堂の次世代据え置きゲーム機 Revolution(コード名)ですが、
Business Week の特派員による
Revolution について岩田社長とのインタビューがアップされています。開発キットは既に配布しているとの事ですので 2006 年に発売という大方な予想は間違いはなさそうだ
。
前半は Revolution の入力方式に関する質問でどれも曖昧な答えだったし、綺麗なグラフィックは唯一の開発手段ではない文句は以前から岩田社長が言ってきましたので特筆する必要がない
と思いますが、個人的に面白い Q/A
を簡単に訳しました
ので次世代機噂好きな方はどうぞお読みになって下さい
。
「任天堂が負ける」という意見について | Q: | MS の新しい Xbox が本年度末に出ると言われています。これが事実なら、あなたより一年先に走る事になり、ソニーではなく任天堂は惨敗すると言われています。これについてどういうお考えですか。 |
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A: | 任天堂は勝つか負けるかはお客さんがどう Revolution に反応するかによりますが、現在反応がない(実質発売されていない)のでその質問に答えられません。一年か二年後、最終的に誰が正しい選択をしたかを楽しみにしております。私達が正しい決断をした事に自信があります。 |
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いつもの岩田さんらしいユーモアでありながら論理的で自信満々な発言ですね。
任天堂は何を学んだか | Q: | それでも多くの人達が、過去の据え置き機の失敗から教訓を学ぶべきだと言いますが、岩田さんは任天堂の失策から何を学んだのでしょうか。 |
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A: | ここで二つの教訓を挙げるべきでしょう。一つは領地の違いと必要性を理解する事で、もう一つはタイミングの重要性を知る事です。どのタイミングでハードウェアをリリースすべきかは重要ですし、いつ高品質なソフトウェアを提供できるかも重要です。 |
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これはどういう事でしょう…
意味深くて読めませんね
。DS と同じように異質な遊びを提供するとされる Revolution だから他の次世代据え置き機とは領地が違うのは分かるが
、一応家庭ゲーム機のブームを起した革命的な会社だから必要性は当然あると思うのですが…
任天堂自社タイトルに影響される可能性がある 3rd メーカーについて | Q: | 任天堂は世界有数な大手ソフトメーカーの一つですが、EA のようなメーカーさんが参入しにくくなるほどの大作を持っていますか。彼らも対抗しなければならないので。 |
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A: | 当然ながら 3rd ソフトメーカーもみんなもそうですが、ゲーム開発関係に増えつつあるリスクに直面し、資源を正しい場所やプラットフォームに振り分ける必要があります。喜んで 3rd サポートのために大金を注ぐのは私達の競争相手(ハードウェア事業でいうと)ですが、任天堂が注目されるほど適切な戦略を見つけられれば 3rd メーカーも私達のプラットフォームで開発すると信じています。 |
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うむ…
適切な戦略を見つける事はもちろん大事なのだが、3rd メーカーへある程度の情報(ノーハウとかも含めて)提供とサポート(技術に限らず人情的な支援も含めて)は必要だと思うなぁ
今年のE3は新ハード3機種揃っての
豪華なお祭りになるのでしょうね。
5月が待ち遠しいです。
年末に入ったら本格的に次世代機戦争が始まるからドキドキします^^)
現状、任天堂は Revolution をゲーム機っぽいものに仕上がるつもりはなさそうなのだが、やっぱり映像的な進化も見せてほしいです^^)
本体の形も早く見たいな~