当会のある旧潟東村一般栽培の圃場はラジコンヘリの空中散布によるカメムシ類
やイモチ病の防除を年2回行なっています。当会の圃場は栽培指針の関係で当然、
防除除外区域となっています。当会以外にも旧潟東村では特別栽培米に取組んでい
る農家が多かったり、反当り約4千円の防除費等がネックとなり防除除外区域はか
なりの範囲になっているようです。数年前までは大型ヘリによる一斉防除が行なわ
れていましたが騒音公害など、色々な問題が発生したため中止となりました。
7月21日から始まったラジヘリによる空中散布を観察してみました。一台のラ
ジヘリには操縦士の外に数名のスタッフが係わり、薬剤の調整や圃場の確認作業な
どが行なわれ、防除除外区域との境界も思いのほかキッチリ区別されていました。
稲作の病害虫防除の評価は避けますが、生産者には農薬使用のルールを守った上
での選択肢がいくつかあるのは良い事だと思います。当会としては長年減農薬での
栽培を継続してきた実績と自信で消費者の方より評価して頂いています。